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みなさん、バイオハザードというゲームをご存知ですか？本作はその映画化ですが、なぜか登場人物がことごとくキャラ崩壊を起こしています。そんなキャラ崩壊を埋め合わせるかのように不必要なまでにバイオ要素が散りばめられており、なんとかバイオ映画の体裁を保っています。キャラ崩壊をギャグとして楽しめる方にオススメです！

みなさんは大災害があった時、シェルターに入れると思いますか？この映画は、巨大隕石の落下が迫る中、シェルターに選ばれた家族を描くスリラーです。しかし報道は真実を隠し、選ばれたがばかりに他人から狙われ続ける。さらには息子に悲劇が襲い…。隕石の降り注ぐ光景はまさに地獄です。

超低予算型Z級映画！登場人物わずか4人。トイレから上がる火柱のCGは大学の学園祭レベル。極め付けはテーマソングの謎のビープ音。安っぽさをトイレエクソシズムというパワーワードでまとめ上げた剛腕は認めるが、残念ながらZ級映画の壁は越えられなかった。

みなさん、曰く付きの部屋に泊まりたいですか？この映画は、呪いの部屋に好き好んで泊まった記者が怖い目にあうホラーです。この部屋はあなたが目を背けたい過去を突きつけてきます。それと向き合った時、人生はどのように変わるのでしょうか…

みなさん、ゾンビ映画の源流に触れたくありませんか？この映画はゾンビ映画を群像劇として成功させた過去の名作のリメイクです。ゾンビも走るタイプにアップデートされており古臭さはありません。初期のウォーキングデッドが好きな人にはオススメです。

みなさんオーストラリアは好きですか？この映画はオーストラリアでワイルドツアーをしていた観光客が、ワニに襲われる話です。川は黒く濁りワニがどこにいるのか全くわかりません。モデルとなった事件では二人は助かりましたが、木の上に逃れた一行は果たして助かるのでしょうか？

高度な知恵を持つ宇宙生命体シンビオートに寄生された記者エディを描く、ダークヒーローアクションムービー第2段。今回は同種のシンビオートカーネイジがヴェノムの目の前に立ちはだかる。しかもヴェノムとエディは仲違いし分離してしまいます。暴れ回るカーネイジを止めることはできるのでしょうか！？

みなさん、ストレス解消したいですか？この映画は恐怖の遊園地で、男が一夜を明かす話です。もちろん遊園地のキャラは男を襲いますが、この男只者ではなく、次々と襲うくる恐怖のキャラをこともなげにスクラップにし燃えないゴミにします。敵が目の前にいても休憩時間はきっちり取る。そんなストイックさがクスッとします。

悪魔憑き系ホラー。その悪魔は女性のみに取り憑き、その女性を肉食系の裸族にします。しかし操り人形のような動きになってしまうので、セクシーさはいまいちです。この悪魔に立ち向かう少年は専門家に一切頼らず、ネット検索だけで正体を突き止めたりツッコミどころ満載ですが、ラストのどんでん返しは見事。

事故物件を鬼畜契約で買ってしまった男の不幸を描くホラー。家を買う時にはその前歴とローン契約をきちんと把握することの重要性を教えてくれます。よくある呪いの物件系ホラーですが、かつては市民権のなかった社会的タブーに切り込むなどちょっと考えさせられます。

この映画は、ソ連の偵察隊がナチスの改造人間に襲われるホラーです。改造人間のバリエーションが豊富でただただ圧倒されますが弱点も多く、どこかバイオハザード風味です。ナチスの改造人間は非人道的ですが、実はソ連側も闇を抱えています。最後の勝者を見届けてください。

亡くなった息子の友人が、家族の問題を次々と解決していくスリラー。問題解決の方法が実にバイオレンス。友人の正体をめぐるサスペンスかと思いきや、米軍の陰謀も絡みアクションスリラーになった。もっと登場人物を掘り下げればグッと面白くなったろうに少し残念。

みなさん、他の人とは違う体験がしたいですか？この映画は先住民に会うためジャングルの奥地に向かった都会の若者たちを描くサバイバル映画です。アマゾンの剥き出しの自然の中に一人ぼっち。その孤独が次第に精神を冒していく様子が印象的です。実は実話。

みなさんは自分の余命が残りわずかだと知ったらどうしますか？この映画は余命がわかるアプリをインストールした若者たちを描いたホラーです。余命わずかとわかった看護師クインはその運命に抗おうとするが…。利用規約を読むことの大切さを教えてくれる映画、運命からは逃れられない。

ロシア発エイリアンホラー！しかしその実態は複雑な人間描写を描いたドラマです。人命第一の女医、罪悪感を抱える英雄、祖国の誇りを守ろうとする軍人、各々の矜持がエイリアンの存在で浮き彫りにされぶつかっていきます。エイリアンものなのに暗く重い雰囲気にさせるのはロシアならではという感じです。

みなさん、ゾンビ映画はハリウッドの専売特許だと思っていませんか？このゾンビ映画はなんとブラジル発。どこか昭和の空気が漂っており、2013年の映画ながら電子機器が一切出てきません。それどころか怪我の治療に使うのはなんと薬草です。ゾンビ映画としてもグロありスプラッシュありで汚く実に伝統的です。

この映画は、語り部と悪魔インクの戦いを描いた現代ファンタジーです。多くを説明しない作風ですが、伏線はしっかりしており見応え十分です。ハイセンスな描写の数々も光り、必要なことはビジュアルで語る。硬派でちょっと上級者向けの一本です。

みなさん煽り運転にあったことはありますか？この映画では、煽り運転の恐怖を語るだけでなく、自身の運転マナーを見直すことができます。悪いのは運転マナーを犯した者か、煽ったものか…はたまたもっと別の何かなのか。現代社会の闇を垣間見せる一本。

みなさん、正義をなすには何が必要だと思いますか？この映画は力なき正義が無意味であることを実によく教えてくれます。心のままに正義を貫いた結果、何が残るのか見届けてください。貧困層と富裕層の対立のような背景もありそうな一本。