【蘇る思い出】映画「ゴーストバスターズ/アフターライフ」が5分でわかる!【ネタバレあり】

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2021年アメリカのコメディ映画
主演者はキャリー・クーン, フィン・ウルフハード, マッケナ・グレイス

こんな人にオススメ!
・ゴーストバスターズのファン
・派手な映像美が好きな方
・早い展開でも大丈夫な方

映画「ゴーストバスターズ/アフターライフ」が5分でわかる!

あらすじ

おじいちゃんはゴーストバスターズ

老人の元に見えない何かが迫ってくる。
それは煙のようであったが、動物のような形をとると背後から老人に襲いかかる。
老人は最期にセンサーのような装置を作動させると、火の玉が出てきてどこかに飛び去っていった。

この老人の娘で二児の母キャリーは、家賃が払えず借りていたアパートを追い出されていた。
キャリーは老人と長年疎遠だったが、他に住む家もなく2人の子供と老人の家に引っ越す。

長男トレヴァーはアルバイトを始め、長女フィービーはサマースクールに参加する。
フィービーは、サマースクールの講師で地震学者のゲイリーと出会い、この街で頻発する地震についてゲイリーと意見を交換する。
その帰り、フィービーは同級生のポッドキャストに街を案内してもらい、かつて鉱山跡で起こった怪奇現象の話を聞く。

フィービーが家に帰ると、チェスのコマが勝手に動くなど怪奇現象が起きていた。
フィービーが老人が持っていたセンサーのような装置を手に取ると、床下に隠されていた金属の箱が見つかる。

翌日金属の箱をゲイリーに見せると、それはゴーストトラップであることがわかる。
ゲイリーが装置に電極をつないでをトラップを起動させると、その中から真っ黒なゴーストが飛び出てきて鉱山跡に飛んでいった。
ポッドキャストはフィービーの祖父がかつてゴーストバスターズだったことを確信し、ゲイリーとフィービーの家を訪ねる。

ポッドキャストは書籍を漁り、トラップから飛び出てきたのは破壊の神ゴーザの封印を解くキーの一つであることを知る。
トレヴァーはバイト仲間と鉱山でドライブを楽しんでいたが、鉱山の中から火の玉のような何かが飛び去っていくのに出くわす。

プロトンパックとECTO-1

フィービーがセンサーのような装置に導かれるまま外の物置に入ると、その地下室には壊れた何かの装置があった。
その装置はプロトンパックというもので、バックパックに銃がつながったものだった。
フィービーが何かに導かれるようにそれを修理すると、その銃口からは電撃が走り、対象をあっという間に黒焦げにした。

フィービーとポッドキャストはプロトンパックとゴーストトラップを持って工場跡地に行き、金属を食うゴーストマンチャーを見つける。
2人はマンチャーを捕らえようとするが失敗し、マンチャーは街に逃げる。

祖父のイゴン・スペングラーが80年代ニューヨークを襲ったゴーストを退治したゴーストバスターであることを知ったフィービーは、トレヴァーの運転するECTOー1で工場で逃したマンチャーを追う。
フィービーは街を破壊しながらもマンチャーを鉱山前で追い詰め、ポッドキャストと協力してトラップに閉じ込めることに成功する。

しかし無免許運転だったトレヴァーは警察に捕まり、3人は留置所に入れられる。
フィービーは留置所の電話を借り、かつてイゴンの同志だったゴーストバスターに連絡を取る。
ゴーストバスターズはイゴンがかつてプロトンパックとECTOー1を勝手に持ち出したためすでに廃業していたが、かつてのメンバーはそれぞれに成功していた。

キャリーとゲイリーが身元の引き受けに来たためフィービーらは釈放されるが、プロトンパックとECTO-1は警察に没収されてしまう。

ゴーザ復活

その帰りスーパーマーケットに寄ったゲイリーは、小さなマシュマロマンと悪魔のような生物に出くわす。
ゲイリーは車で逃げようとするが、悪魔から逃げきれず犠牲になる。

フィービー、ポッドキャスト、トレヴァーとそのバイト仲間のラッキーの4人は、鉱山に何があるのか確かめるため、鉱山跡の大穴を降りる。
その先には何かの神殿があり、大穴の先からは大量のゴーストが上がってきていた。
しかしそのゴーストは、プロトンパックの自動射撃装置により穴の奥に再び押し込められ、フィービーはイゴンがこのために準備をしていたことを知る。

フィービーはそのことをキャリーに知らせに帰るが、キャリーは悪魔に襲われ体を乗っ取られた後だった。
同じように悪魔に体を乗っ取られたゲイリーは神殿のプロトンパックの自動射出装置を破壊しており、大穴からはゴーザが復活しようとしていた。

フィービーら4人は地下室でゴーストバスターズの装備をとり、イゴンが畑でゴーザを捕らえる計画であることを知る。
ポッドキャストは捕らえたマンチャーを使い、ECTOー1とプロトンパックを取り返し、4人は鉱山に向かう。
鉱山ではすでにゴーザ復活の儀式が始まっており、キャリーとゲイリーが復活に必要な鍵の神と門の神に姿を変えたところだった。

フィービーは復活したゴーザに話しかけている隙にポッドキャストがラジコンカーを走らせ、キャリーだった神をトラップに閉じ込める。
するとキャリーの体から神が離れ、キャリーは正気に戻る。
トレヴァーはECTOー1を運転し、フィービーとキャリーを助けてイゴンの家まで逃げる。

ゴーストバスターズ最集結!

イゴンの家の畑でイゴンが作った装置を使いフィービーらはゴーザを迎撃するが、後一歩のところで取り逃す。
ゴーザがキャリーらを攻撃しようとしたところに、かつてのゴーストバスターズの3人が現れ、プロトンパックでゴーザを一斉射撃する。

しかしそれも跳ね返されピンチに陥るが、フィービーがゴーザをプロトンパックで撃つ。
プロトンパックの銃口を持つフィービーにはイゴンの霊が寄り添っており、体制を立て直したゴーストバスターズとゴーザを撃つ。
トレヴァーとキャリーが故障した畑のトラップを作動させると、街中に広がったゴーストたちは次々と畑の中のトラップに閉じ込められていき街は平穏を取り戻す。

全てを終えたゴーストバスターズはイゴンを信じてやれなかったことを詫び、フィービーに礼を伝える。
イゴンの霊はキャリーを抱き締めると、光の粒となって再び消えていくのだった。

レビュー・考察

言わずと知れた名画ゴーストバスターズの続編。
本作単品でも説明が丁寧なのでわかるようにできてはいます。
過去のゴーストバスターズの活躍を知らないフィービーやポッドキャストの視点で物語を眺める感じ。
でもゴーストバスターズの復活シーンとか、ファンなら感涙モノなんだろうなーというシーンで全く入れなくなるので、先に過去作を見ることをオススメします。

ゴーザ復活の条件

ゴーザの復活には狛犬のような鍵の神と門の神の合体が必要。
この内一体は映画冒頭の時点ですでにおり、イゴンを襲撃していた。
もう一体はイゴンがゴーストトラップに捕らえていたのだが、ゲイリーが強引に開いて解放してしまった。
何しやがるんだこの野郎!?

ゴーザ復活には、鍵の神と門の神の依代となる魂が必要で、その魂になったのがキャリーとゲイリー。
その合体がゴーザ復活の儀式で、見事ゴーザは復活する。
ゲイリー大活躍である。

イゴンの想い

ゴーストバスターズの一員イゴン・スペングラーは、かつてゴーストバスターズの装備すべてをもち、娘キャリーを捨てオクラホマに勝手に引っ越した。
そのせいでゴーストバスターズの面々からだけでなく、キャリーからも恨まれることになる。
しかしそれはあの鉱山にゴーザがいることを知っており、その復活を食い止めるためだった。

ちゃんと説明すればわかってもらえたような気しなしないが、おそらくかなりのコミュ障だったのだろう。
せめて何か書き残しておいてくれれば、ゲイリーがゴーストトラップが開けることもなく、ゴーザ復活を阻止できていたのに…。

キャリーの夫は?

ラストシーンでイゴンの妻(おそらく内縁)は、序盤でイゴンの家に来た彼の財産管理をしているという老婆であるらしいことが描かれる。
2人の娘がキャリーでその子供がトレヴァーとフィービーな訳だが、キャリーの夫が謎のままである。
作中でほとんどその存在に触れられないあたり、キャリーとゲイリーとのロマンスを取り込むための要素に過ぎないのだろう。
シングルマザーにしないと、ロマンスと子持ちという設定が両立しないしね。

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