【怒髪天ステイサム】映画「キャッシュトラック」が5分でわかる!【ネタバレあり】

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2021年のアメリカ映画
主演者はジェイソン・ステイサム、ホルト・マッキャラニー、ジェフリー・ドノヴァン
息子の復讐に燃える警備員を描いたアクション映画

こんな人にオススメ!
・因果応報な話が好き
・超怖いステイサムが見たい
・ダメなやつ一人で組織が壊滅することを知りたい

映画「キャッシュトラック」が5分でわかる!

あらすじ

・新人パトリック

現金輸送車の武装警護を専門とするフォーティコ社が警備を請け負っていた現金輸送車が襲撃され、警備員が犠牲になる事件が起こる。
そのフォーティコ社にヨーロッパの警備会社に勤めていたパトリックが入社してくる。

パトリックが乗る現金輸送車は、最初に任務でいきなり強盗に襲われ、仲間の警備員が強盗に捕まってしまう。
パトリックとペアを組むデイブは金を捨てて逃げようと取り乱すが、パトリックは冷静に対処しひとりで強盗を倒す。

警察に事情を聞かれたパトリックは、警備員が犠牲になった強盗事件の映像を見せられ、そこに何かを見つける。

・パトリックの過去

話は遡り、パトリックがフォーティコ社に入る前のこと。
パトリックは久しぶりに息子ダギーと会っていたが、側近のマイクにフォーティコ社の現金輸送車の行き先を知らせるよう頼まれる。
パトリックは息子といるので断ろうとしたが懇願する様に折れ、息子ダギーを車内に残して依頼を果たす。
その直後、現金輸送車は強盗に襲撃され、フォーティコ社の警備員が死亡する。現場のすぐそばの車内にいたダギーも強盗に撃たれ、パトリックも重傷を負う。

死の縁を彷徨ったパトリックは数ヶ月寝込んだのち回復し、FBIの捜査官からこの事件の容疑者のリストを入手する。

実はパトリックはギャングのボスで、その側近マイクはFBIのリストを元に犯人を探していた。
しかし手がかりは掴めず、パトリックはマイクにさらに過酷な調べ方をするよう命じる。

拷問による過酷な調査でも犯人はわからず、マイクはフォーティコ社の内部に密通者がいるのではないかとパトリックに話す。
そしてパトリックはフォーティコ社に入社し、その警備員一人一人の素性を密かに洗っていたのである。

・際限なき欲望

ダギーを撃った強盗たちは、もとはチンケな窃盗団だったが、現金輸送車を襲うことに味を占め犯行を繰り返していた。
そしてフォーティコ社の現金輸送車を襲った時、強盗のジャンは警備員に反撃に会い素顔を見られたため、警備員と現場近くにいたダギーを殺し、パトリックを撃っていたのだ。

その5ヶ月後、強盗たちは再び集まり、現金輸送車の集まる車庫を狙うことで一攫千金を狙っていた。
その日はブラックフライデーが行われており、ショッピングモールから集められた1億8000万ドルもの現金が集まる予定になっていたのだ。

フォーティコ社はこの警護を担当しており、パトリックも現金を輸送車に積み込み、上司のブレットと車庫に向かうことになっていた。
しかしその途中、ブレットは現金輸送車の情報は強盗にリークされており、死にたくなかったら強盗たちには逆らうなとパトリックに言う。
実はブレットこそがフォーティコ社内の内通者で、ダギーの死にも関わっていたことがわかる。

・果たされた復讐

ブレットの運転する現金輸送車は強盗たちを荷台に乗せ、現金輸送車が集まる車庫に戻る。
車庫に着くや否や強盗たちが荷台から現れ、次々と車庫を制圧する。

パトリックは強盗に縛られていたが、隙を見て反撃、強盗の一人を倒す。
パトリックは強盗の持っていた銃を奪い次々と強盗たちを倒していく。

フォーティコ社の警備員たちと協力し、強盗たちを追い詰めるパトリック。
しかしブレットが部下の警備員を裏切り射殺したため形勢は逆転、ブレットとジャンは大量の現金を奪い現場から逃走する。

ジャンとブレットは現金を持って車で逃げようとするが、ジャンがブレットを裏切り現金を独り占めして逃走する。

現金を手にしたジャンが寛いでいると、現金の山の中に隠してあった電話が鳴る。
それを取ろうとしたジャンが振り向くと、そこには死んだはずのパトリックが座っていた。

パトリックはジャンにダギーの検死報告書を見せ、ダギーがどこを撃たれたのか読み上げさせる。
そしてパトリックはダギーがジャンに撃たれたのと同じところを撃つ。

パトリック復讐を果たし、一人静かに去っていくのだった。

レビュー・考察

ジェイソン・ステイサムの本格アクション!
本作のステイサムは警備会社の警備員。
技能テストの結果は合格ギリギリで、あまり冴えない人物のよう…

と思ったら、その実ギャングのボス。
複数人の強盗を一人で無双できるほどの実力者で、その頭角を隠すためテストでは手を抜いていたのだ。
でも最初の仕事でさっそくその頭角を表してしまったら、テストで手を抜いていた意味って一体…??

なぜギャングのボスであるパトリックが警備会社に入社していたのか?
強盗団に殺された息子の仇を討つためである。

と言う倒置法のように話が進むので、時系列が少し混乱する。

流れを整理すると…
①強盗団がフォーティコ社の現金輸送車を襲撃
 素顔を見られてしまった強盗の一人ジャンが警備員とダギーを射殺する。
 ギャングのボスだったパトリックもそうとは知らないジャンに撃たれ、生死の境を彷徨う。
②回復したパトリックは、ダギーの仇を討つため、側近のマイクと拷問による調査を行う。
③しかしダギー死亡の真相はわからず、警備会社に内通者がいる可能性を疑う。
④パトリックは警備会社の内通者を探るため、フォーティコ社に入社する⬅︎映画の開始。
⑤強盗団はフォーティコ社の警備する現金輸送車の車庫を襲う計画を立てる。
⑥パトリックの上司ブレットが内通者で、彼の裏切りで警備員は壊滅する。
⑦逃走したジャンも、パトリックに見つかり敵討ちを果たす。

⑦でパトリックがどうやってジャンの居場所を知ったかというと、あらかじめ現金にスマホを仕込んでおり、位置情報で探り当てたものと思われる。
ラストでジャンの見知らぬスマホが現金の山に入っていた理由である。

この映画よく考えると強烈に皮肉な話になっている。
そもそもなぜ①の事件が起こったのかを考えてほしい。
この時パトリックはまだギャングのボスで、久しぶりの帰省で息子ダギーといた。
そこにギャングの側近マイクから電話がかかってきて、近くを通りかかる現金輸送車の行き先を教えてほしいと言われる。
ダギーといるので一度は断ろうとするものの、結局は懇願に折れ、事件は起こった…

つまりこの事件の最終トリガーはパトリックが引いていたことになるのではなかろうか。
そんな自身への怒りもあるのか、本作のジェイソン・ステイサムは超怖い。
笑顔のシーンが皆無で常に無表情で冷酷、その圧が凄まじい。
こんなん遠くから見た瞬間近寄らんわw強盗たちも一眼で逃げるはずである。

っていうか側近のマイクは現金輸送車の行方を強盗に伝えて、その手伝いをしていたくらいだから、強盗団の素性を知っていたはずでは??
それを隠していたとすれば、実はマイクこそが一番の黒幕なのかもしれない。

この強盗団も見事な統制で、人を殺めず華麗に金を盗んでいたのに、欲をかいたダメなメンバーのせいで全てが台無しになってしまった。
腐ったみかんの話のように、ダメなメンバーは一人でチームを壊滅に追い込むことができるということをまざまざと教えてくれる。
みなさんも仲間を集める時は気をつけよう。

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