【転居先の歴史は知ろう!】映画「喰らう家」が5分でわかる!【ネタバレあり】

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2015年のアメリカ映画
主演者はバーバラ・クランプトン, アンドリュー・センセニグ, リサ・マリ
片田舎に引っ越した夫婦が化け物に襲われるホラー映画

こんな人にオススメ!
・田舎に引っ越したい
・人間の恐怖を実感したい
・想像の余地を残した話が好き

映画「喰らう家」が5分でわかる!

あらすじ

・いわくつきの屋敷

街から雪深い地方に引っ越してきたポールとアニーの夫妻。
古くからある屋敷に住むことになったアニーは、この家の中に亡くなった息子ボビーの気配を感じていた。

そんな夫妻の元に近所に住むデイブとキャットの夫妻が訪ねてくる。
デイブによるとポールとアニーが住むこの屋敷はいわくつきで、19世紀に住んでいたダグマーという葬儀屋が死体を密かに売っていたとされ、その後絶望し死亡したのだという。
キャットは帰り際、ポールに密かにメモを渡し、屋敷から逃げるよう勧めていた。

・黒焦げの化け物

ポールはこの屋敷の地下がひどく暑いことに気がつき、修理を依頼していた。
しかし修理にきた作業員は、地下室で何かに襲われ大火傷を負う事故に遭う。

気味の悪くなったアニーは、霊媒師のジェイコブとメイ夫婦と、亡くなったボビーの友人ハリーとその恋人を家に招く。
ポールとアニーは、先に着いたジェイコブとメイ夫妻を連れてダイナーに入るが、入ってきた四人をダイナーの先客たちはジッと見つめていた。

その頃、一足遅れてハリーが恋人を連れ屋敷にやってくる。
ポールらはダイナーに行っており留守だったので、ハリーは先に屋敷に上がってくつろいでいた。
その時、誰もいないはずの屋敷で物音がしたため、ハリーは地下室を探りに行く。
すると地下室には全身真っ黒に焦げた人影がおり、襲われたハリーは死亡する。
それを見た恋人も車で逃げようとするが、真っ黒な人影は車の後部座席におり、恋人も死亡する。

・ダグマーの降臨

その日、閉店後のダイナーをデイブ夫妻が訪ねる。
デイブによるとダグマーの霊は30年おきに蘇り、その時屋敷に住んでいる者が犠牲にならないと、街全体に被害が及ぶと言う。

ダイナーから屋敷に帰ってきたジェイコブとメイは、この屋敷の中には闇が潜んでおり、闇がボビーのフリをしているという。
夜、眠っているポールの前に黒く焦げた兄妹が現れポールは驚くが、その悲鳴にアニーが目を覚ました時には誰もいなかった。

気分転換にアニーとメイは街に買い物に行くことにする。
その間屋敷に残ったジェイコブとポールは交霊会を行いボビーとの交信を試みる。

ジェイコブはボビーの霊に呼びかけるが別の何かを呼び寄せてしまい、体を乗っ取られる。
ジェイコブの体を乗っ取ったのはダグマーの霊で、死んだボビーは地下室で体を焼かれ続けているという。

その時、買い物からアニーとメイが戻ってきて、メイはジェイコブを乗っ取ったダグマーの霊と話す。
かつて街の人間は悪霊を呼び起こし、それを鎮めるため、ダグマーの一家を生贄にしたとダグマーは話す。

そしてとうとうジェイコブは自身を刺して死亡、アニーとポールが屋敷の外に逃げようとしたところデイブが銃を持ってやってくる。

・喰らう家

デイブをはじめとする街の人たちは、次々と屋敷の中に入ってきてポールらをダグマーの生贄にせんと狙っていたので、ポールとアニーは2階に隠れることにする。

しかし屋敷に入った街の人々の前に黒焦げの人影となったダグマーが現れ、街の人々を次々と屋敷の床や壁に吸い込んでいく。
街の人々は一人また一人と姿を消し、残ったデイブはダグマーに贄を殺してケリをつけろと話す。

デイブはポールとアニーに銃を突きつけ、屋敷に残ってダグマーの生贄になるよう言う。
しかしその時、デイブの背後をダグマーが襲いデイブは死亡する。

ダグマーは黒く焦げた子供二人を連れて消え去り、ポールは地下室にボビーの名を呼びかけるのだった。

レビュー・考察

落ち込んだら田舎に行こう!

それ死亡フラグです。

この映画は、心の傷を負った夫婦が田舎の屋敷に引っ越して怖い目に遭う話です。
この入りがホラーあるあるすぎてもうわざとやってんのか!?って感じすらします。

なぜわざわざ他所者が目立つ田舎に引っ越すのでしょうか?
田舎の閉鎖的なコミュニティは他所者を容赦なく追い詰めると言うのに。

この映画でも近所に住むデイブがめちゃくちゃ感じ悪いです。
いきなり人の家訪ねてきたと思ったら、勧められたコーヒー断ってウイスキーあるか?である。
これだけでもお引き取り願いたいのに、こんなんまだまだジャブ。
開口一番ここは曰く付きの屋敷なんだとか一方的に話し始め、新居に越してきたばかりにポール夫妻にグロトーク。
ラストはこんなところにいたら呪われそうだと捨て台詞で去っていく。

完全に人格が破綻している。
こんなんがこの田舎町では顔役みたいになっているあたりかなりヤバい。

さて、このひとかなりの曲者で、屋敷の秘密をよく知っている。
1859年に建てられたこの屋敷は、死体置き場の跡地だった。
以来怪奇現象が相次ぎ、屋敷に住んでいた葬儀屋のダグマーは、死体を売っていると言う醜聞をかけられ、屋敷は謎の火事に遭っている。
デイブによるとダグマーの一家は失踪したとされていたが、完全に謀殺されています。

ダグマーの霊は30年おきに屋敷で目覚め、生贄を得ることで眠るサイクルを繰り返していた。
屋敷に生贄がいないと街全体に被害が出るから、デイブは屋敷に入ったポール夫妻を生贄にしようとしていた。
もう引っ越せよ!そんな街!!

本作では真っ黒焦げの体に真っ白な目という、他ではあまり見ないオカルト像が描かれている。
黒焦げの大人と子供二人がいて、大人がダグマーなのは確定している。
子供二人で家族なのだろうが、なぜか母親が出てこない。

劇中で、ダグマーに取り憑かれたジェイコブが、「あのアバズレが…」とか呪詛の言葉を吐いているのがヒント。
推測するにアバズレはダグマーの後妻で、ダグマーを亡き者にしようとしていた。
たまたま地域で起こっていた疫病をダグマーのせいにして街の人たちに始末させ、ダグマーとその子供二人が犠牲になったとかだろう。
結果、ただの疫病だったはずが、ダグマーという復讐鬼を生み出した。
そして街は30年サイクルで恐怖に支配されることになる。
というような想像のできる余白を残したホラーとして仕上がっている。

映画の原題は「We are still here」ダグマーたちはまだいたのである。
なんだよ喰らう家って、確かに街に人たちが床や壁に吸い込まれて行く様は言い得て妙だけどさ。

ちなみに作中でちらほら出てくるボビーの霊。
母親のアニーがその声を聞くのはいつも2階にいる時だった。
しかしラストでポールは地下に向かってボビーに語りかけていた。
作中でも指摘されているように、おそらくそれはボビーを語る何かである。
この夫婦のその後が心配でならない。

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