【天才の器】映画「ダーク・スクール」が5分でわかる!【ネタバレあり】

2018年のイタリア映画
出演者はアナソフィア・ロブユマ・サーマン
隔離された洋館で、無かったはずの才能が開花しだすホラー

こんな人にオススメ!
・飛び抜けた才能が欲しい
・生き別れた家族と会いたい
・戦うことは才能だ

プライムビデオ「ダーク・スクール」が5分でわかる!

あらすじ

転校

情緒不安定で攻撃的な女学生のキットは山奥にある学校に転校になる。
そこは中世の城のようなデザインで、5人の少女が生徒として集められる。

5人は数学、美術、文学、音楽の授業を受け、キットは音楽教師ジュールからピアノの才能を認められる。
他の生徒も各教科で才能を発揮するが、乱暴者のヴェロニカだけは才能が発揮されないでいた。

キットはなぜか若くして死んだ音楽家ケスラーの曲が弾けるようになっており、その曲を弾いている途中で、どこか別の世界に迷い込んだような錯覚に襲われる。

その夜、キットがヴェロニカと話していると館内に悲鳴が響き渡る。
2人がアシュリーの部屋に向かうとアシュリーはエリザベスがどうと意味不明なことを言って怯えていた。
他の生徒達も騒ぎを聞いて集まってくるが、キットが廊下に何かがいるのを見たため全員でアシュリーの部屋に立て篭もる。
生徒達が一夜を明かして語り合う中で、キットは生徒全員が霊的なものが見えることに気がつく。

才能の源

生徒の1人シエラは、何かに取り憑かれたように絵を描き続けるようになり、部屋から出て来なくなる。
キットがシエラの部屋に入ると明らかに異常な様子であり、シエラが描いた大量の絵には全てT・Cと書かれていた。

校長室の絵にもT・Cのサインがあることに気がついたキットは、図書館で画家を調べ、トマス・コールという画家の名前に行き着く。
さらにアシュリーにはエリザベス、キットにはケスラーといずれも若くして亡くなった芸術家が才能をもたらしていたことに気がつく。
そのことをヴェロニカに話すが、頭がおかしいのかと相手にされない。

キットは怪奇現象に襲われ、ヴェロニカに助けられる。
ヴェロニカは戦わないと苦難は終わらないと言い、キットと戦うことを決める。
キットとヴェロニカは館の中を探索し、地下の広大なホールで過去の学生の名簿を見つける。
そこに校長がやって来て、キットは隠れることができたが、ヴェロニカは捕まり捧げ物にされる。

霊界の扉

キットがホールに戻ると、見知らぬ男がピアノを弾いていた。
そこに多くの人が入ってきて舞踏会が始まる。

キットは男に代わってピアノに座り、見事なピアノの演奏をし、そこに死んだ実の父の姿を見るが、ハッと気がつくとジュールの部屋だった。
若くして死んだ天才ピアニストの話をしだしたジュールに怒ったキットは、教員と生徒全員を集め、ホールで見つけた過去の生徒名簿の話をする。

校長を問い詰めると、校長はあの世と交信する能力を持っており、集められた生徒たちは過去の天才の霊を入れる器だということがわかる。
校長は死が奪った才能を蘇らせるため生徒を集めていたのだった。

その時アシュリーの悲鳴が館内に響く。
アシュリーは手首を切って自殺をしようとしており、キットが救急車を呼びに行っている間に窓から飛び降り死亡する。
いつの間にかシエラも死んでおり、イジーは生きてこそいたものの異常な様子だった。

キットはイジーを連れてヴェロニカを探す。
しかしキットは使用人に見つかり監禁され、その先でないかの儀式に使われたヴェロニカを見つける。
ヴェロニカはゾンビのような異形に変わり果てていたが、キットはヴェロニカに戦うことの才能を認め、ヴェロニカは正気に戻る。

父との別れ

館は儀式で使ったの蝋燭で火事になっており、イジーは何かに取り憑かれるように崩れる館と運命をともにする。

キットはヴェロニカと逃げるが、燃え落ちる館の中はあの世の住人が跋扈しており、キットはそこで再び死んだ父親の姿を見る。
建物はとうとう完全に焼け落ち校長は焼死、キットも瓦礫の下敷きになってしまう。

キットのもとに父親の霊が現れ、キットを導いて館の外に出す。
そこにキットの母親が助けに来てキットは救急車で運ばれる。
意識のないキットの体を、外から眺めるキットとその父親。
父親はキットに生きることを伝えて去り、意識のなかったキットの体息を吹き返すのだった。

レビュー、考察

若くしてこの世を去った天才達の霊を、生徒の体に降臨させることで蘇らせる学校の話。
校長のデュレは霊能力者で、生徒への非人道的な態度から夫に去られている。
音楽教師のジュールはデュレの息子だが、母親の狂気についていけず劇中で離反、キットがスマホを取り返し警察に通報する手助けをしている。
最後は霊界の扉が開かれ、霊界と現世が混在する。
そこでキットは亡くなった父親と出会い、別れ、この世を再び生きることになる。

詩人・絵画・音楽は天才の名が出てきたが、数学者って誰だったんだろう??
ヴェロニカは見た目サモアンなパワー系で、いかにも芸術という感じじゃない。
多分曙か小錦とかが憑依している。
っていうか見た目からしてもうなんかキャラが1人だけ違うよな。
ゴシック世界への場違い感がすごい…

場違い勘と言えば、デュレの使用人もスゴイ。
異常なパワーでキットはおろかヴェロニカも粉砕する。
見た目ただのオバハンなのに何もしゃべらず無言で暴力を振るうあたり、実はこの人が一番のホラーである。
多分ボブサップとかが憑依している。
もう2人だけで異種格闘技戦でもやっててくれ。

話の主題は家族との再会と別れ。
キットは実父を幼いときに亡くし、義父とはうまくいっていない。
実父に対するこだわりが強く、実は引っ越すときに写真を隠し持っている。
突っ張っているが、その実ファザコンであり、そのために義父との仲はギクシャクしている。
だが、このエンドで実父と本当の意味で別れられたことでこらからのキットは、きっといい方向に向かうんだろうなと思わせる良いエンドだった。

実はあのボブサップ系オバハン使用人にも亡くなった息子がおり、霊界の扉が開いたことで再会している。
こうなるのを一番望んでいたのはこの人だったのかもね。

劇中何度かあるキットのピアノシーンは必見、このシーンだけ見てもいいくらい美しい仕上がりとなっている。

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