【煌めく和の幻想空間】「るうふ 遊の家」の実体験レビュー!【子供も大満足!】

楽しいおやどコレクション!

るうふは古民家をリノベーションした1日1組限定の一棟貸しのホテルです。

るうふは現在山梨県に8軒、千葉県に5軒ありますが、今回は千葉県の北部八千代市にあるるうふ遊の家に家族で泊まって来ましたので、その実泊レビューをお伝えします。

都心からも成田空港からも良アクセスで、体験が充実、お風呂に食事も最高で、スタッフの方の優しい心遣いが嬉しい…
至れり尽くせりで家族みんなが心から満足できました。

みなさんのお出かけの参考にしてください!

「るうふ 遊の家」の実体験レビュー!【子供も大満足!】

前庭

玄関の暖簾をくぐると、美しい前庭越しに美しくリノベーションされた古民家が見えます。

前庭には地下水を汲み上げる昔ながらの手押しポンプがあります。
何度かポンプを上下すると冷たい地下水がゴポゴポと出てきました。
地下水は冷たく、夏の朝ここで顔を洗ったらとても気持ちよさそうです。

前庭は古民家を背に写真が撮れるので、絶好の記念撮影スポットにもなっています。

土間

玄関をくぐったところで、靴を脱ぎスリッパに履き替え土間に上がります。
土間のスピーカーからは古民家カフェを思わせるおしゃれな音楽が流れています。
るうふは宿ごとにカラーが決まっており、こちらは赤が基調となっています。

土間は和をあしらった空間で、和傘や鞠、刀、キセルなど小道具が置いてあり、江戸時代にタイムスリップしたような体験ができます。
大型の撮影用照明もありますので、ユニークな写真を残したい方には最高です。
見ての通り海外人旅行客をターゲットにした宿なのですが、実際には日本人客がほとんどだそうです。

部屋には備え付けのipadがあり、スタッフの方とはこのipadで連絡が取れます。
その他マニュアル類もこのipadから見ることができます。
このipadは音楽デバイスも兼ねており、土間のBluetoothスピーカーと接続されています。

和室

土間かスリッパを脱いで和室に上がります。
和室は囲炉裏・和室・床の間・撮影用寝室の4部屋が一体になっています。
襖や壁の至る所に和風な装飾がされており、古民家ならでは和の空間を楽しませてくれます。

和室だと冬寒いのでは?と思うかもしれませんが、床暖房が入っておりそんな心配は無用です。
和室だけでなく廊下や水回りにまで床暖房が入っていますので、どこに行っても寒い思いをすることはありませんでした。
床暖房だと空気が乾燥しにくいので、加湿器なしでもとても快適に過ごせました。

床の間は主寝室にもなっており、夜になると布団を敷いてくれます。
敷布団は分厚く、マットレスのようになっており、布団とは思えないほど柔らかでした。

真っ赤な布団のある写真撮影用寝室もありました。
土間にある真っ赤な着物を羽織れば気分はすっかり江戸時代ですね。外国人の方が喜びそうです。
人数が多い場合、撮影用の布団をどかし、ここにも布団を敷くようです。

リビング

リビングには7−8人は座れるであろうソファとプロジェクターがあります。
プロジェクターではYoutubeやprime videoを見ることができます。
テレビは映りませんので、お好きな方は要注意です。

冬場にはペレットストーブを使うことができます。
ペレットストーブは付属のペレットを燃料に入れることで火を起こすストーブで、暖炉のような温かみがあります。
パワーがすごく、これをつけておくと半袖でも十分なくらいに宿全体が温まります。
床暖房と合わせることで、古民家の弱点である寒さを全く感じさせません。
ペレットを補充する作業も暖炉に薪をくべるような楽しさがあります。

リビングの一角にはキッチンもありますので、お茶やお酒を作ってくつろぐことができます。

キッチン

洋室の一角にある立派なキッチンです。
ガスコンロとシンク、大型の冷蔵庫・冷凍庫があります。

一番壁側の大型コンロはお釜用で、夕食時にはここで炊いた美味しい炊き込みご飯が食べられます。
調理器具や食器類、カトラリー類、ラップやアルミホイルまで設備とても充実しており数も多いので、素泊まりで自炊しても困ることはないと思います。

調味料は油、塩、胡椒、醤油はありましたので簡単な料理なら困りませんが、凝った料理がしたい方は食材と一緒に調味料も買いましょう。

コーヒーセットが充実しており、コーヒーミルを使って挽きたてのコーヒーを楽しむことができます。
朝起き抜けにリビングやお庭、囲炉裏端で楽しむ一杯は絶品です。

お庭

広々としたお庭では焚き火を楽しむことができます。
リクライニングチェアに腰掛けて、燃える炎をじっと眺めるだけで驚くほど心が落ち着くのを感じることができます。
焚き火台と薪・着火剤はあらかじめ用意してくれています。

また、手持ち花火を持ってこれば花火も楽しむことができますので、小さなお子さん連れには特におすすめです。
 花火は手持ちのみで、打ち上げ花火等は禁止されています。
また周囲は住宅ですので、夜間の利用はマナーを守って行いましょう。

お庭の奥には立派な木が立っており、夜間はライトアップされます。
このスペースは舗装されていないため草花が生えており、ちょっとした自然と親しむことができます。

お風呂

お風呂は半屋外の檜風呂です。
見た目はレトロですが、中身はしっかり近代化されており、自動で追い焚き機能付きで温度調整も1℃単位でできます。

シャワーブースがあり、シャンプー・コンディショナー・ボディソープはもちろん、洗顔やクレンジングもありました。
洗い場はこちらになりますが、一度に一人しか入れないので、一度に大人数で浴室に入らないなど工夫が必要です。

浴室奥には6人程度まで入れそうなバレルサウナがあります。
自身でロウリュ(焼石に水)できるようになっており、付属のサウナオイルを入れることでアロマなサウナにすることができます。
檜の水風呂にリクライニングチェアもありますので、しっかりとととのうことができます。
サウナガウンも用意してくれていますので、冬でも快適な外気浴が可能です。
髪が気になる方にはサウナハットもあります。

一棟貸しの専用浴室にサウナですので、他の人を気にすることなく長時間サウナでととのうことができるのは最高ですよね。
時間制限もないので、お昼に深夜・朝イチといつでもお風呂とサウナを楽しめます。

一棟貸しならではの贅沢ですね。

洗面台、アメニティ

洗面台は全面鏡張りで、銅のような赤茶色の洗面台がおしゃれです。
タオルウォーマーまであり、設備の充実っぷりはいうことありません。

洗面台には歯ブラシなどの通常のアメニティにドライヤーはもちろん、ヘアアイロンまであります。
部屋着は動きやすいツーピースタイプなので助かりますね。

ちなみに洗面場も床暖房。
真冬のお風呂上がりのでもぽっかぽかです。

トイレ

洗面台だけでなくトイレ前にも洗面台があります。
トイレはウォシュレット付きが二つありますので、大人数でも混み合いません。
トイレの洗面台の床も床暖房と徹底しています。

お食事

夕食

囲炉裏を使った炉端焼きになります。
室内での炭火焼きが楽しめ、なかなかに贅沢な体験ができます。

この日のメニューは前菜にオリジナルの練り物、炉端焼きは海老・鶏肉・さざえ・ホタテ・串焼き・玉ねぎ・さつまいも・椎茸・かぼちゃ・かぶ、そしてお釜で炊き上げた炊き込みご飯とお吸い物、デザートにアイスクリームでした。

まず驚かされるのが、前菜の練り物。
ネギだれをつけて食べるのですが、旨みが凝縮されており、ただの練り物でないのが一口でわかります。

さらにすごいのが炉端焼きの海老と鶏肉。
海老は炭の遠赤外線でじっくり焼き上がっているため、殻ごとまるまる食べられます。
パリパリした殻の中からジューシーな海老の旨みが溢れてきます。
鶏肉も皮目が信じられないくらいにパリッと焼けており、炉端焼きならではの逸品に仕上がっています。
その他の焼き物もどれもとてもおいしく、素晴らしい素材を惜しみなく使っているのが伝わってきます。

またお釜で炊き上げた炊き込みご飯も素晴らしく、お腹いっぱいでもぺろっと入ってしまいます。
特にお釜ならではのおこげの部分が最高です。
炊き込みご飯は頼めばおにぎりにしてくれるので、食べきれない方は翌日に持ち越すこともできます。

焼き物はスタッフの方に焼いてもらうのと自分で焼くのと選べますが、スタッフの方に焼いてもらうのをお勧めします。
スタッフの方は炉端焼きが売りのホテルで修行を積んでいます。
素人にありがちな生焼け、焼きすぎを防ぐことができ、最も美味しい瞬間でサーブしてくれます。
スタッフの方のトーク力も高く、楽しくおしゃべりしながら食事を楽しむことができました。

さらにスタッフの方は子供の扱い方がとても上手く、炉端焼きを焼きながら子供と遊んで下さり、子供も大喜びでした。
子供ができて以来、夫婦でゆっくり食事する機会が減っていたので、私たちも久しぶりに夫婦の食事を楽しむことができました。

おかげ様で、家族全員にとってとても思い出深い一夜になりました。

朝食

朝食は冷蔵庫に入っているお重と鮭の定食になります。
朝はスタッフの方は来ないので、鮭は自分で焼きますが、ご飯はスタッフの方が前日のうちに炊飯器をセットしてくれます。

野菜中心でヘルシーなお重と脂の乗った鮭でご飯が進みます。
お味噌汁もとてもおいしく、ちょっと健康になった気すらします(写真は前日の残りのお吸い物)。

牛乳やヨーグルトといった乳製品はありませんので、必要な方は事前に買っておきましょう。

あたたかなおもてなしと、ちょっと贅沢なくつろぎと遊びの空間

今回は子供とるうふ遊の家に泊まりに行きましたが、最高の思い出を作ることができました。

宿についてまず土間の撮影コーナーで子供が大はしゃぎ、その後はゆっくりお風呂とサウナで家族みんなが温まりました。
そうしているうちにスタッフの方が夕食の準備に来てくれるので、その間に庭で焚き火と花火で子供も大興奮。
夕食時はとても気の利いたスタッフの方が子供と遊んでくれたので、夫婦二人でゆっくりと食事を楽しむことができました。
スッタフの方とは美味しい炉端焼きを食べながら素敵なトークも楽しめ、とても思い出深い食事をになりました。

朝もゆっくり目覚めて、朝風呂でスッキリしてからヘルシー朝食をいただきました。
その後は、ハンドドリップの挽きたてコーヒーをお庭で飲みながら、最後の焚き火を楽しんで、チェックアウトの11時までゆっくりすることができました。

最後に一年後に届く自分への手紙を書くのですが、私たちはこの日の素晴らしい思い出を書いて送りました。
今から届くのが楽しみです。

周りにめぼしい観光地のない場所ではあるのですが、都心や成田空港からのアクセスは良好です。
るうふ自体にアミューズメントの要素が強いので、泊まることだけを目的に来ても大満足できます。
むしろ15時と同時にチェックインして、翌朝11時までいないともったいないです。

和室なので子供が床でゴロゴロしても衛生的ですし、真冬でも床暖房とペレットストーブで暑いくらいですので、お子さんとの旅行にはとてもお勧めです。

みなさんもぜひ一度遊びに行ってみてください!きっと素敵な思い出を作ることができますよ。

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付近のお買い物

るうふには、お食事をつけない素泊まりプランもあります。
設備の充実したキッチンがありますので、料理に困ることはないと思います。

食材を買う場合、徒歩10分くらいの場所にショッピングモール、フルルガーデン八千代があります。
イトーヨーカドーやダイソー、マツモトキヨシ等が入っていますので、大概のものは揃います。

少し歩けばフランス料理の名店貝殻亭もありますので、ちょっと贅沢な食事を楽しんでも良いでしょう。
ちなみに貝殻亭は要予約のレストランですので、ご利用の際は注意してください。

アクセス

公共交通機関

京成本線「勝田台駅」・東葉高速鉄道「東葉勝田台駅」➡︎徒歩約10分。

自動車

東関道「千葉北IC」から約15分。

るうふ波の家の実泊レビューはコチラ!

千葉県の南東部いすみ市にあるるうふ。
御宿海水浴場に近く、青をモチーフカラーにした古民家ホテルです。
こちらもとても楽しい体験ができます。

詳しくはコチラ!

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