やってみよう!STEAM教育【教材と実践例】

こどもとお勉強

みなさんSTEAM教育という教育概念をご存知でしょうか?
STEAM教育とは以下の5つの教育分野の頭文字をとったもので、情報化社会で社会が複雑化する中で生まれました。

Science          :科学
Technology    :技術
Engineering   :工学
Arts                :芸術
Mathematics :数学

数学や科学の論理的思考力を背景に、技術や工学の力で問題を解決し、芸術的な独創性でそれらを表現できるようになる人物になることを目的としています。
誤解を恐れずざっくり言うと、優れた発明家を生み出すための教育と言えるかも知れません。

わが家でも子どもが3歳の頃から、このSTEAM教育に取り組んでいます。
今回はこれまでわが家で行ってきたSTEAM教育に役立ったものをご紹介します。

みなさんの日々の暮らしの参考にしてください!

やってみよう!STEAM教育【教材と実践例】

Science          :科学

科学は物事の原理原則、事象の背景にある法則を考えるために行います。

まずは科学に興味を持たせるため、いろんな科学館に連れて行ってみました。
例えば茨城県にあるミュージアムパークでは、さまざまな動物の剥製や恐竜の化石が躍動感を持って展示されており、子どももとても楽しそうでした。
カエルがトカゲになり、恐竜になって今は鳥になったことをいつの間にか理解しており、楽しそうに話してくれた時はとても嬉かったです。

千葉市にある千葉市科学館は体験型の展示が充実していました。
車の構造や波長の仕組み、回路図などについて体感展示を通してわかりやすく学ぶことができました。

千葉県立産業科学の実験コーナーは、大人でもびっくりする内容をわかりやすく目の前で実演していくれます。

千葉近辺の科学館まとめはコチラ!

Technology    :技術

技術は今はプログラミングが主にになります。

幼い頃かから安価なkidsモデルのfireタブレットを与え、電子機器を抵抗なく使えるようにはしています。
プログラミングを学べるゲームも沢山ありますので、これから伸ばしていこうとしている分野です。

Engineering   :工学

工学は「ものつくり」と考えるとわかりやすいと思います。
図面から立体物を作ったり、部品を組み合わせ動く車を組み立てたりするイメージです。

この力を育むため子どもにはブロック遊びや立体パズルを積極的にさせてきました。
それが高じて自分で工作して何かを作っています。

立体パズルはハナヤマ社「ペントミノ2D&3D」がおススメです。
ある科学館で偶然出会ったパズルなのですが、何種類もゴールがあるので何度でも楽しめます。
簡単には解くことのできない難易度も出来た時の達成感を教えてくれます。
大人も一緒に考えてあげることができて親子で楽しめます。

将来的にはロボットの組み立てキットを与えたいと思っています。

Arts                 :芸術

芸術は表現力を養うために行います。イメージを文書や絵にして相手に伝えるのです。

子どもには手作りの絵本を与えてやることで、自分で絵を描いて伝えられることを教えてきました。
おかげで毎日絵を描くほど絵を描くのが好きになってくれましたし、時々びっくりするくらい上手な絵を描いて驚かせてくれます。

同じような絵ばかりだと世界が広がらないので、美術館にも連れて行きました。
正直興味を持ってくれるか半信半疑でしたが、意外に興味が湧いたらしく、面白そうに絵な世界を楽しんでいました。
美術館独特の部屋の感じも、非日常感があって面白かったみたいです。

千葉県内のオススメ美術館についてはコチラ!

・DIC川村記念美術館

Mathematics :数学

STEAM教育では数学は論理的思考力を身につけるために行います。

我が家では3歳になった頃から足し算を始め、6歳になった頃には足し算と引き算はもちろん掛け算と割り算、虫食い算に√の問題も解けるようになりました。
年齢にこだわらず、いろんな計算方法があることを広く教えることにしています。
そう考えるようになったのは、Number blocksと出会ったからです。

Number blocksはイギリスBBCが作ったコンテンツで、数字を模した可愛らしいキャラクターが数の概念をわかり安く教えてくれます。
未就学児向けなのですが、これが凄まじく面白く、数の数え方から入って足し算や引き算、掛け算に割り算、果ては少数や分数、マイナスの概念までイメージで楽しく、わかりやすく伝えていたのです。

九九を暗記させるような算数教育にはうんざりしていましたので、イメージから入るこの教え方は衝撃でした。
子供には毎朝自作の算数の問題を解かせていますが、わからなくなったらNumber blocksに帰るよう教えています。

Number blocksについてはコチラ!

いかがでしたか?

STEAM教育はこれからの世界を生きる子どもたちには必須の教育と私は考えています。
なぜならSTEAMの各要素は言語を問わず通用するものばかりだからです。

残念ながら日本の将来は明るくありません。
せめて子どもには海外で働くことのできるスキルを身につけてほしいと考えています。

日本人はSTEAMプラス英語もやらないといけないのでハンデがありますが、なんとかうちの子には海外で働ける力を与えてやりたいと思い、日々教育方法を研究中です。

みなさんの素晴らしい教育方法をぜひ教えてください!

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