【トールの雷】映画「MORTAL」が5分でわかる!【ネタバレあり】

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2020年のノルウェー映画
主演者はナット・ウルフ, イーベン・オーケルリー, プリヤンカ・ボース
雷を発する男の正体を探るファンタジー

こんな人にオススメ!
・北欧神話に興味がある
・雷系能力こそが最強
・ノルウェーの山間風景を楽しみたい

映画「MORTAL」が5分でわかる!【ネタバレあり】

あらすじ

・制御不能の雷

足に火傷を負い、ノルウェーの山間の街を放浪するエリック。
不良少年たちに絡まれるが、エリックに掴みかかった少年オーレが突然死亡する。
エリックは警察に逮捕され、臨床心理士のクリスティーヌが取り調べにあたる。

エリックはアメリカ人だったが、親戚を探してノルウェーに来ていた。
数日前エリックがいた農場で火事が起こっており、その際に親戚を亡くしていた。

エリックは自身が火事の原因と言うが、クリスティーンが信じなかったので、エリックは机に両手を押しつける。
すると机と掌の両方が黒く焼け焦げ、さらにエリックから電気が発せられ警察署が停電する。

しかしエリック本人はアラームの音に怯えており、アラームを止めてほしいと懇願していた。
クリスティーヌはエリックの能力は不安で発動すると考え、エリックを落ち着かせる。

エリックは拘束されヘリでアメリカに送還されることになるが、その途中で暴れ出し、ヘリは猛烈な雷雲に包まれる。
雷に撃たれたヘリは墜落し湖に不時着、湖に沈むヘリの中でエリックは目を覚まし脱出する。

・クリスティーヌとの邂逅

クリスティーヌの元に戻ったエリックだったが、隣にいたクリスティーヌが苦しみだし、エリックは自身が意図せず能力を発動したことに気がつく。
エリックは他人を傷つけないよう、クリスティーヌと人里離れた小屋に逃げ、農場を訪ねたときに能力に目覚めたと話す。

クリスティーヌは、エリックが彼女の周りだけを晴れ間にしたのを目の当たりにし、エリックと農場に向かうことにする。
エリックは、農場に行って以来奇妙な幻覚を見ることがあると話し、そこには草原と美しい一本の木が立っていると言う。

・力の解放

エリックは、クリスティーヌと車で農場に向かっていたが、その途中で能力が発動、車が大破してしまう。

ふたりは通りがかりのトラックに乗せてもらうが、湖にかかる橋を渡っている途中でその前後を警察に塞がれる。
エリックは警察に出頭しようとするが、クリスティーヌが警察に乱暴を確保されるのを見て怒り、巨大な雷雲を招き寄せる。
湖の周囲には次々と雷が落ち、警察も次々と雷理に打たれ倒れていく。
クリスティーヌがエリックを落ち着かせると、雷はエリックの周囲に収束し雷雲もは霧散するが、エリックは全身に火傷を負って倒れる。

警察を指揮していたヘンリクは、エリックを病院に運ぶ。
エリックは治療中美しい木のある草原の光景をまた見ていたが、今度はその風景は凍りついていたという。

・雷神トール

MRIで検査を受けるエリックだったが、体から雷を発してしまい病院は停電する。
この停電で救急治療室の少年が命の危機に陥っていると聞き、エリックは検査室を出る。
そこにオーレの父親が現れ、息子の仇であるエリックに銃を突きつけるが、ヘンリクの説得で諦める。
エリックが少年に手をかざすと少年は息を吹き返し、両親と奇跡の回復を喜びあう。

この頃世間は、雷を操るエリックを雷神トールとなぞらえるようになっており、病院には多くの民衆がエリックを一目見ようとやって来る。

北欧神話では、トールの息子がトール亡き後農場を開いており、あの農場はトールの農場なのではないかとヘンリクは考えていた。
さらにエリックはトールの子孫なのではないかと思い、エリックとクリスティーヌを農場に連れて行くことにする。

・神の復活

エリックらは農場の火事で燃えおちた建屋を訪れるが、そこでエリックが突然動けなくなる。
ヘンリクが、重機を使ってその場所を掘り起こすとそこには石造りの洞窟があった。
ヘンリクはクリスティーヌを連れて洞窟を探索し、そこで神々の世界を表す世界樹のレリーフと石の箱を見つける。

エリックが洞窟に入り、石の箱を開けるとそこにはベルトと手袋、そしてハンマーが入っており、エリックがハンマーを手にすると雷が集まってくる
洞窟を出たエリックをクリスティーヌが迎えるが、エリックの存在を恐れた米軍はエリックを狙撃しようとする。
しかしその銃弾は外れ、クリスティーヌが頭を撃たれて死亡する。

逆上したエリックは、ハンマーから雷を発し周囲には甚大な被害が出る。
エリックはそのまま現場から逃走し、その行方は掴めなかった。
そして民衆の間にはトール信仰が巻き起こるのだった…

レビュー・考察

青年が雷神トールに目覚める話。

・雷神トールとは?

アース神族の一員。
雷の神にして北欧神話最強の戦神。農民階級に信仰された神であり、元来はオーディンと同格以上の地位があった。
 スウェーデンにかつて存在していたウプサラの神殿には、トール、オーディン、フレイの3神の像があり、トールの像は最も大きく、真ん中に置かれていたとされている。

雷、天候、農耕などを司り、力はアースガルズのほかのすべての神々を合わせたより強いとされる。

Wikipedeiaより引用

英語読みではトールではなく、ソーとなる。
アメコミのヒーロー、マイティソーもトールがモデルになっている。

トールハンマーが有名だが、彼の持つ短い槌の名前は実はミョルニル、その意味は「打ち砕くもの」。
カッコ良すぎるやろ…

・映画の見どころ

この手の特殊能力モノだと、圧倒的な神の力で悪を倒す!
とかなりがちだが、本作はそうではない。

はっきりとした悪がいないのだ。

しかもエリック自身が雷を全くコントロールできておらず、むしろ罪なき人々を傷つけてしまっていた。
有り余る能力ゆえの葛藤と、それをいかにコントロールするかという己との戦いが本作の見どころ。
そんな彼がトールハンマーを継承し、雷を操る様はまさにゴッド、その神々しさも見逃せない。

・気になる続編

ラストはエリックが、トール信仰を呼び起こし、彼自体がトールとして崇められるようになる。
しかし、クリスティーナを殺されたエリックは、どこかに姿を消す。
無茶苦茶中途半端なラストになっており、続編ありきの前編としか思えない。

きっと次回作ではエリックが、その能力をフルに発揮して米軍と戦う、神話対現代武装というアツイ戦いが見られるはずだ。
木のある風景の幻覚とか伏線投げっぱなしジャーマンである。

今流行りの北欧神話ネタであるだけに、早めの続編を期待したい。

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