日本よ、これがアメリカン終活だ！人生の最期を考える感動作。
2007年製作のアメリカ映画
主演者はジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン
人生最後の夢を叶えるため、対照的な人生を歩んできた2人が旅をするドラマ
こんな人にオススメ！
・人生の最期を考えたい
・感動的な話が見たい
・海外旅行が好き！
あらすじ
2人の老人が、 病室を共にしている。
1人は長年自動車整備工として家族のために身を粉にして働いてきたカーター。
もう1人は家族を省みず働き続け、社長にまで登りつめた大富豪のエドワード。
カーターの元にはいつも家族が訪れ、枕元には孫の描いた絵が飾られている。
傲慢で毒舌なエドワードの元を訪れるのは秘書のトマスのみ。
交わるはずのなかった2人の人生は、ガンで偶然にも結びついた。
闘病生活の末最期を悟った2人は人生でやり残した10のことをリストにまとめ、
その全てを叶えるため、世界を巡る旅に出るのだった。
レビュー
みなさんがもし明日死ぬとして、やりたいことってありますか？
この映画は、決して裕福ではないが家族と幸せな毎日を送るカーターと孤独な大富豪のエドワード。
たまたま病室で一緒になった余命半年の2人が、やりたいことをリストにまとめ人生最後の旅に出る話です。
イケメン秘書のトマスがパーフェクト超人すぎるわ！
カーターとエドワードは死ぬまでの僅かな時間でやりたい10のことをリストにまとめ、それを大富豪エドワードがドラ○もんの如く叶えていく。
リストの内容は「見ず知らずの人に親切にする」という単純なものから、「スカイダイビング」みたいにお金と時間さえあれば簡単にできそうなものまでさまざま。
果ては「世界一の美女にキスする」なんていうとんでもない難易度のものまである。
エドワードの財力でもできないものをどうするのか？みなさんも想像力を逞しくして予想してほしい。
世界一の美女にキスするを叶えたとき、まさにエドワードは最高の人生を見つけたのだろう。
世界一の美女とは一体誰なのか？答えはぜひ映画を見てほしい。
そして見ず知らずの人に親切にするとは…
人は何のために生きるのか？そんなコトを考えずにはいられない作品。
作風は全体的に軽く、世界を巡るシーンでは各地の名所が出てきて世界旅行の気分が味わえる。
エドワードらの希望を実務レベルで叶え続ける秘書トマスの有能さも見逃せない。
雪山登山できるくらいだし、その完璧超人っぷりがヤバい。しかもイケメン。
もしかして社長より有能なのでは…？？
エドワードの財力でやりたいことなんでもやりたい放題の2人が最後に望んだものはなんだったのか？
その美しいラストは普段生きる上で何を大切にすべきかを教えてくれる。
どうでもいいけど今の日本って映画序盤のエドワードを量産しようとしてるよな。
あのまま終わっていたらエドワードもさぞ不幸だったろうなぁ…
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