プライムビデオ「ババドック」が5分でわかる!【ネタバレあり】

傷ついた心を克己するバケモノ系ホラー

2104年製作のオーストラリア映画。
出演者はエッシー・デイヴィス、ノア・ワイズマン

ストレスを抱えすぎたシングルマザーが怪異ババドック出会うホラー映画。

こんな人にオススメ!
・深い親子愛を感じたい方
・やんちゃな子供に困っている方
・怪異にも不法侵入が適応されると思う方

あらすじ

問題児サミュエル

看護師のアメリアは息子サミュエルが生まれた日に夫を亡くし、2人で暮らしていた。
サミュエルは怪物が来るといつも言っており、学校に自作の投擲機を持ち込んで追い出されていた。

ある日、サミュエルは自宅でババドックという不気味な絵本を見つける。
翌日、アメリアはサミュエルを妹クレアとその娘ルビーのもとに預ける。
アメリアがサミュエルを迎えにいくと、ババドックがいるとルビーを怯えさせるとクレアに追い出されていた。

ババドックの影

その夜、サミュエルが突然不気味なことを呟いたので、アメリアはババドックの絵本を破り捨てる。
ルビーの誕生日会に招かれたアメリアとサミュエルだったが、サミュエルはルビーと口論になりツリーハウスから突き落としてしまう。

クレアに追い返された2人が帰る途中、サミュエルは怪物が来ると言って気を失う。
病院では不安による痙攣と診断され、数々のトラブルで睡眠不足だったアメリアは、精神の苦痛を和らげる薬をもらう。

翌朝、アメリアが目覚めるとサミュエルの姿がなく、玄関にはババドックの絵本が修繕され置かれていた。
絵本には続きができており、その内容はアメリアとサミュエルが死ぬものだったので、不気味に感じたアリシアは絵本を燃やして捨てる。
アメリアは、なんでもないものがババドックの影に見えるなど、幻覚を見るようになる。

不調をきたすアメリア

ある夜アメリアが寝ていると、部屋のドアが開き、ババドックが襲いかかってきた。
ハッと気がつくと何事もないようだったが、驚いたアメリアはサミュエルとリビングで一夜を明かす。

翌朝、体調を崩したアメリアが眠りに着こうとしたところ、サミュエルが空腹と体調不良を訴えてきたので、怒って追い返してしまう。
怒ったことを悔いたアリシアはサミュエルと車で外食に出るが、その帰りババドックの影を見て、交通事故を起こしたうえ、そのまま逃亡してしまう。

だんだんと正気を失っていくアメリア、その夜サミュエルは隣人のローチ老人に泊めてほしいと勝手に電話し、アリシアの怒りを買う。
アリシアはいつも通り深夜までテレビを見ていたが、気がつくと包丁を持ってサミュエルに迫っており、サミュエルの叫びで目を覚ます。

その後もテレビを見ていると自分がサミュエルを殺したニュース映像が流れ、気がつくとソファーで眠ているはずのサミュエルの姿がなかった。
アメリアが地下室に行くと、死んだはずの夫がおり、あの子を連れて来いという。
その物言いに不気味さを感じたアリシアが逃げると、室内にババドックがおり、アメリアは襲われる。

狂気にかられるアメリア

気がつくとアメリアはテレビを見ており、アメリアに吠え続ける愛犬を絞め殺してしまう。
さらにアメリアは、その様子を見ていたサミュエルを追いかけ、部屋に追い詰める。
サミュエルの死を願う異常なアメリアを母とは認めず、サミュエルはアメリアをナイフで刺し、殴って気絶させ地下室に拘束する。

ババドックに取り憑かれてもママが好きというサミュエルの願いも虚しく、その首を絞めるアメリア。
しかし突如血を吐いて気を失い、気がつくと正気に戻っていた。

ババドックとの対峙

しかしババドックはサミュエルに直接攻撃を仕掛けてきて、アメリアには夫の死の光景を見せる。
しかし、アメリアは私は負けないと強く宣言、ババドックは暗闇にサミュエルを吸い込もうとするが、壮絶なアリシアの覚悟の前に力を失う。
異常現象が収まると、そこには人形のような影があり、アリシアが触れようとすると地下室に逃げ込んでいった。

以来アメリアは、サミュエルがずっと言っていた怪物が本当のことだったと知り、仲を取り戻す。
夫の命日だったため、ずっとしていなかったサミュエルの誕生日会も行った。

そしてババドックは地下室でアメリアに飼われることになるのだった…

レビュー

正気と狂気の間を彷徨うホラー。
主人公の主観が頼りにならず、見ている何かが現実なのか不明確なのは、ヘレディタリーに近いものがある。

アメリアは看護師で元作家。
夫に先立たれた上、怪物がいるというサミュエルの奇行にいつも悩まされていた。
そのストレスはサミュエルの退学とルビーへの暴力で限界突破。
薬をもらい出したあたりから、サミュエルに怒鳴ったりとその行動は暴力性を増していく。

客観的に見ると完全にストレスとで壊れちゃった人である。
だからババドックなんていない、いたのはアメリアの壊れた心だけだと私は考える。

シングルマザーで普通の子育てすら大変なのに、サミュエルは変な子で思ったこと全部しゃべっちゃうからどこに行っても厄介者。
そのストレスは半端ない。

さらにアメリアが元作家で看護師をしているのもポイントだ。
認知症患者へのビンゴのシーンによくそれが現れている。
仕事は生活に糧を獲るだけのもので、全く楽しくない。ビンゴで50億って…
しかもその糧もストレッサーのサミュエルのためっていうね

サミュエルさえいなければ…と心のどっかで思わずいられなかったことは想像に難くない。
そして限界突破からの薬物でアメリアはババドックを召喚する、自身の心に。

ババドックのせいでサミュエルを憎んでしまった。
ババドックのせいでサミュエルに暴言を吐いてしまった。
ババドックのせいでサミュエルを殺そうとしてしまった。

全てババドックのせいにすることで、閉じ込めていた自身のサミュエルへの憎しみを解放してしまったのではないのだろうか?
ババドックの絵本を書いたのはアメリア自身で、恐怖に泣き叫ぶサミュエルに構いもせずアメリアが朗読を続けたのは、そうやって使うために作ったからではいだろうか?

サミュエルがずっと言っていた怪物とは、キレて豹変したアリシアのことで、
きっとこの映画の前日譚で、アリシアがサミュエルにキレることが何度もあったに違いない。

そんなことする母親はきっと本心ではない、そんな気持ちからサミュエルは怪物を作り上げたのではなかろうか?
そう考えるとどうしようもなく悲しい話。
やはり育児は夫婦でするようにできているんだろうね。

子育てをするあなたの近くにもババドックは必ずいる。
それに呑まれないように気をつけよう。

結局ババドックはアリシアが不法侵入だぞこのヤロー!!!!とキレて倒すんだけど、
きっと誰もが突っ込んだ、キレるのそこかよwwww

しかもその後ババドック地下室で飼い慣らしているし…強すぎだろこのおかん。
きっとこの描写も自身のサミュエルを憎む心を封じ込めたことの現れなんだろうね。

どうでもいいけどババドックという名前、ちょっとチャーミングでいいね。
インドカレー店「ババドック」とか神田あたりにありそうである。 

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