プライムビデオ「ノースウォリアーズ」が5分でわかる!【ネタバレあり】

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ヴァイキングはサイヤ人!?

あらすじ

時は中世、ノース人ヴァイキング10名の船が難破して島に流れ着く。
ヴァイキングの隊長アスビョルンは、島の王国兵と遭遇戦になるが勝利する。

戦いの後、残された馬車には女性がおり、身代金目的で捕まえる。
彼女は島の王ダンケイドの娘インゲンで、ヴァイキングに誘拐されたとの報に王国は騒然とする。
王国の傭兵ホヴァール兄弟は部下を連れてインゲンの捜索に出るが、王の命に反して彼女を殺そうと企む。

アスビョルンは森で修道士と出会うが、突如現れてた山賊にインゲン姫は捕まってしまう。
修道士は圧倒的な強さで山賊たちを倒し、アスビョルンは連れられた修道士のアジトでインゲンの素性を知る。

傭兵は山賊からインゲンの行方を聞き出し、修道士のアジトに攻めてくる。
修道士は1人傭兵の大群に立ち向かうと、一面に火を起こし侵入を防ぐ。

傭兵はインゲンの命を狙っていたため人質としては役に立たず、アスビョルンらは修道士と地下の洞窟に逃げ込む。
洞窟の壁画にはヴァイキングの植民地デーンローへの道が描かれており、修道士の助言に従い船でデーンローへ向かうことにする。
修道士の案内で船のある洞窟を目指す一行だったが、騎馬の傭兵は早く、森で追いつかれる。
インゲンが負傷したのを助けに戻ったアスビョルンは傭兵に包囲されるが、仲間に助けられる。

夜になり、アスビョルンらは自らの過去を語る。修道士はダンケイド王に騙され信徒を殺され、アスビョルンは従わない部下に兵を向けた王と戦い逃げてきていた。
インゲン姫は政略結婚の挙式に向かう途中でアスビョルンに捕まったとそれぞれ話す。

眠りに落ちた一行は傭兵に追いつかれて逃げるが、その先は断崖で、壊れかけた吊り橋があるだけだった。
吊り橋をインゲンが渡る間、アスビョルンらはしんがりを務め激戦となる。
その末に多くの仲間を失い、アスビョルンも負傷しながらも吊り橋を切り落とし、追撃をかわす。

しかし草原で再び追いつかれた一行は最後の戦いを仕掛け、アスビョルンはホヴァールの弟と一騎討ちになり、激闘の末に倒す。
死に際にアスビョルンは道連れにされかけるが、インゲン姫と修道士に救われる。

やっとのことで船のある洞窟にたどり着いたが、時すでに遅く洞窟は海に沈んでいた。
そこにダンケイド王の大軍が現れ、一行は死を覚悟する。

しかし、アスビョルンが崖を飛び降り船を手に入れることに成功する。
インゲン姫や生き残った仲間もアスビョルンに続いて飛び降り、船で脱出に成功するのだった。

レビュー

みなさん、ヴァイキングというと何をイメージしますか?

私は食べ放題です!

さて、ツノ付きカブトに毛皮のヴァイキングのイメージしたあなた、それ実は誤りです。
実際には同時代の騎士と同じようなチェーンメイルが基本だったそうだ。
日本のサムライとか出っ歯カメラの観光客みたいな間違ったステレオタイプの典型だね。

この映画のヴァイキング達はみんな普通の騎士みたいな格好をしていて、その辺のリアル感を伝えたいのがわかる。
でも1人なんか斧持ってるな、ステレオタイプから抜け出せていないけど大丈夫?

見知らぬ島に流れ着いたヴァイキング、偶然遭遇した現地の兵士と交戦になる。
いや、切り合う前に対話しようよ。
襲われたのはわかるけど、漂着したばかりで物資に乏しく、相手の戦力も不明ではあまりにリスクが高い。
まず、待ってくれとかいうのが先なのでは??
これじゃ戦闘民族だよ!
ヴァイキングが略奪ばかりしていたイメージも実は誤りで、その目的は交易だったらしい…だけどね。

しかも相手が島の姫の輿入行列とか最悪である。
王が悪いみたいになって、ヴァイキングが被害者みたいになっているけど、王国からしたら完全に悪である。
民草からすれば、政略結婚で政権が安定すれば平和に暮らせるわけで。

でもこのヴァイキング集団カッコいいんだよな〜
特にジャケットにもいるアーチャーの人、この人が超カッコいんだ。
いつもいいところで一発スナイプ。
アスビョルンらが逃げるために1人しんがり引き受けるシーンなんてサイコーだね!

あと修道士、この人ヴァイキングでもなんでもないになぜかめちゃくちゃ強い、山賊程度なら無双できるくらい。
知識もあるので火計とかも使えるとかパーフェクト超人。

そんなヴァイキングのノリにハマってしまったインゲン姫、お野菜みたいな名前だが、その中身は肉食系。
戦闘力高めでクロスボウも使いこなす、まさに女傑。ってクロスボウとかどこで習った??
ラストはパパである王様が軍隊連れて迎えに来てくれたのに、絶壁飛び降りてヴァイキングと逃走しちゃうあたり、よっぽど姫暮らしが合わなか立ったんだね…

そんなヴァイキンの誤解を解きそうな招きそうな一本、みなさんにも是非みてほしい!

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