映画「女神の見えざる手」はどんな映画!【ネタバレなし】

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2016年製作のアメリカ映画
出演者はジェシカ・チャステイン、マーク・ストロング、ググ・バサ=ロー
スーパーキャリアウーマンが勝利のために全てを投げうつサスペンス

こんな人にオススメ!
・バリバリ働いてキャリアを積みたい
・勝利のためには何をしても許される
・どんでん返しが好き

映画「女神の見えざる手」はどんな映画!【ネタバレなし】

あらすじ

エリザベス・スローンは有力議員にも影響力を持つ一流企業のスーパーロビイスト。
銃所持の規制緩和に関するロビー活動の依頼を受けるが、自らの信念から会社の方針に反しこれを断る。

そんな時、弱小ロビー会社のシュミットより銃規制強化の仕事の誘いを受ける。
所属する一流企業は銃規制反対の方針で動いていたため、スローンはチームの賛同する仲間を引き連れシュミットの会社に移ることにする。
しかし、スローンの信頼する部下のジェーンは、生活の安定のためスローンの誘いを断り一流企業に残る。

銃規制推進派は資金もなく、必要な議員の条件も厳しい。
不利な状況で、スローンは議員のパーティにニセの有力者を配置、銃規制強化に賛成させるなど手段を選ばず銃規制推進派の議員を増やそうとする。

銃規制反対派も黙っておらず、スパイをスローンのチームに潜り込ませていたが、スローンがこれを看破。
スパイをチームから追放する。

そしてスローンは銃規制反対派とテレビ討論することになるが、突如脚本にはない発言をし始める。
そして銃乱射事件の生き残りであることを隠して生きてきた部下のエズメに、その場でコメントさせるよう仕向ける。

勝つために手段を選ばないスローンに憤るエズメ。
スローンはエズメに「あなたの感情や人生に私は責任を負っていない、勝つという目的に義務がある」と言い放つのだった…

レビュー

皆さんやる気に満ちて仕事してますか?私はあんまりやる気ないです。

上流企業の偉い人ほど働くの大好きだったりするよね。
エリザベス・スローンもそんな1人。

毎日抗精神薬を飲みながら16時間働き、趣味らしきものも全くない。
そもそもこの映画でスローンのプライベートがほとんどないのだ。
食事すら毎日同じ店で済ますルーチン作業でしかない。

こういうのワーカーホリックというのかもしれないけど、そこまで仕事を好きになったらもうそれが幸せだよね。
むしろそういう仕事に巡り会えからこそ一流企業で出世するところまで行くんだろうね、
嫌々生活のために働いている人とその仕事が好きな人とでは成長や成果に雲泥の差がつくのは明らかだしね。

日本の場合、仕事が好きでも職場が好きになってくれるかは別問題だから難しいよね。
スローンも手段を選ばず成果を出す出る杭だから日本だったら早めに潰されてそう…、
というかアメリカでもやりすぎなのかシュミットにむっちゃ怒られてるし!

まぁシュミットさん勝ちたいけど、手段は選びたいクリーンな人。
良くも悪くも普通の人って感じ、当たらず障らず生きている。

とはいえラストシーンのアレはあまりにもショボい。
本音ではスローン誘いたくなかったのかwと勘ぐりたくなる。
何考えて引き抜きにあんな額提示したんだよ。
スローンもうけるなよ、侮辱か賞賛かわからんってのはそういうことかw!

ラストの爽快感はズバ抜けて良い映画、急展開は見事の一言。
見た後はなんか頑張ろう!
そんな気持ちにさせつつも、ちょっと棘を残してくれるいい一本

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