【嘘を暴く大怪獣】映画「GODZILLA」が5分でわかる!【ネタバレなし】

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2014年のアメリカ映画
出演者はアーロン・テイラー=ジョンソン、渡辺謙、エリザベス・オルセン
政府に隠蔽の真相を暴く怪獣映画

映画「GODZILLA」が5分でわかる!

あらすじ

日本の原発で働くジョーは妙な地震の調査をしていたが、同じ原発の技師である妻を事故で亡くす。

15年後、ジョーの息子フォードは日本で父が逮捕されたと聞いて来日、ジョーから15年前と同じ現象が起きていると聞く。
ジョーとフォードは事の真相を確かめるために、立ち入り禁止区域となった原発跡に潜入するが、謎の武装組織に捕まってしまう。

武装組織に連れられた先には謎の巨大生物が拘束されていたが突如覚醒、電磁パルスにより施設を無力化し、破壊し尽くして東に去って行った。

武装組織はモナークといい、そこの研究者芹沢教授らは、放射能を食べる巨大生物Godzillaの研究をしていた。
原発跡にいた謎の生き物はMUTOといい、放射能を食べてGodzillaと同じく古代より生き延び、原発で眠っていたことを知らされる。

フォードは家族に会うためアメリカ本土に向かっていたが、その途中ハワイにMUTOが現れる。
それを追うようにGodzillaも海を泳いで接近したため大津波が発生、ハワイは壊滅した。
MUTOはGodzillaに遭遇するとさらに東に向かって逃げていくのだった…

レビュー

ハリウッド式ゴジラ。
今作のゴジラは日本式ゴジラを基本としつつも超マッシブ!
ゴリゴリで迫力満点だ!個人的にはこれまでのゴジラのデザインで一番好き。
基本体術で戦うあたりも生物らしくて好感だ。

この映画の面白いところは人類VSゴジラのような対立がテーマでないところだ。
ゴジラとMUTOの人類誕生前から続く生存競争に巻き込まれる人類という位置付けになっている。
ゴジラもMUTOも人類には興味がない、攻撃されても歯牙にもかけていない。
そう、これはもう自然災害なのだ!

劇中では陰謀論がちらほら出てきて、
原発事故は実はMUTOの出現によるものだった!
ハワイの大津波はゴジラの襲来によるものだった!
ということを政府が隠蔽したという筋になっている。

MUTO覚醒➡︎原発跡壊滅➡︎地震ということにしておこう!
の流れはあまりに日本らしすぎて不謹慎にも爆笑したったw

本作の爆笑シーンでは、ジョーとフォードが立ち入り禁止区域に侵入するシーンで、ジョーがおもむろにヘルメットをとるシーン。
「なんともない」キリッ!

そりゃ放射能汚染だったらその時はなんともないでしょーよ!
と思わずツッコまずにはいられなかったよ。
陰謀論に傾倒するあまり変な行動に出ちゃった形だけど、この映画の場合実際に陰謀だったしな〜

ハリウッドから見て東日本大震災はよっぽどショッキングだったのか、ハワイでの津波のシーンは迫力満点、その恐怖をまざまざと見せつけてくれる。

ゴジラの戦いを描くのでなく、それに巻き込まれる人々のドラマを描くあたりはさすがハリウッド。
ゴジラ対軍隊見たいのが見たい人にはもの足りないかもしれないけど、リアリティがあってハリウッドらしい出来に仕上がっている。

そんなちょっと大人のゴジラ映画、この夏家族でどうだろうか?

超豪華な次作

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