【視覚の限界】映画「アイランド・ゼロ」が5分でわかる!【ネタバレあり】

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かっこいいおばあちゃんは好きですか?

2018年のアメリカ映画
主演者はライラ・ロビンズ, アダム・ウェイド・マクラフリン, テリー・リーヴ
本土から遠くなられた孤島で謎の生物に襲われるホラー

こんな人にオススメ!
・綺麗なおばあちゃんが見たい
・海にはまだ不思議な生き物がいると思う
・クリーチャー系ホラーが好き

映画「アイランド・ゼロ」が5分でわかる!

あらすじ

異変

ある島で漁師の網に魚がかからなくなり、真冬にも関わらずクラゲが大量発生する異変が起こる。
海洋学者のサムは生態系の異常を感じ調査を行うが、妻ルーシーは仕事の都合もありボストンに戻りたいと言い出す。

さらに本土とは60キロ、フェリーでの行き来が唯一の交通手段のこの島に、フェリーが突然来なくなる。
クリスマスを前に本土に戻りたい島民たちがフェリーを待つが、翌日になっても来る様子がない。
さらに島全体で停電になり、非常用の電源を使って生活する。

フェリーが来なくなって6日後、海に出て以来行方不明になっていた島民の船が浅瀬に流れ着く。
サムが船を調べると血痕が残っていてが、島民の姿はどこにもなかった。
実はサムの元妻レイチェルは海洋学者で、海に未確認生物がいるという説を提唱していたが、海の事故で行方不明になっていた。

翌日、サムがある島民と話しに行くと姿がなく、おびただしい血痕と青い液体のついた斧だけが残っていた。
青い液体を調べると血球が確認でき、冷水に適応した生物と戦っていたことがわかる。

この日、島民のほとんどが漁船に乗って本土に向かっていたので、サムは陸に上がるよう無線で呼びかける。
しかし時すでに遅く、無線の途中で船からの応答はなくなる。

低温生物の発見

島はとうとう電力が完全になくなり、残った人々はランプを頼りに寄り添っていた。
サムは現在起きている現象が過去他の場所で起きた事件と同じだと考え、未知の生物が海中にいると考えるが、島に来ていた小説家タイタスは信じない。
タイタスは島をテーマにした作品を書きに来ており、そのタイトルは「アイランド・ゼロ」全ての人が再出発する島という意味だった。

そんな時、島でまた犠牲者が出る。被害者は骨だけになっおり、サムと女医のマギーが調査に当たる。
実は、サムの娘のエリーはサーモグラフィカメラで撮影する趣味があり、謎の低温生物が鹿を襲う光景を撮影していた。

残った人々は宿舎に集まっていたが、サーモグラフィカメラに低温生物が近づいてくるのが写る。
その生物は宿舎に入ってきて島民を襲ったが、その姿は裸眼で見ることができず、マギーがライフルで倒す。

タイタスの目的

これまでの事件はどれも海の近くで起こっていたので、海から一番遠い家に移ることにする。
島の老人のアルビスは、30年前太平洋でこの生物に遭遇しており、その時はアルビス以外の全員が忽然といなくなったという。

サムは島民の女性が一人いなくなっているの気付き、この女性と交際していたタイタスと捜索に行く。
サムは女性が吊るされて死んでいるのを見つけるが、その直後タイタスに背後から襲われる。
タイタスを返り討ちにして事情を聞くと、タイタスが書いていたのは小説ではなく、この島の調査報告書だった。
タイタスはレイチェルの研究にあった生物を追っており、この生物を軍事目的で利用するため潜入していたのだ。

生物の弱点

そこに例の生物が群れでやってくる。
タイタスはこの生物と交渉し攻撃をやめさせると見せかけ、サムたちを襲わせる。
しかし逆にタイタスは生物に襲われて死亡、サムたちは屋根裏部屋に逃げるが、アルビスが逃げ遅れ取り残される。

屋根裏部屋で侵入していた生物を倒すと、取り残され死んだと思われていたアルビスが下の階から呼びにくる。
生物たちはタイタスの死体を持って何処かに消え、倒した死体を調べると体の表面が光学迷彩のようになっていた。
マギーはアルビスが暖炉の近くにいたため助かったと考え、生物が熱に弱いことに気がつく。
マギーはタイタスの報告書を読み、初めから島民全てを殺させる計画だったことを知り、フェリーが来ないのも予定されていたことだとわかる。

そしてクリスマス当日、女医は生物が音と光に反応する性質を利用し、家の中に誘き寄せ家ごと燃やす作戦を立てる。
作戦は成功したが、生き残りにルーシーが殺され、サムは泣き崩れる。
その場から逃げようとしないサムを置いて、マギーは港でアルビスやエリーらと合流、ボートで島から脱出する。

レビュー・考察

クリーチャー系ホラー、新種の深海生物に襲われる話。
その姿はだいたいうなぎ、皮膚が光学迷彩になっているため肉眼で見ることができない。
すごい力で引っ張るので人々は体を千切られて死亡する。
この生物自体は凶暴だが、宇宙人でもなんでもない普通の生物、魚の乱獲で餌がなくなってこの島まで北上してきた。

この生物の存在をタイタスは最初から知っていた。
タイタスは小説家などではなく、この生物を軍事利用しようともくろむエージェント。
この生物の存在を世から隠すため、生物が現れた島の島民をこの生物に殺させ口封じをしていた。
フェリーが来ないのも島民を島に閉じ込め原因不明の死体にするため。

パソコンにはこの生物とコミュニケーションを取るためのソフトの試作品が入っているが、役に立たなかった。
10単語程度のしょぼいソフトで自信満々に交渉しようとした彼の勇気には感服するが、これじゃダメだともっと早く感じて欲しかった。

主人公は海洋学者のサムかと思いきや、女医のマギー。
マギーは元軍人で銃の扱いに長け、鋭い洞察力を持つ。
60−70歳くらいに見えるが、その姿は上品で美しくそして強くてカッコイイ。

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