鴨川シーワールドでは、全部のショーを回っていると半日では全く足りません。
遅くなるとお子さんもぐずりだしてもう大変。
どうしても鴨川シーワールドを一日たっぷり楽しみたい。
じゃあ一泊…と気軽にできないのが、子供連れのツラい所。
お子さんと一泊となると混雑が…レストランで泣き出すかも…お風呂とかはどうなのかしら…
そんな心配ばかり先立って、結局日帰りにしちゃうんですよね。
そんな悩める親御さんのために、大人も子供も120%リラックスできるお宿鴨川館に実際に泊まった時のレビューをお伝えします。
気になったらぜひご家族で行ってみてください。
鴨川シーワールドのオススメホテル「鴨川館」の実泊レビュー
今回ご紹介するホテルは鴨川館。
鴨川館は、鴨川シーワールドから徒歩3分、道路挟んだ向かいにあるホテルです。
泊まるなら鴨川館の駐車場に駐車して、シーワールドまで歩きましょう。
駐車場料金¥1,200円が浮きます。
鴨川シーワールド付近は、古いホテルも多いのですが、コチラ鴨川館は2019年4月全面リニューアル。
館内は全く古さを感じさせず、美しい調度品の数々はまるで美術館のようです。
従業員のホスピタリティあふれる対応も素晴らしく、上品でたおやかなその挙措動作は子供に見習わせたいくらいです。
ちなみに社長様は23年天皇陛下から叙勲を受賞されています。
なかなかすごいことですね、お祝いのお花もたくさん届いていました。
ラウンジ 松林
ラウンジ松林は受付にあるコミュニケーションスペースです。
チェックインもコチラでします。
美しい調度品の数々に、最初からテンションが上がります!
客室
お部屋はいろんなタイプがありますが、私のオススメは海の見えるラウンジ付きの客室です。
広いのでゆっくりくつろげますし、畳の部屋でゴロっとできるのは日本人ならではの楽しみですね。
掘りごたつ型のラウンジスペースで夜の海を眺めながらの一杯が至高の楽しみです。
お部屋は全室禁煙でタバコ臭さは全くありません、小さなお子さんでも安心ですね。
選べる寝室
鴨川館ではベッドの寝室が用意されています。
ベッドで寝れば、寝る直前まで部屋で遊べます。
ベッドでないと寝付かないというお子さんでも安心です。
もちろんお部屋に布団を敷いてもらってもOKです。
赤ちゃんと一緒にお風呂
全室部屋風呂付き
小さなお子さん連れに大浴場はちょっと厳しいのはどこでも同じ…
そんな家庭向けに鴨川館では全客室でお風呂完備です。
大きさも普通の家庭の風呂ぐらいあり、トイレとは別でユニットバスではありません。
先にお願いしておけば子供向けの肌に優しいボディソープとシャンプーも用意してくれます。
こういう子供への小さな配慮がうれしいですよね。
プランによってはなんと室内露天温泉もありますので、お好きな人はぜひお試しください!
部屋のアメニティでは、ちょっと珍しいレモンのオールインワンゲル「レモーネ」がオススメです。
鴨川名産のレモンを使ったレモーネは香り高く、男に人にもオススメできます。
こちらも鴨川名産のレモンを使用しています。
大浴場
鴨川館は温泉大浴場「潮騒の湯」が充実しています。
潮騒の湯は和風な安房八景の湯とちょっとスパ風の白糸の美肌湯の男女入れ替え制になっています。
夜は男性が安房八景の湯、女性が白糸の美肌湯で、朝はその逆になる順序で固定です。
どちらにも内湯と温泉露天風呂、サウナ、水風呂、檜風呂、壺湯があります。
サウナと水風呂の温度設定が絶妙で、最高にととのうことができます。
お子さんも利用可能ですが、おむつが取れていないお子さんは洗い場のみ使用可能で、浴槽の使用は禁止です。
安房八景の湯の特徴は純和風の作りで、特に露天風呂が充実しています。
露天風呂はぬるめとあつめの2種類の檜風呂と岩風呂があります。
サウナも露天風呂スペースにあり、木箱から頭だけ出す1人用サウナも二台あります。
1人用サウナはかなり温度が上がるので、暑いのにサッと入りたい私にはとてもあっていました。
水風呂の温度も冷たすぎずぬるくないいい塩梅がキープされており、眠ってしまいそうになりました。
白糸の美肌湯は内湯が充実しています。
内湯はぬるめ、普通、あつめの3種類の温度の浴槽があり、サウナも内湯のスペースにあります。
露天風呂には浴槽が二つとサウナ用の休憩スペースがありますが、水風呂はありません。
なぜか白糸美肌の湯の脱衣所のロッカーは鍵がありません。
貴重品は貴重品入れか、更衣室内にある貴重品入れに入れる必要があるのでちょっと面倒です。
ちなみに大浴場の洗濯機は無料で自由に使うことができます(洗剤100円)。
貸切家族風呂「まどか」
さらに貸切家族風呂「まどか」もあり、宿泊客には45分¥1,100で利用できます。
赤ちゃんと温泉に入りたい方はコチラをどうぞ。
温泉ぷーろ「はるか」
また、屋上には温泉ぷーろ「はるか」もあります。
「はるか」は専用水着で楽しむ温泉プールです。
太平洋を眺めるロケーションは、はるか彼方に想いを馳せる最高の経験になるでしょう。
専用水着はもちろん無料でレンタル可能。
おむつが外れない赤ちゃんでも売店でオムツ水着を買えば入れるので、小さなお子さん連れでも家族で楽しめます。
朝夕部屋食完備
朝食、夕食ともにレストランと部屋食を選択できます。
この御時世、レストランはちょっと怖い…手袋して朝食バイキングするのは面倒…
という方にはぜひ朝夕部屋食をオススメします。
夕食だけでなく、朝食も部屋食ができるのがポイントです。
レストランでは子供が泣いたり、おっぱい欲しがったりで落ち着いて食べられなかった経験ありませんか?
その点、部屋食ならほぼ自宅と同じ、大人も子供も本当の意味でゆっくりできます。
もちろん部屋食だから質が落ちるなんてことは全くありません。
2023年春のメニューを見てみましょう。
夕食【24夏の献立】
鴨川館ではお食事も最高です。
地元鮮魚のお造りなど地元素材をふんだんに生かしたそのお料理は、素材の味を150%引き出したストロングスタイル。
魚の鮮度は素晴らしく生臭さは全くありません、刺身苦手な私でもここのだけは食べられます。
和牛は肉の旨味がありえないくらい詰まっていますし、長狭米のご飯は最高の炊き方をしてくれているのでそれだけで美味しくいただけてしまいます。
特にこの日びっくりしたのは、かずさ和牛柔煮です。
シェフがじっくり煮込んだお肉はほろほろととろける絶品です。
この日は運よく、前菜に酪農発祥の地千葉の嶺岡豆腐を食べることができました。
なかなかお目にかかれないここならではの味ですので、みなさんもぜひ楽しんでいってください!
オプションデザート
毎日5食限定で、季節のデザートが注文できます。
ちょっとお値段しますが、甘すぎず上品なデザートは大人でもパクパク食べれる絶品です。
すぐに無くなりますので、16 :30の注文開始と同時に注文しましょう。
お子様ランチ
予約時にお子さん用のお子様ランチ(¥3,500)も注文できますが、ちょっと豪華すぎです。
お子さんが小学生くらいならいいかもしれませんが、幼稚園くらいではまず食べきれません。
そういう時には、子供用ご飯は予約しないで、当日かけうどんなどをアラカルトで注文しましょう。
チェックイン時に注文可能ですので、小さなお子さんにはかけうどんと大人の料理を少し分けてあげれば十分かなと。
子供用だからと全く手抜きのないのがすごいうどんです。
その辺のチェーン店なんて話にならないレベル、普通にお父さんのランチです。
エビフライもエビたっぷりで、うちの子もあっという間に食べてしまいました。
朝食(部屋食)
朝食もレストランでのビッフェか部屋食か選べます。
ビッフェはマスクと手袋必須ですから、お子さん連れにはかなり面倒…
やはりお子さん連れには部屋食が落ち着いて食べれるので断然オススメです。
お子さんの朝食は宿泊料に含まれているから安心。
朝食(ビュッフェ)
朝食はレストランでのビュッフェにすることもできます。
チェックイン時におおまかな時間を指定する上、スペースも広くとられているので、ビュッフェ独特の混雑感は感じませんでした。
メニューは豊富で、ご飯だけでなくパンも種類が豊富です。
おかずもサラダやソーセージ、焼き魚はもちろんのことお刺身なんかもあり、とても充実しています。
最大の目玉は地元米長狭米を使ったガレットです。
目の前の鉄板で一枚一枚焼き上げたガレットに、ハムやブロッコリーなどの具材を添えて卵がのります。
これ一枚で十分な朝食になってしまうくらいのボリューム感があり、大満足のメニューになっています。
ガレットは部屋食では出てきませんでの、ガレットが食べたい方はビュッフェを選択しましょう。
また牛乳は房州のソウルミルク房州酪農牛乳です。
とても美味しい牛乳ですので、ぜひ試してみてください。
フリードリンクスペース「水屋」
客室のある各階にはフリーのドリンクスペース水屋があります。
コーヒーや紅茶、ココアなど基本的なドリンクは完備されています。
紅茶がちょっといいものを使っているのか美味しく、アールグレイがオススメです。
実は朝9:00から11:00までは梨バーモントなどスペシャルドリンクが出ます。
カフェインレスコーヒーもあり妊婦の方にも優しいです。
大人の人生の教養に
鴨川館は高級感あふれる、ちょっとハイランクな経験の積める素晴らしいホテルです。
全客室お風呂付きで、部屋食ができるのでパブリックスペースが混み合うことなく満室でも静かなんですよね。
大浴場やバイキングで行列とかだとせっかくの旅行でも疲れてしまいますよね。
鴨川館では、その辺しっかり配慮されているので繁忙期でも確実にリラックスできます。
スタッフのみなさんの心遣いも素晴らしく、うちの娘もすっかり懐いてしまいました。
ここで体験できる高級なおもてなしの数々は、きっとお子さんの将来に生きてきます。
こういう経験があると大人になって恥かかないで済むんですよね。
ちなみに私はスタッフが部屋まで運んでくれる荷物を自分で運ぼうとして止められました。
そういうことです…。
我が家では行くたびにいつも家族全員が楽しめ、ゆったりできてる。
「来てよかったね」そんな思いをいつもさせてくれる、鴨川館はそんなお宿です。
そのためビジネスホテルと比べると少々お値段しますが、このくらいの自己投資はむしろ人生トータルでプラスです。
ぜひみなさんも最高のおもてなしを体験してください。
プランによっては朝食の部屋食ができない部屋もあるようですので、お気をつけを。
鴨シーを1日閉園まで遊び倒して、翌朝は豪華なお宿でゆったり…
鴨川シーワールドが10倍楽しくなりますよ!
新プラン「ゆりかごプラン」のレビューはコチラ!
今回ご紹介したのは、通常のプランになります。
これに加え、23年子供連れ特化プラン「ゆりかごプラン」ができました。
子連れに特化したプランでリーズナブルに鴨川館を楽しめます!
24年リニューアルのインドアテラスルームのレビューはコチラ!
屋内でありながらテラスで食事を楽しんでいるような雰囲気のある、ちょっと贅沢なインドアテラスルームができました!
目の前は広大なビーチ
通りを一本渡るとそこはビーチ。
早朝のお散歩はとっても気持ちいがいいですよ!
鴨川館では洗濯機を無料(洗剤100円)で貸してくれます。
万が一濡れちゃっても安心ですね。
日帰りプラン
忙しい人には日帰りで温泉とビッフェが楽しめます。
¥4,000でお風呂が使えて、さらに館内ビッフェやお土産屋さんで使える¥2,000の商品券付き。
洗濯機と乾燥機も無料(洗剤¥100)なので、お風呂とお食事、洗濯まで済ませて終えば後は帰って寝るだけです!