【悪霊召喚】映画「ミラーズ 呪怨鏡」が5分でわかる!【ネタバレあり】

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2015年のロシア映画
主演者はアリナ・ババク、イゴール・クリフノフ、ウラジミール・セレズニョウ
悪霊を呼び出した少女とそれを助ける父親を描いたホラー

こんな人にオススメ!
・頼りになる父親がみたい
・王道ホラーが好き
・ロシア映画の暗さがイイ!

プライムビデオ「ミラーズ 呪怨鏡」が5分でわかる!

あらすじ

悪霊召喚

アーニャとカーチャら4人の少年少女がスペードの女王という霊を呼び出す儀式を行う。
後日儀式に参加した少年マトヴェイが心臓発作で命を落とす。

自動車修理工のアントンは別れた妻から呼び出され、娘アーニャが倒れていたマトヴェイを見つけ救急に通報したという話を聞く。
アーニャはやかんに女性が映り込んでいると言い、やかんを布で隠していた。

アントンが帰ろうとした時手を怪我してしまい、近所に住むカーチャの家で治療してもらう。
カーチャの家でも鏡が布で覆われており、アントンが布をとってもそこには割れた鏡があるだけだった。

その晩アーニャの家に泊まることになったアントンは、アーニャの部屋で黒衣の女を描いた不気味なスケッチを見つける。
マトヴェイの葬式に参列したアントンは、マトヴェイを検死した医者に会い、死因が妙だったという話を聞く。

迫り来る悪魔

アントンが儀式に参加していた少年セリョージャに、儀式の様子を撮影したビデオを見せてもらうと、鏡に女の影が写っていた。

セリョージャはネットで専門家に相談しており、そのアドバイスに従ってトランシーバーでスペードの女王に語りかける。
するとトランシーバーがひとりでに鳴り出し、スペードの女王がアーニャを呪っていることがわかる。
怯えるアーニャを残してアントンは一人帰宅する。

セリョージャも自宅に戻りシャワーを浴びているといつの間にか髪が切られていることに気がつく。
危険を感じたセリョージャはスマホを取り出すが、見えない力に締め上げられ死亡する。

連絡を受けたアントンは、アーニャとカーチャを自宅に呼ぶが、深夜にカーチャが化け物と遭遇、アーニャも女がきたと怯え出す。

専門家スミルノフ

事態を重く見たアントンはセリョージャのタブレットを使い、彼が相談していた専門家に相談する。
専門家がアントンの話を聞いてくれなかったので、GPSの情報から居場所を割り出してアントンは直接会いに行く。

専門家スミルノフはアントンに鏡から出てきた悪霊、スペードの女王の話をする。
スミルノフはスペードの女王に関わるのを嫌がっていたが、彼にも亡くなった子供がおり、アントンの説得に折れて協力することを決める。

スミルノフがアーニャの家で鏡を調べていると、アーニャが女に首を絞められたと悲鳴を上げる。
スミルノフがその部屋を撮影すると、そこにはスペードの女王が映っていた。

スミルノフはアーニャとカーチャにスペードの女王召喚の儀式を行わせ、霊の依代となっているアーニャの指輪を返却させることにする。
スペードの女王を呼び出したアーニャは突如金縛りにかかり、咄嗟にカーチャが指輪を窓から捨てるとあたりは何事もなかったかのように静まり返った。

最期の手段

翌朝アーニャとカーチャが鏡を見てももうそこには何もいない。
平穏な日々が戻ってきたかに思われたが、スペードの女王はアーニャ自身を依代とするようになっていた。

アーニャはナイフを手にカーチャを襲い、さらに母親を襲ったので、母親とカーチャが取り押さえて救急車で運ぶ。
病院に来たスミルノフは、アーニャからスペードの女王を追い出すためにはアーニャを心臓を3分間止めて、悪霊がいなくなったのちに蘇生させる必要があるという。
泣いて嫌がるアーニャにアントンは戸惑うが、反対する母親を説得してアーニャに薬物を投与してもらう。
アーニャの心臓が停止し3分が経とうとしても変化がない。
焦ったアントンは自分にスペードの女王を憑依させ、さらにそれをスミルノフがアントンからスペードの女王を引き受けて気を失う。

目を覚ましたスミルノフは電気ショックでアーニャを蘇生させる。
一人地下室に残ったスミルノフは自らに薬物を投与しスペードの女王もろとも死亡する。

アーニャの中にスペードの女王はすでになく、一家は無事にアーニャの誕生日を迎える。

そこに雑誌の販売員が訪れ、アントンは女性販売員の指にあの指輪が光っているのを見るける。
販売員に捨てるように言い部屋にもどったアントンが鏡を振り返ると…

レビュー・考察

ロシア初のホラー映画。ロシア映画は独特でよくわからない話も多いが本作は王道ホラー。
悪霊に呪われた娘を父親が救うというもの。

ロシア映画っぽい独特の暗さと重さはあるが、ストーリー自体はハリウッドっぽい。
なんでロシア映画って壮大なBGMとか笑顔が少ないのだろうか…寒い土地ゆえのお国柄だろうか??

さて、まずは興味本位で悪魔召喚した子供4人をご紹介
・アーニャ:悪魔召喚をメインで実施、ロシア美人。
・カーチャ:アーニャの幼馴染、ロシア美人。
・マトヴェイ:わんぱく小僧
・セリョージャ:オタク、事件解決の功労者
ロシア映画らしく、少女が色白ロシア美人。さすがだわ。

本当に悪魔が出てきて立て続けに少年二人が命を落とす。
発案者はおそらくお調子者のマトヴェイ、儀式の時にアーニャにドッキリ仕掛けて喜んでいた。
劇中でははっきり語られないが、おそらくマトヴェイが発案してセリョージャがやり方をネットで調べたというあたりだろう。
そんでロシア美人2人を脅かして楽しもうとしたと、スケベだな。
そして本当にスペードの女王が出てきて少年二人は真っ先に死亡、天罰かな。

ただセリョージャはマトヴェイの死に異常を感じ、スミルノフと早目にコンタクトを取っていた。
これがなければ全滅必死だったので、実は事件解決の功労者である。

スミルノフも過去に息子をスペードの女王に殺されており、この件に関わりたがっていなかった。
でも結局助けてしまうあたりどこかに仇を取りたい気持ちがあったのだろう。

そうでなければSNSでセリョージャと繋がることもなかったはず。
しかしどういう肩書きでSNSをやっていたのだろうか?

『怪異の専門家 スミルノフ!』

みたいな感じだろうか?やる気満々じゃないか!?201218

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