【出張先を満喫せよ!】映画「Xミッション」が5分でわかる!【ネタバレあり】

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2015年のアメリカのアクション映画
主演者はエドガー・ラミレス, ルーク・ブレイシ

こんな人にオススメ!
・大自然の美しい景色を見たい
・命をかけたチャレンジを楽しみたい
・海外旅行が好き

映画「Xミッション」が5分でわかる!

あらすじ

ユタの転身

エクストリームスポーツのプレイヤーユタは、バイクスタント中の事故で親友のジェフを失う。

7年後、その失意からエクストリームスポーツを辞めFBIに入ったユタはインドでダイヤを強奪し、その全てを貧民にばら撒いた強盗団の捜査を任される。
さらに強盗団はメキシコで空輸中の現金を強奪し、その全てを空中からばら撒く事件を起こす。

この強盗団は3人組で、自然に敬意を示すための8つの修練であるオザキ8の全てを達成しようとしていた。
オザキ8を提唱したのはエクストリームスポーツの専門家オザキだったが、彼自身は3つ目の修練で命を落としていた。

挑戦!オザキ8

捜査のためフランスに向かったユタは、現地の捜査官パパスと次の修練が行われる大波のポイント、コルテスバンクに向かう。
ユタもサーフィンでこの大波にチャレンジするが、失敗したところを同じ波に乗っていたボーディという男に助けられる。

ボーディはチャウダーとクロエという仲間とともに3人組で修練の旅をしており、ユタはこの3人組と強盗事件とのつながりを掴むため、彼らのアジトに潜入する。
その場でボーディに認められたユタはオザキ8第5の修練”風の躍動”への挑戦に誘われる。
その修練は絶壁の岩山を飛び降り、細い谷間をムササビのように滑空する危険なものだったが、ユタは3人組と共にこのチャレンジを成功させ、仲間として認められる。 

第6の修練”氷の生命”はイタリアの絶壁のような氷山をスノーボードで降るというものだった。
ユタはボーディらとこの修練に挑むが、途中で断崖に阻まれ諦めムードが漂う。
しかしユタは一人急勾配を降りていき、ボーディらもその後を追うが、チャウダーが進路を誤り崖下の落ちて死亡する。

ボーディの秘密

オザキはオザキ8を3つ成功させた後、自然に返礼しようと捕鯨船を遮って死亡していたことがわかる。
実はその際オザキと行動を共にして生き残ったのがボーディで、彼はオザキとは違う方法でオザキ8を達成しようとしていた。

ボーディたちは自然に返礼するため金鉱を爆破しようとしていた。
ユタはそれを止めようと自身がFBIであることを明かし、ボーティに銃を向けるがボーディは意に介さず起爆スイッチを押しバイクで山を駆け降りる。
ユタもそれを追うが、バイクは横転しボーディに逃げられてしまう。

ボーディはユタがFBIであることを見抜いており、ユタを救うために彼を仲間に加えたという。

7つ目の修練

FBIがボーディ資金源を押さえたため、ボーディたちは山奥の小さな銀行を襲撃する。
ユタはそのことを読み現場に向かうが、銃撃戦の末あと一歩のところで逃げられる。
ユタは、ボーディがかつて大波に飲まれたユタを助けたため4つ目の修練”荒れ狂う水”が未達成になっていることに気がつく。

ユタは7つ目の修練が、ボーディの故郷ベネズエラのエンジェルフォールで行われると読み現地に向かう。
ボーディはクロエと滝壺が消えるほどの高さの絶壁を道具なしでクライミングしており、ユタも同じように2人を追いかけるが、クロエは崖から落ちてしまう。
ユタとボーディは崖を登り切るが、ボーディは突如崖から飛び降り、それを止めようとしたユタも崖から落ちるが、川に落ちたため一命を取り留める。

悲しい再会

17ヶ月後、コルテスバンクには再び大波が現れていた。
ユタはボーディが”荒れ狂う水”の修練を達成しにくると読んでおり、ふたりは大嵐の海上で再会する。
ボーディはサーフィンで高波にトライするが失敗し、ユタはそれをヘリコプターから見届けてその場を去るのだった。

レビュー・考察

みなさん自然は好きですか?
この映画は自然を愛するあまり無謀なチャレンジに挑んだ男たちの話です。

そのチャレンジとはオザキ8。
オザキが定めた8つの修練で、人生で1つでも達成できればスゴイとされるほどのチャレンジ。
8つ全てを達成すると悟りが開けるらしい…意味不明である。

ちなみに劇中で明確になっているオザキ8はコチラ!

オザキ8の全て

オザキ1:Emergency force                         ➡︎インドで上空からダイヤをばら撒く
オザキ2:Birth of sky                                  ➡︎スカイダイビングしながら金をばら撒く
オザキ3:Awaking earth                             ➡︎メキシコで空から地中へスカイダイビング
オザキ4:Life of water(荒れ狂う水)           ➡︎フランスの超大波でサーフィン
オザキ5:Life of wind(風の躍動)                 ➡︎ムササビで谷間を飛ぶ
オザキ6:Life of ice(氷の生命)                    ➡︎イタリアの氷山でスノボ
オザキ7:Master of six levels(六命の極意)➡︎ベネズエラで無装備クライミング
オザキ8:Act of ultimate time                    ➡︎全くの謎

何となくオザキ1-3までがだだかぶりである。
金品ばら撒くところまでが修練なのか謎だが、要するにスカイダイビングである。
ここまでは金さえあれば何となくできてしまいそう…
誰だ!?人生でも1個でも達成できればスゴいなんて言った奴!

自然の雄大さを楽しむ映画

修練自体の中身はともかく大自然の雄大さは見事。
自然の美しさをナショジオ並みに教えてくれる。

しかしストーリーはやはり無理が多く、修練中にユタは何度でもボーディを捕らえる機会があったのにそれをしない。
ベネズエラでのクライミングなんて、なんでお前まで無装備でやるんだよ!と思わずツッコんでしまったほどだ。
100歩譲ってクライミングでボーディを追うせよ、ちゃんとした装備でいった方がいいだろうに…

やはりこいつ捜査の名目でちゃっかり楽しんでいるな!?
まるで出張先を楽しむサラリーマンのようだ。

っていうかこの映画FBIの要素必要だったのだろうか…
単純なエクストリームスポーツドキュメンタリーみたいにして焦点を絞った方が良かった気が…

結局ボーディは悟りを開けたのだろうか?
最後の諦めような姿は悟りの境地だったようにも思える。

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