【逆襲のおっさん】映画「Mr.ノーバディ」が5分でわかる!【ネタバレあり】

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2021年のアメリカ映画
主演者はボブ・オデンカーク, コニー・ニールセン, RZA
平凡な男が悪を薙ぎ倒すアクション・スリラー

こんな人にオススメ!
・スカッとしたい
・わかりやすいアクションが見たい
・ちょいコメディでも大丈夫!

あらすじ

・平凡な男ハッチ

毎日工場勤めの同じような日々を送る平凡な男ハッチ。
ある日自宅に男女二人組の強盗が押し入るがハッチは少しも動じず、強盗たちを撃退する。
ハッチは老人ホームにいる老齢の父デビッドを訪ね、FBI捜査官だった頃のデビッドのIDと拳銃を持ち出す。

ハッチはタトゥーショップに入りそのIDを見せるも、従業員たちは別人であることをあっさり見抜きハッチを威圧する。
しかしハッチの手首の刺青を見た瞬間、従業員たちは態度を一変、ハッチの求めるまま強盗の居場所を吐く。

ハッチは強盗の家に押し入り、奪われた腕時計を取り返すが、その家に赤ん坊がいるのを見ると強盗たちには何もせず引き返す。
ハッチが自宅に帰る途中、乗っていたバスに数人のチンピラが乗り込んできて乗客の女性に絡む。
悶々としていたハッチはチンピラと戦い、自身も傷を負いながらも全員を倒す。

しかしチンピラの一人はロシアンマフィアのボスユリアンの弟で、ユリアンはハッチが落としたメトロカードからその行方を探し始める。

・Mr.ノーバディ

ユリアンはメトロカードの情報からハッチのデビッドがいる老人ホームを突き止める。
ユリアンの部下はハッチのことをペンタゴンの友人に問い合わせるが、その情報は全て消されていたためその正体はわからなかった。
ユリアンの部下はさらにハッチの正体を調べるが、何かに気がつくと恐れて仕事を降りてしまう。

ユリアンはハッチの自宅に部下のマフィアを送り込むが、ハッチは家族を地下室に隠してマフィアたちを次々と倒す。
しかしハッチはスタンガンで攻撃され気絶し車で運ばれてしまう。

ハッチが気がつくと後ろ手に手錠をされ車のトランクで運ばれるところだった。
ハッチは強引に手錠を抜け、トランクにあった消火器を車内に振り撒区ことで車を転倒させ脱出する。
実はハッチはある政府機関の元監査員で、監査員とはその機関で最も恐れられる人物を表す言葉だった。

自宅に戻ったハッチは家族を逃し、マフィアたちを家ごと燃やす。
ハッチはかつていた組織を辞め、その後平凡な家族を持ったが、心の奥では穏やかな生活は偽りであると感じていた。

・逃れられない業

その頃、ハッチの父デビッドの老人ホームにもユリアンの刺客が来ていたが、デビッドは隠し持っていたショットガンで椅子から一歩も立たずに刺客を倒す。

ハッチは大量の金塊で自身が務める義父の金属加工場を買い取り、そこで武器を製造し始める。
ハッチは家族と父を襲ったユリアンを許す気はなく、危険な男であることを知りながらも決着をつけるためアジトを襲撃する。
そこでハッチはユリアンが管理しているマフィアの年金オブシャクを全て燃やし、ユリアンが歌うショー会場に堂々と入る。

マフィアたちに銃を突きつけられるハッチだったが、隠し持っていた爆弾をチラつかせユリアンと会談する。
ハッチはオブシャクを燃やしたことを伝え、自身を殺してもオブシャク弁済の義務が残るので、顔を変え南の島で余生を過ごすことを条件に手打ちにしようと提案する。
しかしユリアンはこの提案を蹴り、ハッチが乗る車を部下と襲撃する。

圧倒的な数の違いに追い詰められるハッチだったが、そこにハッチと無線で話していた謎の男と父デビッドが助けに来る。
ハッチらは圧倒的な強さでマフィアたちを次々と倒し、ユリアンだけが最後に残る。
弾が尽きたハッチは強化ガラスに爆弾をくくりつけ銃を乱射するユリアンに突撃、ユリアンを倒す。

・平凡な男ハッチ

ハッチは妻に別れを告げ、警察の取り調べを受けるが、取り調べ中の警官に一本の電話が入り釈放される。
3ヶ月後、妻とモデルハウスの内覧に来ていたハッチに匿名の電話が入るが、ハッチはその電話を無視する。

ハッチを助けた謎の男は実はハッチの弟で、父デビットと二人何処に旅に出るのだった。

レビュー・考察

みなさん、心躍る毎日を送っていますか?

この映画は、家ではソファで眠り、ゴミを捨て忘れて奥さんに怒られ、会社でも冴えないおっさんが、悪を次々と薙ぎ倒す痛快アクションです。

・ハッチの正体

ハッチの正体は英語3文字の政府機関(FBIかCIAと思われる)の元エージェント。
監査員とはその隠語で、最も危険な人物を意味していた。

その強さは圧倒的だが、ブランクがあるためか無双できるほどではない。
そのリアリティがいい感じで、バスでのチンピラたちとの戦闘は最大の見どころ。

一人一人派手ではないが確実に倒し、ナイフで刺されたり反撃を受けながらも結局全員一人で倒す。
一度はバスの窓から投げ出されながらも、またバスに入って戦う姿にとんでもない気迫を感じる。

そもそもなんでバスでチンピラと戦うことになったのかというところだが、これには彼のいら立ちが深く関わっている。

・ハッチのイラ立ち

ハッチは自宅に押し入り家族を危険に晒した強盗への報復を考えていた。
かつてのツテで強盗の居場所はあっさりわかり、その家まで押し入り報復しようとする。

しかしその時強盗の家にいた赤ちゃんの泣き声を聞いて、奪われた時計だけを取り返してあっさり引き上げる。
冷酷になりきれない自身にイラだったのか、レンガの壁を強く殴る仕草には彼の葛藤が垣間見える。

彼は冷酷な監査員に戻りたかったのだろうか…?

そんなイラ立ちを抱えた帰り、バスに乗り込んできたのがあのチンピラたちだったのだ。
容赦なく監査員に戻れる相手を見つけてもしかしたら内心嬉しかったのかもしれない。

・自己の解放

しかしこの時倒したチンピラの一人は、ロシアンマフィアのボスユリアンの弟だった。

倒した時呼吸困難に陥ったチンピラにストローで気道確保してあげる優しさも見せたのに、結局チンピラは亡くなり恨みを買ってしまう。
ユリアンが部下にハッチの素性を調べさせ、ペンタゴンにも問い合わせるが、そのデータは全て削除されている“No Body”だった。

それでもユリアンの部下はハッチの情報の一部を入手することに成功するが、それを見た瞬間何かを恐れて逃げ出す。
この辺の言葉では言い表せないくらいのヤバいやつ感がヤバい、ゴミ捨て忘れて怒られるただのおっさんなのに…

ハッチはユリアンの送った刺客を全てあっさり倒し、その体をソファに並べて自宅ごと燃やす。
この時の述懐がなんとも感慨深く、普通になろうとしたができなかったヤバい男の哀愁が漂っている。

・父デビッドもヤバい

実はヤバいのはハッチだけでなく、その父親デビットも同じ。
デビッドは元FBI捜査員で既にヨボヨボの老齢、しかしその危険性はハッチに負けていない。

ユリアンの刺客二人を椅子に座ったまま事もなげにショットガンで倒すシーンが印象的で、表情ひとつ変えないし、死にかけの刺客が助けを呼ばないように口を封じる周到さ。でも表情は素。

老人特有の表情の読みずらさが、怖さを演出しておりいいキャラに仕上がっている。

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