【バラ庭園とロングミニ鉄道】「佐倉草ぶえの丘」のアトラクション、ランチ、宿泊【誕生!ポニョJr】

こどもと一緒!お出かけスポット

みなさん、週末お子さんをどこに連れて行こうかお悩みではありませんか?
千葉県の北部佐倉市にある佐倉草ぶえの丘では、自然体験を中心に動物ふれあいやミニ鉄道にアスレチックなどが楽しめます。
全体的に幼稚園くらいのお子さん向けですが、幅広くいろんなことが楽しむことができとても安価です。

しかもすごいのは2019年完成のキレイなシェアハウスに一泊できてしまうこと。
自然あふれる環境での一夜はきっと最高の思い出になります。

ここでは、佐倉草ぶえの丘ってどこにあるの?何ができるの?宿泊なんてできるの?ランチは?トイレはどうなの?近くに寄れるところある?という内容をご紹介します。

行く前にぜひ一度ご覧になっていってください!

「佐倉草ぶえの丘」のアトラクション、ランチ、宿泊

アクセス

電車、バス

京成佐倉駅北口:佐倉市コミュニティバス内郷ルート10−20分程度。
バスは9時から17時まで1時間に1本程度しかありません。
JR佐倉駅からはちばグリーンバスでまず京成佐倉駅に向かってください。

自動車

公共交通機関は不便なところにありますので、車がオススメです。
東関道佐倉ICから25分程度。
駐車場は無料です。そこそこ広いので余程のことがない限り満車になることはないでしょう。

何ができるの?

入場料大人410円、小中学生100円、未就学児は無料です。
自然体験系の公園ですが、動物がいることもありペットの入園は不可ですので気をつけましょう。

園内できることは多いですが、曜日や時期が限定されているものもあります。
例えばアスレチックややぎとのふれあい、ミニ鉄道は通年で楽しめます。
ポニー乗馬やうさぎ・モルモットとのふれあいは日祝のみ、やじゃがいもやさつまいもの収穫やローズテラスでのお食事は季節が限定されています。

アスレチック

アスレチックは3カ所あり、どれも幼稚園から小学校低学年レベルです。
遊んでいるのもそのくらいのお子さんばかりですので、小さなお子さんでも安心して遊ばせてやれます。

芝生広場のアスレチック

入り口入って最初に見ることになるアスレチック。
広大な芝生広場の片隅に二つあり、一つは幼稚園レベルでもう一つは小学生低学年レベルです。
ブランコもあり、小さなお子さんたちがいつも走り回っています。

森のアスレチック

芝生広場から公園奥に入ったところにあるアスレチック。
木製で、切った木をそのまま活かしたワイルドは作りが魅力。
派手さはありませんがその分優しい感じがするので、幼稚園くらいのお子さんにはちょうど良いです。
ここは空いていて、子供を安心して遊ばせてやれるのが魅力です。

冒険とりで・地下鉄車両

公園を入ってすぐ右に入ったところにある目立たないアスレチック。
しかしこの公園で一番大きなアスレチックであり、大きめのすべり台もあります。
目立たないところにあるので、大きなアスレチックであるにもかかわらずそんなに混み合いません。
難易度も幼稚園くらいの子にはちょうど良いので、小さいお子さん連れにオススメです。

すぐそばには、昔の都営地下鉄車輌があり、中にも入れます。
あまり整備は行き届いておらず、ちょっとホラー風味です。
昔の車内広告が懐かしい感じです。

ミニ鉄道

3歳から一人320円。
3歳以下でも保護者が付き添えば乗れますが、お子さんがちゃんと席に座れないといけません。
おんぶ・抱っこでの乗車は禁止です。

1100m約10分とミニ鉄道では国内最大級の走行距離を誇っています。
森の中を走るので緑が気持ちよく、大人でも結構楽しめます。
園内をぐるっと一周してくれますので、最初に乗ってもいいかも知れません。

土日祝日はおおむね10時から16時までの毎時00分、20分、40分と20分おきに発車します。
午前最後が11:40で午後最初は13:20とお昼にかかると間が開きますのでお気をつけを。
このために午後一には週末行列ができます。午後一は避けるのが良いでしょう。
平日は1日5本程度と本数が激減します。

また、乗車中の撮影は禁止となっています。

動物ふれあい

やぎ

やぎのエサを100円で買うことができます。
観光牧場等では500円程度かかることも珍しくないので、とても良心的ですね。

観光牧場ではよく餌やり客が多すぎて動物が餌を食べ飽きていることがあります。
しかしここの餌やりでは、程よくお腹を空かせたやぎたちが可愛く餌をおねだりしてくれます。

やぎの中には崖の上のポニョもいます。
ポニョとは2020年に民家から逃げ出した子やぎで、線路脇のコンクリートの崖の上に住み着いていたところを保護され全国ニュースにもなりました。

さらに2023年4月5日ポニョに子供が産まれました!
双子の男の子で佐助と草助と名付けられました。
すぐに大きくなってしまうので、可愛い姿が見れるのも今のうちです。早めに見に行きましょう!

ポニー乗馬、うさぎ・ひよこふれあい

やぎはいつもいますが、ポニー乗馬とうさぎ・ひよこふれあいは日祝のみです。
ポニー乗馬300円、餌やり100円です。
うさぎ・ひよこふれあいは15分200円付添い100円です。
うさぎが人懐っこく、特に可愛いのでオススメです。

美しい孔雀もいます

バラ園

公園敷地の半分を占める広大なバラ園。
谷を見下ろすような立地になっており、見渡しが良いのが特徴です。
5月と10月のバラの季節は大変賑わいます。
特に春バラは5月中旬から下旬が見時になっています。

またこの時期にはバラ園側のローズテラスがレストランになります。
メニューは薬膳カレー鶏コンフィス添え¥1,600、ガパオライス¥1300、牛肉100%ボロネーゼ¥1600、タラコのクリームパスタ¥1300、クラムチャウダー¥500、バラのアイス(バナナ味/イチゴ味)¥450などです。

2023年は5月3日から6月4日までの土日のみ営業となっています。
おしゃれなカフェで、咲き誇るバラを眺めながら美味しいランチなんて素敵な体験になりそうですね!

収穫体験 

5月にはじゃがいも、9月−10月ごろにはサツマイモ、落花生の収穫を楽しむことができます。
作物の出来次第で、体験できるタイミングが毎年異なります。
なくなり次第終了になるので、季節になったらマメにホームページを見るようにしましょう。

近年コロナで中止になっていましたが、2023年のじゃがいも収穫体験が再開しています。
2023年のじゃがいも収穫は5月20日から6月中旬までの土日のみ開催です。
1日2回の開催で、午前の部は受付10時−11時、午後の部は受付13時-14時となっています。

じゃがいもは3株450円です。
特筆すべきは値段が人数ではなく、株あたりであること。
親子3人で行くと3人分料金取られて、食べきれないほどの芋が取れてしまうことがあると思います。
こちら親子3人参加でも3株料金なので、ちょこっと体験を楽しむにはコスパ最強となっています。

ちなみに畑は園内になく、未舗装路をを少し歩きます。
ベビーカーでは厳しいので、歩きがしっかりしてから連れて行きましょう。

キャンプ、デイキャンプ

20名以上の団体のみ利用可能という残念キャンプ場
学校行事や自治会のイベント等を対象にしているようですが、個人利用ができればコロナ禍でのキャンプブームを取り込めたであろうだけにに残念。

バンガローの使える第一キャンプ場と、テントの第二キャンプ場があります。
バンガロー(定員6名)1棟1泊3600円、テントは持ち込みで1張1泊510円。
バーベキュー機材は持ち込み禁止でレンタルオンリーですが、かまど400円、まき500円等と安価。

古民家

佐倉周辺は古民家や武家屋敷が多いエリアでもあります。
特に敷地出たところにある旧増田家住宅は門構えも立派で、往時の暮らしを思わせてくれます。

ランチ

農園食堂りいど

園内にあるレストラン。地元野菜を使った四季折々の料理が楽しめます。
メニューは野菜たくさん草ぶえ天丼700円、カツカレー750円など。
天気の良い日は、屋外のテラス席がオススメです。

持ち込み弁当

園内はどこでも持ち込み弁当が可能です。
芝生で敷物を広げても良いですし、園内はテーブルも多いので、食べるところには困りません。
バラ園入り口にあるバルコニーは、バラ園を見下ろす好立地でオススメです。

お弁当は公園入り口の農産物直売所でも売っているので、こちらで買っても良いでしょう。
園内ゴミ箱はありますが、研修センター前の1カ所と少ないので、気をつけてください。

農産物直売所

公園入り口では新鮮な地元野菜を取り扱っています。
野菜だけでなく、地元酪農家金子牧場のアイスなども扱っており、ちょっとした道の駅のようになっています。
お弁当も売っているので、ランチを買っても良いですね。

宿泊

佐倉草ぶえの丘では、実は宿泊が可能です。
キャンプとは違い、宿泊は2名から可能でバーベキューも楽しめます。
宿泊料がとても安価なので、土日ちょっと出かけるという楽しみ方ができるのも魅力です。

たまには山の中スマホやPCと離れ、ファミリーでアウトドア!
夜はお酒片手にバーベキューしながら星空を眺め、翌朝は小鳥のさえずりの中、森の中で目覚める。
なんてちょっと素敵な思い出になりそうじゃありませんか?
しかもエアコン完備、風呂、トイレ付きのお部屋に泊まれるのですから、これはもうグランピングと言っても差し支えありませんね!!
ちょっといいワインや、豪華なお肉を用意して、お得にグランピングしてしまいましょう!

【注意】
ログハウス、シェアハウスともに食材、食器、洗面用具、シャンプー、石鹸、タオル等はありません。個人で持参が必要です!バーベキュー用品は有料でレンタルになります。

>>レンタル器具の一覧

デジタルデトックスのススメ

テレビもネットもない山の中で一泊することで、大人もいらない情報の垢を落とすことができます。
私はこれをデジタルデトックスと呼んでいるのですが、これをすることで普段いかにいらない情報に満たされているか知ることができます。
無駄な情報を得るための時間を省くことができるようになり、自由な時間をググッと増やすことができました。

ログハウス

公園中央部にあるログハウス。
1棟2−6人利用、ベッドが4人分で布団が2人分あります。

ユニットバス・冷暖房完備で、冷蔵庫、IH調理器、電子レンジ、電気ポット、炊飯器、なべ、フライパンはあります。
宿泊料は1棟あたり3月−10月18,900円、11月−2月15,700円で、佐倉市民は少し安くなります。

シェアハウス

2019年オープンのキレイなシェアハウスです。
1部屋4人で、冷暖房完備、2段ベッド、浴室、洗面台、トイレ、テーブル、イス、冷蔵庫(1ドア)、金庫(小型)があります。
こちらはユニットバスではなく、風呂・トイレ別なのが嬉しいですね。

こちらも屋外でバーベキューを楽しめます。
冷蔵庫や調理台もあるので室内調理も可能ですが、共用スペースに2セットしかありませんので、混み合う時は思い通りの時間に使えないかもしれません。

2022年4月から料金が変わり、一人あたり料金から1部屋あたり料金になります。
1部屋あたり3月−10月10,300円、11月−2月8,200円で、佐倉市民は少し安くなります。

ログハウス・シェアハウスの問い合わせ、予約

電話:043-485-7821 

トイレ、授乳室等

園内のトイレはありますが、屋外トイレは公園のトイレレベルなのでお世辞にも綺麗とはいえません。
屋内トイレは入口入って正面の研修センターにありますので、こちらの使用をオススメします。
授乳とおむつ替えができるのも研修センターだけなので、赤ちゃん連れにはちょっと不便です。
(一応おむつ替えはローズカフェ隣のトイレでも可能ですが、研修センターの真裏にあるのでメリットは少ない。)

公園入って正面にある研修センターは園内の主要拠点で、キレイなトイレ、おむつ替え、授乳室、ゴミ箱、ランチの取れるテーブルが揃います。
困ったらとりあえずここに向かいましょう。

すぐ近くのオススメ!

佐倉ふるさと広場

本格オランダ風車が有名な広場。印旛沼をほっこり眺めることができる憩いの広場です。
通常駐車場無料、園内無料ですが、チューリップの季節には大変混み合う上、駐車場も1000円と跳ね上がります。
ゆったりしたいならこの季節は外しましょう。
チューリップだけでなく、秋のコスモスも実はキレイです。

シャワーが使えランステ機能も備えていますので、ジョギングやポタリングの拠点としても最高です。
売店ではオランダ直輸入の小物を扱っており、農産物直売所もあります。

金子牧場

佐倉市の地元酪農家がアイスクリームを作っています。
牛舎でくつろぐ牛たちを見学し、その乳を使った牛乳やソフトクリームを味わうことができます。
新鮮で濃厚な乳を使った乳製品は絶品ですので、ぜひ一度お試しください。

佐倉城址公園

日本100名城。
城郭は残っていませんが、城の縄張りが大規模に残されており、その威容がうかがえます。

国立歴史民俗博物館

佐倉城址公園内の博物館、入場料600円。
縄文の古来から現代までの人の暮らしの変遷を追った博物館で、ジオラマが多用されているので素人でも楽しめます。

一泊するなら佐倉より成田がオススメ!

佐倉市は家族で自然や歴史を感じることができる名所がいっぱいです!
ログハウスやシェアハウスで一泊も良いですが、ちゃんとしたホテルに泊まりたい方は成田周辺がオススメです。
成田周辺は外国人旅行者も多く、ヒルトンなど高級ホテルもたくさんあります。
ワイルドや山遊びからの高級ホテルもいろんな体験ができて楽そうですね!

個人的に面白かったのはアートホテル成田。
庭園にワイルドな里山があり、ハイキング体験ができました。
温泉大浴場もGOOD!

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