【愛憎の果てに】映画「クリムゾン・ピーク」が5分でわかる!【ネタバレあり】

愛憎の果てを見るホラー

2015年のアメリカ映画
出演者はミア・ワシコウスカ、ジェシカ・チャステイン、トム・ヒドルストン
ゴシックな洋館に現れる霊との関係を扱ったゴシックホラー

こんな人にオススメ!
・ギレルモ・デル・トロ監督のファン
・ゴシックな世界観が好き
・ドロドロした昼ドラが好き

プライムビデオ「クリムゾン・ピーク」が5分でわかる!

あらすじ

・父の死

アメリカの実業家カーターの娘イーディスが10歳の時、死んだ母の霊にクリムゾンピークに気をつけろと言われる。

14年後、イーディスは父カーターの事務所で働いていたが、そこにトーマスとルシールのシャープ姉妹が融資を求めてやってくる。
その夜イーディスは舞踏会に出かけたカーターと主治医のアランを見送り、ひとりで部屋にいると霊が現れ、クリムゾンピークに気をつけろと言い残して消える。
その直後、イーディスをトーマスが訪ね、舞踏会に一緒に行って欲しいと頼まれる。

舞踏会でイーディスとシャープは見事なダンスを見せるが、カーターはトーマスの素性を不審に思い部下に調べさせることにする。
その間にもトーマスがイーディスとの関係を深め、カーターはトーマスとルシールに金を渡して二人をイギリスに帰そうとする。
トーマスは金をもらうことと引き換えに、イーディスの書いた小説を罵倒し彼女を傷つける。

翌朝、カーターは何者かに浴室で殺される。
イーディスは傷つけたのは本心ではなかったというトーマスの置き手紙を見つけ、二人は夫婦になる。

・シャープ家への嫁入り

トーマスはイギリスの名家の育ちで、巨大で華麗な屋敷にルシールと二人で暮らしていた。
トーマスの妻となったイーディスも屋敷で暮らすことになるが、屋敷の各所で幽霊が現れイーディスに何かを語りかけるようだった。

その頃カーターの主治医のアランは、カーターがトーマスに渡した小切手の半券と発見、カーターの突然の死に不信を抱くようになる。
さらに調べを進めるうちにトーマスの屋敷でかつて殺人事件が起きていたこと、トーマスが既婚者であること隠して結婚しようとしていたことを知る。

幽霊を見たイーディスが不安になったので、トーマスは彼女を外に連れ出すが吹雪に閉じ込めれて郵便局で一夜を過ごす。
翌朝屋敷に帰るとルシールは激怒し、イーディスを責める。
イーディスは隙を見てルシールの持っていた鍵束からエノーラと名の入った鍵を盗む。

屋敷に届いたエノーラ宛の手紙から、エノーラがかつて屋敷にいたことを知ったイーディスは盗んだ鍵で禁じられた地下室に入り、赤い液体に満たされた井戸を見つける。
イーディスはこれまで屋敷にいた複数の女性の音声と写真を見つけ、エノーラには子供がいたこと、トーマスとルシールが金持ちの女性を妻にしては毒殺していたことを知る。
さらにエノーラの写真にはいつもルシールが出す紅茶が映っており、直後吐血したイーディスは屋敷から逃げようとするが、猛烈な吹雪の前に力尽きる。

・助けに来たアラン

イーディスはルシールに助けられ、食事と紅茶で看護を受けるが、トーマスからはもう紅茶を飲まないように言われる。
紅茶にはルシールが毒を盛っており、トーマスはルシールを嗜める。

イーディスは屋敷内でエノーラの霊と出会い、ルシールとトーマスが密会しているところに出くわす。
ルシールはイーディスを3階から突き落とし、足を骨折したイーディスは気を失う。そこに突然アランが屋敷を訪れたため、イーディスは一命を取り留める。
アランはイーディスにトーマスらの母が屋敷で殺害された事件の記事を見せ、犯人がトーマスとルシールであることを看破。
さらにトーマスらがイーディスに毒を盛ったと指摘した。

イーディスを連れて帰ろうとしたアランはルシールに刺され、ルシールはトーマスにとどめを刺させようとする。
トーマスはアランを殺したふりをして逃がそうとする。

ルシールはイーディスに遺産相続の書類にサインをさせようとする。
イーディスがエノーラのことを訪ねると、実はエノーラが持っていた赤子はルシールとトーマスの子であることがわかり、ルシールはトーマスへの狂おしい程の愛を告白する。
さらにイーディスは、ルシールがカーターを殺したことを知り、ルシールをペンで刺して逃げる。

・愛憎の果てに

トーマスはイーディスの遺産相続の書類を燃やし、ルシールにシャープ家の家名から自由になることを語る。
しかしルシールはトーマスがイーディスを愛していることを知り、トーマスを刺し殺す。

ルシールとイーディスは刃物で殺しあい、イーディスが殺されそうになるが、ルシールがトーマスの霊に戸惑った隙にスコップで殴って倒す。

イーディスはアランと屋敷を後にし、残った屋敷には感情に縛られたルシールの霊だけが一人残りピアノを弾き続けるのだった。

レビュー・考察

デルトロ監督らしいゴシックロマンスホラー。

屋根が壊れたまま放置されたシャープ家の屋敷には、空から粉雪が舞い込んで美しい。
ルシールやイーディスのドレスもフリルフリフリで洗濯が大変そうだ。

本作ホラーだが恐怖要素はほとんどなく、むしろ霊は味方。
いつもクリムゾンピークに気をつけろとイーディスに警告してくれるが、最後まで見てもクリムゾンピークがなんだったのかはわからない。
これでは気をつけようがなかろうに…

本作のホラー要素は嫉妬に狂った女性。
しかも姉弟と弟の妻という最悪の三角関係である。
昼ドラの方がまだマシというドロドロっぷりである。

さらにルシールにはトーマスとの子供がおり、かつてのトーマスの妻エノーラが育てていたが、エノーラ共々殺されていた。
イーディスも遺産相続の書類にサインをしたらルシールに殺されるところだったが、エノーラの残した録音に助けられシャープ家の暗部を知ることができた。

三角関係といってもほぼルシールが一方的にイーディスを嫌っているだけで、最後にはトーマスがイーディスを愛してしまった。
ルシールさえいなければ万事丸く収まるんんじゃね?
みたいになったあたりでルシールがトーマスを殺してジ・エンド。

トーマスの霊に驚いたルシールはイーディスに殺され、激しい感情だけに縛られたルシールの霊だけが屋敷に残ることになる。

結局イーディスはカーターの遺産相続を失った代わりに、シャープ家の幽霊屋敷の相続権を手にすることなるが、欲しいかコレ?
ホーンデッドマンションとして売り出せばワンチャンあるかもしれない。

ところどころに蝶が出てきて、デルトロ監督らしい演出。
序盤で弱った美しい蝶が蟻の群れに齧られるシーンは、毒で弱った女性がシャープ家に毒殺されることを暗示していたのだろうか…

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