【美人の定義】映画「ラ・ヨローナ 泣く女」が5分でわかる!【ネタバレあり】

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2019年のアメリカ映画
出演者はリンダ・カーデリーニ、レイモンド・クルス、パトリシア・ヴェラスケス
子供を奪う女の霊ラ・ヨローナに狙われた母子を描くホラー

こんな人にオススメ!
・母の強さを感じたい
・王道ホラーが好き
・因果応報な話が見たい

プライムビデオ「ラ・ヨローナ 泣く女」が5分でわかる!

あらすじ

閉じ込められた子供

1973年アメリカ、児童相談所に勤めるアンナは、担当する児童の無断欠席で児童の家を訪ねる。
しかし、そこに児童の姿はなく、母親のパトリシアがペンダントを触りながら女の泣く声がすると呟いていた。

その様子を不審に感じたアンナは、不気味な模様のドアを見つけ児童に呼びかけるが、パトリシアがドアから離れろと掴みかかってくる。
警官のクープがパトリシアを取り押さえ、アンナが室内に入ると児童は二人とも無事だったが、手首に怪我をしていた。

その晩、病院に預けられた児童らは女の霊に遭遇し、ふたりとも溺死体で見つかる。
連絡を受けたアンナも現場に急行するが、パトリシアにラ・ヨローナを止めようとしたのにと責められる。
その間、車の中でアンナを待っていた息子クリスが、女の霊に腕を掴まれ怪我をする事件が起こる。

謎の女

後日、アンナは児童らの葬式に参列し、神父にラ・ヨローナのことを尋ねる。
かつて夫の浮気の報復に、自らの子供2人を溺死させた末自殺した母親が霊となり、代わりの子供を奪いにくるという話を聞く。

その頃、自宅で留守番をしていた娘のサムは、プールから突然現れた女の霊に腕を掴まれ怪我をしていた。
警官クープはアンナの家を訪ね、パトリシアの子供が亡くなった時間、パトリシアにはアリバイがあったと話し、彼女がアンナを恨んでいると伝える。

その晩、家の中で物音がすることに気がついたアンナが様子を見に行くと、クリスが裏口のドアの前に無心で立っていた。
突然開いたドアを閉じるとクリスは我に帰り、何も覚えていなかった。
クリスを寝かしつけると、アンナの元に女の霊が現れ、突如姿を消す。

女の正体

アンナは逮捕されたパトリシアを訪ね、パトリシアが子供を閉じ込めていたのではなく、ラ・ヨローナから隠していことを知る。
さらにパトリシアは自身の子供が死んだ時、ラ・ヨローナにアンナの子供を襲うよう祈ったという。
アンナが家に帰るとクリスが女の霊に襲われ、階段から突き落とされたところだった。

病院から帰ったアンナの元に、児童相談所とクープが訪ねてきて、アンナの虐待を疑いクリスとサムから事情を尋ねる。
塞ぎ込んでいるクリスにアンナが話を聞くと、見知らぬ女が現れクリスとサムを子供にすると言ったと話す。

その時、一人で入浴していたサムが女の霊に襲われ溺死させられそうになる。
サムを助けたアンナが振り返るとそこに女の霊が立っており、腕を掴まれたアンナが手首に怪我をする。

呪術医ラファエル

アンナはクリスとサムを連れて神父を訪ね、呪術医ラファエルを紹介してもらう。
ラファエルはアンナを追い返そうとするが、クリスの腕の傷を見てラ・ヨローナの話をする。

ラファエルはアンナの家でラ・ヨローナと戦うことにするが、準備した蝋燭は突然消え、アンナは壁に叩きつけられる。
アンナが気がつくとクリスがラ・ヨローナに攫われそうになっていたが、ラファエルが炎の木で結界を作って食い止める。

しかし、サムが失くしたぬいぐるみを取るため結界を崩してしまい、ラ・ヨローナに連れ去られる。
アンナはプールで溺れているサムを助けにいくが、ラ・ヨローナに襲われる。
ラファエルが聖水でアンナを助け、アンナはラ・ヨローナに襲われた時ペンダントを奪っていた。

一命を取り留めたサムだったが、ラ・ヨローナに支配され我を失う。
ラファエルはクリスとサムをクローゼットに隠し、ラ・ヨローナが消えるのを待つことにする。

しかしそこにパトリシアが入ってきて結界を壊し、ラファエルを銃撃する。
結界が壊れたことでラ・ヨローナは家に入ってきてアンナを壁に叩きつけ、サムとクリスを攫おうとする。

クリスがペンダントを見せると、そのペンダントはラ・ヨローナが霊になる前子供からプレゼントされたものだったので、ラ・ヨローナが霊になる前の姿に戻る。
しかし、ラ・ヨローナは鏡に映った自身の姿を見て再び霊に戻ったので、アンナが炎の木の十字架を胸に突き刺して倒す。

平穏が戻った一家は、ラファエルに感謝し、彼を送り出すのだった。

レビュー・考察

強い母親をの描くホラー。
本作の主人公アンナはシングルマザーで息子クリスと娘サムを細腕一本で育てている。
仕事は児童相談所のケースワーカー。仕事では後輩を露骨に見下したり結構プライドが高い。

アンナは学校に来ない担当児童の件で母親パトリシアを訪ねるが、パトリシアが子供らを閉じ込めていたのは実はラ・ヨローラから隠すためだった。
アンナが結界を解いてしまったからパトリシアの子供はラ・ヨローラに殺されてしまう。

その後、ラ・ヨローラに狙われることになったクリスとサムを隠すため、アンナがパトリシアと同じように子供をクローゼットに隠したのは皮肉としか言いようがない。
そこに見下していた児童相談所の後輩が来てアンナの虐待を疑ったときは、悲劇が繰り返されるのか!?
となるところだったが、呪術医のラファエルを頼ったのが運命の分かれ道。

ラファエルは見た目思いっきりインド人、さらにラ・ヨローナとの戦いの準備中に晩御飯作り出すなど胡散臭さ全開。
でも戦わせてみると結構頼りになる!!

何やかんやでラファエルが準備した炎の木もラ・ヨローナに効果的抜群で、十字架を胸に刺されてラ・ヨローナはあっさりと物理的に死亡する。

でもちょっと気になるパトリシアの子供のこと。
誰がパトリシアの子供を守る結界を張ったのかということだ。

パトリシアの子供の葬式にはラファエルが取り仕切っていた。
ん??ってことはラファエルさんパトリシアの家で失敗してません??
そして失敗させたのは、突然乱入してきたアンナさん、あなたですよ。

それなのにアンナの子供だけ生きていたらパトリシアとしてはやりきれないよな〜

だから銃もって乱入してきて結界壊して大暴れ。
ラファエルの儀式ぶっ壊してアンナに大逆襲だ!
でもパトリシアの凶弾で倒れるのは何故かラファエル、哀れ。

そして子供のペンダントで優しい元の姿に戻るラ・ヨローナ。
美人で夫の浮気で嫉妬に狂った設定だったはずだけど、この人ちょっと和田あき子っぽくありません!?

まぁメキシコ美人だから日本とは価値観が違うのかもしれない。

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