Google体験ツアー!
2013年のアメリカ映画
出演者はヴィンス・ヴォーン、オーウェン・ウィルソン
無職になった営業職の2人が、Googleのインターンシップから再就職を目指すコメディ
こんな人にオススメ
・就職活動中の人
・Google本社がどんなところか知りたい
・失意のどん底で、明るさを失っている
プライムビデオ「インターンシップ」が5分でわかる!
あらすじ
Googleインターンに挑む無職
腕時計営業のニックとビリーは、会社が倒産し無職となってしまう。
一度はベッドの販売員になったニックだったが、ビリーがGoogleでのインターンを持ちかけてきたので2人で参加する。
ニックとビリーは、オンラインのフェニックス大学に申し込み、大学生としてインターンの面接を受ける。
彼らの常識はずれの面接に、Googleでは大半が受け入れに反対したが、エンジニアのライルが興味を示し無事にインターン生になる。
ニックとビリーの珍道中
インターンプログラムは、チームで成績を競い、最も優秀な1チームが正式に採用されるシステムとなっていた。
優秀なインターンはそれぞれにチームを組み、2人は寄せ集めのチームライルに入れられてしまう。
最初の課題として、インターンにはプログラムのバグを見つける課題を与えられる。
しかし、ニックとビリーにプログラミングなど全くわからず、頓珍漢なことを言ったためチームから追い払われてしまう。
次はスポーツのクィディッチの課題だったが、チームライルは全く相手にならならず前半を惨敗で終える。
しかしニックとビリーの発言でチームは一丸となり後半巻き返すが、相手チームの反則で惜しくも敗れる。
敗れたもののこの一件でチームライルは一丸となり、目に留まるようになる。
次のアプリ開発の課題に難航するチームライルを、ビリーは夜の街に連れ出し、朝まで遊び尽くす。
そこでニックはアプリのアイデアを思いつき、そのアプリは他チームの10倍のダウンロード数という圧倒的な結果を残す。
ニックとビリーの2人も徐々にプログラミングの知識を身につけ、チームは良い方向に向かっていた。
ビリーの失態
次の課題は最も難しいとされるヘルプセンター。
営業トークは得意だが知識が足りないビリーが1人勉強していると、人付き合いが苦手で常にヘッドホンをしている1人の社員と出会い意気投合する。
ニックも憧れていた社員の女性との最低のデートを成功させ恋人になる。
ヘルプセンターの課題が終了しログデータを提出する際になって、ビリーは記録を忘れていることに気がつき、チームは失格となってしまう。
落ち込んで1人逃げ出したビリーは、前職の上司の誘いで営業の仕事に戻ってしまう。
次の課題はGoogle広告の営業で、チームライルは楽勝だと思っていたが、頼りのビリーはチームを抜けた後だった。
ニックはビリーを追いかけて説得し、チームに戻す。
ちょうどニックのいないチームライルはピザ屋への営業に大苦戦しており、ニックとビリーがピザ屋店主のこだわりをうまく聞き出し、契約を取り付けることに成功する。
最後の勝者
そして迎えたインターンの最終日、ミーティング会場にいないチームライルは棄権になるところだったが、寸前で大量のピザと営業課題のレポートを持って現れる。
その結果はピザ屋が大規模なフランチャイズに発展する可能性を秘めたものだったので、チームライルは大きな評価を受ける。
チームライルがインターンでの優勝を言い渡される寸前で、物言いが入る。
そこに現れたのは前にビリーが教わったヘッドホンの社員で、彼こそインターン採用の責任者だった。
彼がチームライルがGoogleの理念を理解していることを認め、チームライルは採用となる。
そして、ニックとビリーの新しい人生が始まるのだった。
レビュー・考察
無職のおっさん2人が、大学生に混じってGoogleのインターンに参加する話。
この映画では世界最強企業の一角Googleの魅力的すぎる労働環境が垣間見える。
大学のキャンパスの様な開放感と、おしゃれなショッピングモールのような楽しさを併せ持つオフィス。
メモは窓ガラスにする。
さらに食べのものも飲み物のタダ、昼寝室にはおしゃれな球体状のベッド、サウナまで完備ともはやオフィスというかリゾート施設。
ちなみに全部ホントの模様、楽園はあったんだね!
もちろんその楽園入れるのは一握りのエリートのみ。
そんな楽園に、ネット社会とは対極的な営業職から中年で飛び込んだニックとビリー。
そんなチームライルの戦績をまとめてみよう。
チャレンジ1:バグ探し 惨敗。
チャレンジ2:クィディッチ チーム力で巻き返すも惜しくも敗北。
チャレンジ3:アプリ開発 奇想天外なアイデアで、10倍差圧勝。
チャレンジ4:ヘルプセンター 記録漏れで失格。
チャレンジ5:営業 将来を見越した営業で勝利。
※クィディッチとは、ハリーポッターを模して、ほうきにまたがって行う球技。
Googleのインターンと言ったらひたすらプログラミングしそうなものだが、スポーツから営業までなんでもありなのが驚き。
破天荒なチームライルと対照的なエリートチームも劇中には登場する。
このエリートチーム、いかにも点取りが得意な高学歴集団。
普通にプログラムさせたらチームライルに勝ち目はないんだけど、
それ以外のことも色々試すのは単純な頭の良さだけを求めているのではないからなんだろうね。
みなさんの会社にもいませんか?頭が良くて、答えある問いを導くのは得意だけど、それ以外は何もできないタイプ。
結局そういう人って、個人としては優秀でもチームとして結果を出しにくいからGoogleでは採用したくないんだろうね。
まぁ現実的にはエリートチームの頭脳とチームライルのコミュニケーション能力が両方と求められるんだろうけどね!
ニックとビリーみたいに失意の底にあっても明るさを失わず、前向きに取り組むことの大切さを教えてくれる一本。
これから社会に出る人だけでなく、日々社会でがんばっている人にもオススメします!