サメ映画のお約束を詰めたサービス精神たっぷりの一本
あらすじ
大学生のニックは憧れのサラたちと湖の別荘に遊びに行くこといなる。
ボートを借りて繰り出す大学生の男4人と女3人。
早速湖を楽しむ一行だったが、ウォータースキーをしていたマリクが突然いなくなる事故が起こる。
なんとか岸まで泳ぎ着いたマリクだったが、その右腕は何かに食いちぎられていた。
ニックは湖底でマリクの右腕を見つけるが、実は湖は塩水湖で巨大なサメに追いかけられる。
マリクをボートで病院に連れて行こうとするが、サメに追いかけられ仲間の女性1人が犠牲になる。
さらにボートはサメの攻撃で故障、岸に衝突し炎上する。
別荘に戻ってマリクの看護をするニック。銃声に気づいて外に出ると前に売店で出会った男が2人、船で別荘にやってきた。
2人はレッドとデニスといい、デニスはサラの元恋人だった。
マリクを見たレッドとデニスはその船で医者を連れてくるといい、ベス達仲間2人を連れて出て行った。
デニスは沖に出ると銃で脅して湖に入るよう命令、サメに襲われた仲間1人が犠牲になる。
実はサメを湖に放ったのはデニスらで、デニスはベスも湖に突き落とし、小型のサメに襲われる様子をビデオで撮影、ベスもまた犠牲になる。
サラの友人の保安官が別荘を訪ねてくるが、保安官はデニスとグルでサラをボートに拉致して檻に監禁する。
ニックも保安官に拉致され、女性がサメに食べられる番組を見せられる。
保安官らはシャークウィークという番組を作っており、そのためにサメを湖に放ったのだった。
ニックはあわやサメの水槽に落とされるところで脱出に成功、保安官をサメの水槽に落として脱出する。
サラはデニスに檻ごと湖に沈められそうになるが、ニックが助けに来る。
デニスはサラの檻を湖に落とし、ニックはサラを檻から出そうとするがデニスの妨害に遭う。
そこに巨大なサメがきてデニスを食べる。
サメはさらに檻の中のサラを食べようとするが、ニックがサメを倒す。
ニックはサラを救助し無事に生還するのだった…
レビュー
サメ映画、みなさんは好きですか?私は結構好きです。
なんせ話がシンプルかつバカらしくてユニーク。
本作で何故か湖にサメがいる、まぁスーパーにサメがいたパニックマーケットに比べればなんでもないな!
湖にサメがいることへのデニスらの最初の言い分はハリケーンでメキシコ湾から湖へ飛んで来たのでは?とのこと。
あぁシャークネードね!よくあるよね。
ってんなわけあるかwwwまぁそういう映画があったのは事実だが!
その辺、本作はネット動画の撮影のためサメを湖に放ったという結構リアルティある悪意が描かれており、自然界のサメに襲われるより作品に少し深みができた。
サメの種類も豊富でダルマザメとかオオメジロザメとか最後に出てきたのはホホジロザメかな?
でも実際にはサメってそんなに人を襲うような魚じゃないらいしね、怖いとうイメージが定着しちゃったサメがちょっとかわいそう。
少ししんみりしてしまったが、本作あくまでサメ映画である。
本質はおバカである。
別荘に帰ってもいつまでも水着着ている登場人物とか謎行動は見逃せない。
サラなんて服着てたの最初だけだよ。どんだけサービス精神旺盛なんだ。
ラストバトルなんでニックがサラの愛犬が持ってきた槍でサメを一突したら、サメが爆発するんだぜ、北斗神拳かよwww
そんなサメ映画の魅力をふんだんに詰めた一本、サメ映画のエントリーモデルとしてはピッタリな一本だ!