映画「ロボット2.0」はどんな映画?【ネタバレなし】

Amazonビデオボリウッド

2018年製作のインド映画
出演者ラジニカーントアクシャイ・クマールエイミー・ジャクソン
ロボットの続編、スマートフォンに支配された世界に警鐘を唱えるSFコメディ

こんな人におススメ!
・カオスな展開が好き
・スマートフォンに脅威を感じる
・IT時代でも怨霊はいると思う

映画「ロボット2.0」はどんな映画?【ネタバレなし】

あらすじ

かつて人型ロボットチッティを開発したバシー博士、チッティが自ら機能を停止した数年後女性型ロボットのニラを開発し、科学者として成功していた。

博士がニラのお披露目をしている時、インド全土でスマホが空に飛んでいく事件が起こる。
博士が調べたところ、スマホは一定の高度まで上がると電波が途切れ行方が追えなくなっていた。
そしてついに、町中の携帯が男の家に集い、男を惨殺する事件が起こる。
博士は昔の携帯に発信機を取りつけ、スマホの行方を探ることにする。
博士の読み通り、携帯は恋人と中に飛んでいき、ある街に向かっていた。
博士とニラがその街に着くとスマホが宙に飛び雲のように自在に蠢いていた。

国も危機感を持っており、その会議の場で博士はチッティの復活を提案するが、かつてチッティが殺してしまった男の息子が反対して否決される。
博士はチッティを復活させるためニラとチッティが保管さている博物館に忍び込む。
スマホの群れは突如街に帰ってきたと思うと軍隊を襲い壊滅させる。
事態に慌てた大臣は博士にチッティを動かすよう命令する。

その頃スマホの群れは怪鳥に姿を変え人々を襲っていた。
そこに現れたチッティは人々を助け、怪鳥と戦う。
何度攻撃しても復活する怪鳥との戦いの途中、電気の不足したチッティが宇宙センターに逃げると、怪鳥は宇宙センターに入ってこれずに飛び去っていった。

チッティは博士に起こったことを報告すると、博士は怪鳥は人の怨念でできていることを突き止める。
さらに調べるとその怨念は電波塔で首を吊った男と関係がありそうなことがわかった。

博士、ニラ、チッティは男が首を吊った場所を訪ねるとスマホの山があり、博士は新たに開発した宇宙センターの小型装置を起動する。
果たして怪鳥は倒されたかのように見えたが、崩れ落ちたスマホの山からスマホの人型ロボットが現れる。その男の顔は博士の知る男だった…

レビュー

みんな!喜べ!久しぶりのボリウッドだ!!
しかも今回はあの謎名作ロボットの続編、wktkが止まらない。

そして本作で起こる脅威は我々の想像力をはるかに凌駕している。
なんとスマホが集まって怪鳥になるのだ!
一体何を言っているのかわからないと思うが、安心しろ、私にもわからん!
しかもその正体は怨念とかもう進んでんだか遅れてんだかわかんねぇな!
インド人の発想は日本人の理解の及ばないところにあることだけはよくわかったぜ。

そして復活するインド式ターミネーターチッティ。
その戦闘力は相変わらず、ビルを垂直走りして、戦車自爆させて大暴れだ。
自爆シーンのあと、燃えるスマホの山からチッティがゆっくり歩いてくるシーンは本作屈指の名シーン。
…なんだけど、なんだけどなんかかっこ悪い!
シーン自体は決まっているんだが、やはりモデルが…サングラスこそシュワちゃんを思わせるスタイルなんだけど、全体的なポチャっと感がギャグにしてしまっているw
インドの俳優でこういう人ばかりだけどインドではポチャっとさんが人気なんだろうか?
女優さんはすごく美人なのにボリウッドの謎の一つである。

チッティは前作のラスト自身の機能を停止させていたのに、博士はその後別の女性型ロボットを開発していた様子。全く懲りていない…
と思いきや女性型ロボットニラは超高性能な記憶デバイスのようで戦闘はできない様子。
人型にした意味ある?それ。

相変わらずツッコミどころ満載のボリウッドだが、なんだかんだ言って増えすぎた携帯とか、電磁波とか、環境破壊とかなんだかいい感じの話にまとめてくるあたりさすがとしか言いようがない。 
前作もそうだったけど、荒唐無稽大爆笑な展開からのいい話落としは他では見られない魅力がある。天才かこの監督!?
もちろんいっぱいチッティと組体操も健在だ、安心してほしい。
しかし監督さん、あんたひとつだけ大きなミスをしているよ。

なぜボリウッド名物の歌と踊りを削ったんだwww

と思ったら最後の最後でキター・:*+.\(( °ω° ))/.:+

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