2016年製作のアメリカ映画
主演者はローレン・コーハン、ルパート・エヴァン、ジム・ノートン
気味の悪い人形の子守りを命じられた女性がその謎を暴くホラー
こんな人にオススメ!
・読めない展開が見たい
・大予算より工夫で見せる映画が好き
・引きこもり問題に興味がある
映画「ザ・ボーイ」はどんな映画?【ネタバレなし】
社会問題に迫るスーパーB級ホラー
あらすじ
グレタはアメリカに住んでいたが、イギリスの老夫婦の元で子守の仕事をすることになる。
老夫婦は少年大の人形をブラームスと呼び溺愛しており、グレタの仕事は人形の子守だったのだった。
困惑しながらも老夫婦のから子守の仕方を教わり、食べ残しは捨てないようにと指示される。
ある日グレタは夫人の起こる声で目が覚めた。
ブラームスの部屋が散らかっていることで夫人がブラームスを叱ったのだ。
聞けば老夫婦が旅行に出てしまうのでブラームスが癇癪を起こしたのだという。
老夫婦はグレタにブラームスと守るべき10の約束を書いたメモとごめんなさいの言葉を残して出かけていった。
グレタは老夫婦にブラームスを我が子のように扱うことを約束していたが、
1人になった途端ブラームスに毛布をかけて放置、ワインを飲んでくつろいでいた。
うたた寝をしてしまったグレタが気がつくとブラームスの毛布が落ちブラームスの姿が現れており、
気味わるがったグレタはブラームスを彼の部屋の椅子に乱暴において自室で寝てしまう。
やがて日配品を運んでくれるマルコムが来てくれたのでブラームスについて尋ねると、
ブラームスは8歳の時に亡くなっており、以来老夫婦は人形を溺愛しているのだという。
グレタはマルコムにデートに誘われたので、シャワーを浴びていたが、シャワーから出ると衣服が一枚も無くなっていた。
犯人を探して屋根裏部屋に入った途端入口が閉まりグレタは閉じ込められる。
翌朝マルコムと侵入者について話すが家内は密封されており入れる隙はなかった。
その夜、ブラームスの様子を見に行くとブラームスはベッドに座りグレタな方を見つめていた。
そして自室に戻ったグレタに電話がかかる。ブラームスが一緒に遊ぼうと誘っているのだ。
1人にしないという約束を破ったことを怒っていた。
グレタはブラームスの子守を真摯に勤めることとするのだった…
1枚にまとめてみた
レビュー
まずはジャケットを見てほしい、見てくれこのB級ホラー臭。
狙ってもここまで低予算だけど頑張りましたという感じを出すのは難しい。
AでもCでもなくB級そのものなのだ。
主演はローレルコーハン。ウォーキングデッドで女性闘士マギーの役だった人だね。
意外に金かけてるなぁという印象。
中身もいかにもB級だが、その作りは丁寧だ。
なんせ表情の変わらないはずのブラームスが怒った顔をするのだ。
いきなり人が死ぬとかそういうホラーじゃなくてほんっとじわじわくるホラー。
徐々に迫り来るブラームスの迫力は見応えがある。
もちろんホラーにお決まりのセクシーシーンも完備。
キャビンの映画でもいってたけどホラーにセクシーは欠かせないのだ!
必要な要素を高いレベルで備えた、まさに研ぎ澄まされたB級ホラーと言える。
死んだはずのブラームス、その人形を溺愛する老夫婦。そして起こる怪現象。
その衝撃の事の真相はみなさんの目で確かめてほしい。
きっと子供部屋おじさんについて、ひきこもり問題について考えたくなるはずだ!
先の読めないスーパーB級ホラー!
みんなにも是非オススメだ。きっと最後は笑顔になる。
まさかの続編