あらすじ
ライフ社が宇宙に飛ばしていた宇宙船が墜落、サンプルとしていた生命体シンビオートが宇宙飛行士と同化し逃走した…
ライフ社の怪しげな研究を追っている記者エディは、恋人で弁護士のアンのパソコンを勝手に閲覧し、ライフ社のドレイク社長の訴訟情報を元に取材をする。
このことでエディとアンはそれぞれの会社から解雇され、アンはエディと別れる。
それから半年、ドレイクはシンビオートの研究を続け人体との共生実験に手を染めるようになっていた。
研究者のドーラは人体実験に疑問を抱きエディに接触、非人道的な研究を公にするためエディを研究施設に侵入させる。
研究施設でエディは知り合いのホームレスが捕まっているのを助けようとするが、ホームレスに付いていたシンビオートがエディの体に移ってきたため共生することとなる。
その瞬間、人間離れした力を得たエディは研究施設から逃走するが、異常な空腹に苛まれるようになる。
ドレイクはこの事件にドーラが関与していることに気がつき、シンビオート奪還のためエディに部下を差し向ける。
銃を持った兵士達がエディを強襲したその時、エディの中のシンビオート、ヴェノムが覚醒し暴れ出すのだった…
レビュー
今回のマーベルはなんでも食らう暴食の宇宙人。
その正体は宇宙生物シンビオートで、ライフ社は宇宙に適応できる人間を作るために地球に連れてきたていた。
なぜか英語をバッチリマスターしている。
シンビオートは地球では単独で生きられず常に何かと共生している必要がある。
でもって飢えているからなんでも食べようとする。
エディもアンが新たな恋人ダンとデートするレストランに乗り込み、人の料理から水槽の魚まで手当たり次第食い散らかす!
食べた栄養はエディに入るのかヴェノムに入るのか謎だが、エディが激太りしたら哀れである。
なんか同じ疑問を寄生獣でも思ったんだけど、寄生獣がホラー風味だったのに対して本作はさすがマーベル、なんかギャグっぽい。
冴えないおっさんが奇行を呈するようになるとか現実的にはホラーでしかないが、見せ方ひとつで印象がこんなに変わるものかと思わせてくれる。
エディの元恋人アンは結構曲者で、エディと別れた直後にもう新しい医者の恋人作っていた。
完全にクソビッチなんだが、アメリカではこういう女性が受けるのだろうか?
切り替えの速さとか、ポジティブな見え方をするのかもしれない。
シンビオートのヴェノムと共生したエディのアクションは爽快感抜群!
悪役を華麗な動きで無双しちゃう!
どうでもいいけどエディの体が翌日筋肉痛でバキバキになりそうである。
そんな悪者には容赦ない、でもちょっとアブナイマーベルのニューヒーローの誕生である。
次回作作る気マンマンだしスパイダーマンとのコラボも観れるかもしれないぞ!?
マーベルのクロスオーバーをお楽しみに!