2021年のアメリカ映画
主演者はジェームズ・ワン、トッド・ガーナー、浅野忠信
異世界武術大会を競う戦士を描いたアクション映画
こんな人にオススメ!
・格闘ゲームが好き
・自分だけの奥義を習得したい
・超展開も笑い飛ばせる
映画「モータルコンバット」が5分でわかる!
あらすじ
ドラゴンの証
1617年日本、ハサシ・ハンゾウは、氷を操る男ビ・ハンに自宅を襲われ妻子が犠牲になる。
ハンゾウ自身も激闘の末敗れるが、妻が咄嗟に隠していた赤子は雷と共に現れた僧侶ライデンにより助けられる。
時は移り現代、賭け格闘技で生計を立てるコールの元に、ジャックスという男が訪ねてくる。
コールは自身の体にあるドラゴンの形のあざをジャックスに見せるが、それはかつてハンゾウが持っていたあざと同じものだった。
その頃、魔界ではハンゾウの血統が蘇り、モータルコンバットで敗れると言う予言に危機感が広がっていた。
コールもジャックスの元に魔界からビ・ハンが現れ、その場に氷の塊が降り注ぐ。
ジャックスはコールを助けると、ジャックス自身にもドラゴンのあざがあることを明かし、コールのあざは選ばれた者の証であることを伝える。
ビ・ハンに追いつかれたため、ジャックスは車をコールに渡して自身は一人戦うが、両腕を凍らされ敗北する。
コールはジャックスに紹介されたソニアという人物に会いにいく。
ソニアはドラゴンのマークについて調べを進めており、このマークは異世界間の武術大会モータルコンバットの人間代表の証であるという。
そこに突然姿の見えないがトカゲのような生物が襲撃してくるが、家の奥に拘束されていたカノウという粗野な男がその心臓を抉り出して倒す。
ライデンの寺院
ソニアはかつて達人たちが修行したライデンの寺院を探しており、カノウはその場所を知っていた。
コールとソニアはカノウのガイドでライデンの寺院に向かうが、そこに現れたのはリュウという炎を操る男だった。
ライデンの寺院にはモータルコンバットの歴史が壁画に示されており、ビ・ハンがハンゾウを殺すシーンもそこにはあった。
寺院の奥にはかつてハンゾウの子を助けた僧侶ライデンがおり、後1回魔界に負けると人類は魔界に征服されるという。
そこに魔界の王シャン・ツンが部下の戦士達と現れるが、ライデンは雷で寺院を封印し撤退させる。
コールらは奥義を習得するた闘技場で訓練を受け、密かに寺院で治療を受けていたジャックスも義手でトレーニングを始める。
なかなか奥義は掴めなかったが、食事の席でラオの挑発に激昂したカノウは偶然目からレーザーを発射する奥義を習得する。
コールはなぜ自分がマークを生まれ持っていたのかライデンに尋ねると、コールはかつてライデンが助けたハンゾウの子孫だからだという。
なかなか奥義を習得できないコールをライデンは家族のもとに送り返す。
奥義習得!
魔界側にはカノウのかつての友人ミレーナがおり、カノウを魔界の側に勧誘する。
カノウは封印を破壊し、シャン・ツンを寺院に引き入れる。
コールの家族のもとにも怪物が現れ、家族のもとに戻っていたコールと交戦する。
寺院でもリュウやソニアが魔界の戦士と戦うが、ソニアは戦いに敗れ、リュウも苦戦していた。
シャン・ツンと対峙したラオは部下の戦士を倒すが、シャン・ツンに魂を吸われ命を落とす。
コールも妻子が怪物に襲われたことで奥義を習得し、金色のトンファーで怪物を倒す。
岩の下敷きになったソニアを発見したジャックスは細かった義手が変形し、丸太のように太くなった義手から怪力を得るようになる。
宿命の戦い
ライデンは人間界の戦士たちを連れ虚無界に逃げ、コールにハンゾウが使っていたクナイを渡す
一行は、コールの提案で魔界の戦士たちに1対1の戦いを挑むことにし、ジャックスはレイコ、ソニアはカノウ、リュウとコールはそれぞれミレーナとカバルと戦うことにする。
そしてそれぞれが激闘の末魔界の戦士を倒し、カノウを倒したソニアには戦士の印が浮かび上がる。
覚醒したソニアの奥義はリング上の弾を飛ばすもので、苦戦するコールを助け、カバルを倒す。
しかしその時、コールの家族がビ・ハンによって凍らされる。
凍りついた部屋でビ・ハンと戦うコールは苦戦するが、密かに冥府で復活の機会を待っていたハンゾウが復活する。
コールとハンゾウは協力してビ・ハンと戦い、コールの家族を救出する。
ハンゾウは冥府で炎を操る術を身につけており、口から出した炎でビ・ハンを焼いて倒す。
それぞれの戦いに勝利した一行の前にシャン・ツンが現れる。
ライデンはシャン・ツンを魔界に送り返し、シャン・ツンは今度は軍隊を率いてくると言い残す。
ライデンは次の戦いのために世界各地の王者を見つけるように言い渡し、コールは賭け試合を引退し、新たな戦士を求めてハリウッドに向かうことにするのだった。
レビュー・考察
日本では未販売の人気格闘ゲームシリーズの映画化作品。
劇中でfatalityというセリフが出てくるが、これは相手にトドメを刺せるこのゲームの特徴的なゲームシステムに由来している。
モータルコンバットを戦う戦士達
人間界と魔界の覇権争いがあり、武術大会モータルコンバットで10勝した世界が統治する。
魔界側はすでに9勝をあげており、リーチをかけている状況。
それぞれの世界に神がおり、戦士をスカウトしてモータルコンバットに参加させている。
ここではその勇敢な戦士たちを紹介する。
人間界の戦士達
・ライデン
人間界の守護者、ハンゾウの遺児を助け血脈を繋ぐ。
雷を操る仏僧。金属のように輝く編み笠と、あまりにも鋭すぎる眼光が特徴。
カノウ曰く、車のホイールをかぶった奴。
主な能力はワープで、自身だけでなく任意の人物を好きな場所に移動させられる。
対象は人間界だけでなく魔界の戦士にも有効で、この能力を利用してラストでは人間界に有利な一対一の状況を作り出した。
また結界を寺院に張り、魔界の戦士を出禁にしたりもしている。
強大な力を持つが、直接戦うのは禁じられているが、どこまでがダメなのかよくわからない。
・ハンゾウ=スコーピオン
戦国時代末期の忍者だったがビ・ハンに敗れ、冥府で復活の機会を待っていた。
遺児がライデンに保護されており、コールはその子孫。
終盤で復活を果たし、炎を操る奥義を会得する。
・リュウ・カン
ライデンの側近。スト2みたいな登場をする武道家。
炎の弾を放つ奥義を持つ。ほとんど波●拳である。
師匠はボー・ライ・チョーて、ラオの弟弟子に当たる。
・クン・ラオ
ライデンの側近。丸い帽子がトレードマーク。
カノウにフリスビー帽子と揶揄されるが、本当にフリスビーだった。
帽子のつばが刃物になっており、投擲で戦うのが奥義と思われる。
投げるときなぜ自分の指が切れないのかは不明。
リュウの兄弟子。シャン・ツンに魂を吸われて命を落とす。
・コール
本作の主人公。周りが濃すぎて目立てない。
実はハンゾウの末裔で、モータルコンバットの戦士となる宿命を持って生まれてきた。
奥義はトンファー。やはり地味。
・ジャックス
元軍人の黒人男性。ソニアとは旧知の仲。
序盤でビ・ハンに両手を奪われるが、ライデンの寺院で治療を受けており、義手を手に入れる。
奥義は義手がパワーアップし、怪力を得る。
・ソニア
元軍人の女性で、彼女だけがドラゴンのマークを持たない。
ジャックスに現れたマークのことを研究するうち、異世界やモータルコンバットの存在に気が付いたスゴイ人。
格闘センスはかなり高く、終盤ではカノウを倒してマークを奪う。
奥義は紫色のリングビーム。
・カノウ
元黒龍会のならず者。
口が悪く態度も大きいが、リュウやラオには歯が立たない。
奥義は目からレーザー。
魔界側の戦士ミレーナとは旧知の仲で、彼の勧誘を受け魔界側に寝返る。
魔界の戦士達
・シャン・ツン
魔界の王。ハンゾウの子孫が現れモータルコンバットを制すると言う予言に怯えている。
ライデン同様直接の戦いを禁じられているのか戦闘シーンはあまりないが、ラオの魂を吸って殺している。
・ビ・ハン=サブゼロ
魔界最強の戦士。かつてハンゾウを倒している。
氷を操る力を持っており、飛び道具にも刃物にもなる優れもの。
冷酷な性格でハンゾウやコールの家族を害するのも厭わない。
ハンゾウの血脈を根絶するのが目的も思われる。
・カバル
シャン・ツンの側近。
口の裂けた牙の生えた女性で、寺院での戦いではソニアを圧倒する。
・ミレーナ
全身鎧に顔まで覆われている。
リュウを圧倒するほどの高速移動が強みだが、それが本人の能力か鎧の機能かは不明。
シャン・ツンには金で雇われている。
カノウとは旧知で、彼のスカウトすることで寺院の封印を解く功績を挙げる。
・レイコ
名前に似合わずハンマーで戦う怪力の化け物。
噛ませ犬。
戦士達のスカウト
これだけの個性あふれる戦士達はどのように集められたのだろうか?
人間界の戦士にはドラゴンのマークが体の何処かにある。
マークを持つものを倒すと、倒した者にマークが移る。
より強い者を集めるシステムだが、平穏を望むものにははた迷惑な限りである。
魔界の戦士にはそんな縛りはない。
強いものをシャン・ツンがスカウトして集められているようである。
例えばコールの家族を襲った4本腕の怪物はショカン族の王子、ちなみに名前はゴロー。長男じゃないのかよ…。
更には見えないトカゲ人間とか自由に飛べる吸血鬼なんかもおり、まさにワールドワイド。
ミレーナなんか配下ですらなく、外部委託業者でビジネス上の関係である。
何ならカノウはミレーナにスカウトされドラゴンのマークを持ちながら魔界の戦士となった。
強ければ出自にこだわらない人なのだろうが、人間界が人類縛りで戦っている中、何でもありである。
さすが魔界、汚い。
どうしてそうなった…謎のリマッチ
ライデンの寺院での戦いに敗れた人間界の戦士達はライデンの力で虚無界に逃げる。
この時点で魔界の10勝目となっても良さそうなものだが、そうはならなかった模様。
そしてコールの提案で魔界の戦士とタイマンバトルを仕掛けることにするのだが、寺院でのタイマンで惨敗しているのに、なぜ再びタイマンバトルを仕掛けたら勝てると思ったのか謎である。
周囲も疑問を感じてないし、ライデンも謎の納得顔である。
カノウとの格闘で勝利した実績のあるソニアを当てるのはまだ分かるとして、寺院でミレーナに惨敗したリュウを再び同じ組み合わせで戦わせるのは意味不明だろう。
ましてはリュウはコールらと異なり新たな奥義を会得したなどのパワーアップもしていない。
そこにどんな勝算があったというのか…。
でもなぜか2度目の戦いで圧勝しているし…意味不明である。
こんな事が出来たのもライデンのワープ能力でタイマンの組み合わせを好きに決められからで、なんかちょっと卑怯。
人間汚い。

