2015年のインド映画
出演者はプラバース、ラーナー・ダッグバーティ、アヌシュカ・シェッティ
インド王家の生き残りが、出生の秘密を知るアクション
こんな人にオススメ!
・歴史アクションが好き
・熱くなりたい!
・ちょっとおバカなノリが好き
映画「バーフバリ伝説誕生」はどんな映画?
あらすじ
赤子を連れた女が滝壺にひとり。
刺客を倒し、川を渡ろうとするも勢強く、シヴァ神に赤子を託すととうとう力尽きた。
赤子は滝壺の村の村長の妻に拾われ、シヴドゥと名付けられ育てられた。
シヴドゥは成長するにつれ、滝の上を目指すようになる。
村長の妻はやめさせようとするが、シヴドゥは聞かない。
困った村長の妻は導師の助言により、 シヴァ像に千回水をかける願掛けを行うようになる。
みかねたシヴドゥはシヴァ神像を怪力で持ち上げ滝壺に移し、もう水をかけなくていいと言う。
その時滝の上から仮面が落ちてくる。それに見惚れたシヴドゥはしばらく滝の上を目指さなくなった。
しかし、滝の上への興味はとまらず、天女に導かれついに滝の上に辿り着く。
そこでは、暴君とそれに立ち向かうレジスタンスの戦いが繰り広げられていた…
レビュー
ビバボリウッド!
そのノリは独特、ハリウッド的ノリを当たり前と思っている我らに喝を入れてくれる。
主人公シヴドゥ。なんかぽっちゃりしている。口髭がダンディな25歳。
いやあんたどうみても中年太りの40歳でしょ⁉︎
そして見せ場のアクション、ジャンプはヘッドスライディング式だし、格闘は力任せで決してスタイリッシュとは言えないが、合間に見せるスマイルが眩しい。
なんというか主人公が張飛みたいなコミカルさがある。
きっとこれがインドのイケメンなんだろう。
劇中唐突にミュージカルが始まるのもインド映画ならではだ。
シリアスな話から突然歌と踊りのPVが始まるから一瞬??ってなるけど、
慣れると「始まったな…」と思わずニヤリとする。
そんなステキなムービーだ。
それが終わると何事もなかったかのように話は進む。
なんだかネタ映画みたいになってしまったが、(事実ネタ映画ではあるが)王道的話の作り、壮大で力強い音楽、独特の演技は見所十分。
滝の上から眺めた景色は美しいの一言に尽きる。
ネタ要素も含めて見応え十分、決して損はしない。
設定の現実味とか小難しいこと考えないで見てほしい。
いつのまにかみんなも口ずさんであるはずだ「ジェイ バーフバリ!」と
この映画長めだけど、まだ前編なのよね。
後半PV見るにさらにぶっ飛んでいるようで、今後が楽しみな作品。
待望の続編