「鴨川シーワールド」の見どころガイド！【展示やアクセス、季節の混雑比較も】

鴨川シーワールドは千葉の南東鴨川市にある水族館です。
その最大の目玉はシャチ。
日本の水族館でシャチが観れるのは実は鴨川シーワールドと名古屋港水族館、そして2024年6月にオープンした須磨シーワールドだけです。
シャチの数では鴨川3頭、名古屋2頭、須磨2頭で、実は鴨川が中心地です。

シャチ以外にもトド、アシカ、アザラシ、イルカ、ベルーガなど他ではなかなか見られない海獣展示が充実した水族館になっています。

鴨シーのいいところは水槽がよく手入れされており、キレイで美しいこと。
生き物は皆イキイキと躍動し、生物としての力強さと愛らしさを見せてくれます。

千葉有数の観光地だけあり繁忙期は極めて混み合います。
ここでは、季節ごとの混雑状況の比較からオススメの時期もご提案しています。
行く前にぜひご覧になってください。

「鴨川シーワールド」の見どころガイド！
鴨川シーワールドのオススメ時期【混雑比較】
楽しいランチスポット
魅力的なお土産
授乳室&オムツかえコーナー
入場料
アクセス
お泊まりならコチラがオススメ！

「鴨川シーワールド」の見どころガイド！

海獣たちと出会える場所

エコアクアローム

エントランスを通って最初にみることになるコーナーです。

穏やかな渓流の音が流れ、雨が山に溜まり渓流ができ、川となって海に流れる。
そんな自然の水辺を再現したコーナーです。

鴨川の海を再現したコーナーでは、エイやシマアジがグイグイ泳ぎまわっています。
かわいいマンボウもいます。

エコアクアロームの一角にはクラゲ水槽コーナーのクラゲライフもあります。
暗闇に踊るクラゲはちょっと大人の楽しみ方。
ちょっとしたゲームコーナーもあり、たくさんのちびっ子で賑わっています。

トロピカルアイランド

熱帯の海を再現した水槽で、熱帯の海岸から深海に潜っていくようなユニークなつくりになっています。
可愛いウミガメの赤ちゃんや人気のチンアナゴもここにいます。

大水槽では毎日14:00前後からフィーディングタイムを行なっており、魚たちが桜吹雪の如く舞泳ぎます。

ポーラーアドベンチャー

鴨川シーワールドは海獣展示に特化した水族館です。
ここではアザラシ、アシカ、トド、セイウチ、イルカ、ペンギン、エトピリカがご機嫌に泳ぎ回っています。
ここの海獣展示は水がキレイで皆イキイキとしています。

動物たちとの距離感も近く、海獣達が巨体を震わせ躍動する様を、水上と水中二つのアングルから見ることができるのが魅力です。

このライブ感が他の水族館とは明らかに一線を画しています。
とくにイルカは目の前を泳ぎまわるので、迫力満点！

お昼前後には水槽で変わるがわるフィーディングと解説を開催しています。
この時間は生き物たちが躍動しますので、ぜひみていってください！

・水上展示

・水中展示

ここでしか見れないパフォーマンスの数々！

鴨川シーワールドはパフォーマンスが充実しています。
シャチ・ベルーガ・イルカ・アシカのショーを交代でやっているので、いつもどこかでパフォーマンスを見ることができます。

パワーあふれるシャチのショー

これを見なくては始まらない。
鴨シーならではの大迫力なスプラッシュなショー。
大人気なので楽しみ尽くすために事前準備をきちんとしましょう。

シャチショー初めての人はまずはコチラをどうぞ

ソリッドなスピードのイルカショー

パワーのシャチと対照的なスピードのイルカ。
その機敏さと美しさを楽しもう！

インテリジェンスを感じるベルーガショー

パワーのシャチ、スピードのイルカ、そしてこちらはインテリジェンスのベルーガです。
パフォーマンスはベルーガの知能の高さが分かる内容で、人とのコミュニケーションも難なく取れることがわかります。
目隠しでリングをくぐったり、超音波を使ったアクションを見せてくれます。

運が良ければ幕間にかわいい赤ちゃんベルーガのトレーニングを見ることもできます。

とってもキュートなアシカショー

アシカのショーはキュート、こちらの笑うアシカは有名ですね。
家族の休日をテーマにしており、みんなでほっこりできる内容になっています。

ふれあい体験ディスカバリーガイダンス

ディスバリーガイダンスは別料金の体験型ツアー
かわいい海獣たちと、餌やりや写真撮影が楽しめます。

メニュー
・トロピカルアイランドコミュニケーションタイム
・エコアクアロームコミュニケーションタイム
・笑うアシカとの記念撮影
・水族館丸ごとウォッチング
・イルカの海コミュニケーションタイム
・イルカと記念撮影
・ベルーガタッチ
・シャチと記念撮影
・ウミガメの浜コミュニケーションタイム

一応当日申し込んでも楽しめますが、鴨川シーワールドホテルの宿泊特典にもなっており、よほど運が良くないと当日申し込みでは厳しいです。
鴨川シーワールドホテルでは、宿泊者限定でシャチとの記念撮影や夜の水族館を歩けるプランもありますので、一生の思い出を作りたいみなさんはぜひどうぞ！

>>鴨川シーワールドホテルの宿泊プラン

私が実際に体験したディスカバリーガイダンスをいくつかご紹介します。

ウミガメの浜コミュニケーションタイム

ウミガメの浜で餌やりを楽しめるアトラクションです。
地味に思えますが、イカや魚など結構いいものをモッシャモッシャと食べる様は結構面白いです。

ベルーガタッチ

ベルーガタッチはベルーガの頭をなでなでできるアトラクションです。
かわいいお餅のようなベルーガを間近で見ることができ、お子さん大喜びです。
一人で行ってもスタッフがスマホで記念撮影してくれるので心配無用です。

ちょっと残念なのは、ベルーガとのタッチと写真撮影が一人ずつなこと。
家族で全員分のチケット買っても家族写真は取れません。
また、お子さんも一人でタッチになるため、お母さんと一緒がいいと泣き出してしまうリスクもあります。

エコアクアロームコミュニケーションタイム

日本の海を再現した水槽での餌やり体験になります。
餌を奪い合うように求める大型魚たちはなかなかの大迫力です。
トロピカルアイランドコミュニケーションタイムと似ていますが、エコアクアロームは3歳からでトロピカルアイランドは4歳からである点が異なります。

笑うアシカと記念撮影

鴨川シーワールドの新たなタレント、笑うアシカのスマイル一家と記念撮影です。
確かに正面から見ると笑っているのですが、横から見るとちょっと野生を感じます。

鴨川シーワールドのオススメ時期【混雑比較】

鴨川シーワールドは千葉を代表する観光地です。
シャチが見れる数少ない水族館ということもあり、時期を選ばないと大変混み合います。

写真は各季節のシャチショー会場の埋まり具合の比較になっています。

見ていただくとわかるように6月が圧倒的に混んでいます。
目玉のシャチショーが水をかぶるアトラクションなので、夏場が大変混み合うのです。
また、南房は海水浴場がたくさんあり、夏休み期間に遊びに行くと大変な混雑に見舞われることがあります。

逆に冬場は閑散期となりますが、鴨川シーワールドが海辺にあることもあり、とても寒いです。
防寒対策を完璧にしていけば十分楽しめますが、シャチショーも遠慮気味でちょっと迫力不足です。

気候が良く、長期休みもない6月や10月なら…とお考えになる方も多いと思いますが、その時期は遠足の学生が多く平日を中心に大変賑わいます。
そこで個人的に狙い目だと思っているのは4月上旬です。
この頃は暖かい日も出てきて温暖な南房は過ごしやすいです。

まだ遠足の学生もいない時期で、平日はほぼガラガラ状態。
GW手前なら全然混み合うこともなく快適に過ごすことができます。

当然ですが、GWに入ると例年とても混み合いますので注意しましょう。

ちなみに公式ホームページではショースケジュールを発表しています。
AタイムからDタイムまであり、Aタイムが一番ショーが多いです。
つまりそれだけ集客が見込めるということですので、混雑予報に使うことができます。
ちなみに真夏の超繁忙期にはSタイムが出ることもあります。
AタイムやSタイムになると、シャチショーを見るには前のショー終了後すぐに席取りしないくらいに混み合いますので注意しましょう。

24年夏の状況はコチラ！

楽しいランチスポット

レストランサンクルーズでのランチバイキングとのセット券購入がオススメ。
持ち込み弁当は、園内各所のベンチやショー会場などどこでも可能です。

くわしくはコチラ！

魅力的なお土産

お土産屋は場内のラオイと場外のマリンマーケットの2店舗あります。
ラオイの方が大きく品揃えも良いです。
マリンマーケットは場内に入らずお土産を買いたい時に使うのがオススメです。
また、マリンマーケットは閑散期や平日は閉まっていることもありますので、要注意です。

鴨シーオススメのお土産は、オリジナル今治フェイスタオル。
1000円ちょっとの価格で驚異の吸水力、可愛いベルーガのデザインでコスパ最高です。

またシャチショー用のポンチョ等も販売しています。
シャチショーに向かう前にこちらで準備を整えましょう。

授乳室&オムツかえコーナー

授乳室+オムツ替えは3箇所あります。
園内奥のポーラーアドベンチャーにある授乳室が新しくて綺麗ですが、女性しか入れませんでのお父さんは要注意です。

多目的トイレは場内何箇所かあります。
シャチショースタジアムすぐそばのコチラが綺麗で使いやすいです。
ちょっと大きくなった子が自分でトイレしたい時はコチラを使いましょう。

入場料

大人1人¥3,300、小人（小中学生）¥2,000、幼児（4歳以上）¥1,300、60歳以上¥2,700。
JAFの会員証があれば大人1人¥3,000になります。
入場料は2023年に少し値上がりしました。

季節ごとに期間限定のお得なチケットが出ることがあります。
マザー牧場や東京ドイツ村との提携チケットや家族割、県民割などあります。
家族割や県民割や証明書が必要になります。
行く前に必ず情報をチェックし、お得な割引チケットを買うようにしましょう。

また前売り入場券を買いたい方は、セブンチケットの申し込みページで予約すると出てくる払い込み票をセブンイレブンに持っていくことで購入できます。
>>セブンチケットの予約ページ

コロナの時は前売り券必須だったのですが、今は当日券でも大丈夫なので、あまり前売りで買うメリットはないかもしれません。

アクセス

電車・高速バス・フェリー

①電車　JR 東京駅から約2時間　片道¥3,670
JR東京駅→（特急わかしお）➡︎JR安房鴨川駅➡︎（無料送迎バス約10分）➡︎鴨川シーワールド
土日祝9：00〜13：00 東京駅発で毎時一本。夜は19:00と21:00発。

②アクアライン高速バス　東京駅から約2時間　
東京ミッドタウン八重洲　地下2階　11番➡︎（高速バスアクシー号）➡︎鴨川シーワールド
東京駅始発6：40で毎時一本程度。

往復のバスチケットと鴨シー入場券のセットで大人¥7,000、中学生¥5,900、子ども¥3,750。
通常料金だと大人1人¥8,500です。
チケットは東京ミッドタウン八重洲地下1階の受付かスマホアプリRYDE PASSから購入することができます。

③千葉中央バス　JR千葉駅から約2時間
JR千葉駅（東口21番のりば）➡︎カピーナ号➡︎鴨川シーワールド
千葉駅始発6:50で2時間に1本程度，蘇我駅からでも乗車可。

往復のバスチケットと鴨シー入場券のセットで大人¥5,800、中学生¥4,700、子ども¥3,150。
通常料金だと大人1人¥7,060です。
チケットは千葉中央バス駅前案内所屋スマホアプリ“RYDE PASS“から購入することができます。

④らくらくチケット　久里浜港から約2時間　往復￥4,950
久里浜港（フェリー約45分）➡︎金谷港（バス約60分）➡︎鴨川シーワールドのセット券割引
大人（高校生以上）￥4,950円、中学生￥3,850、小学生￥2,750
らくらくチケットは、久里浜港のフェリー窓口で買うことができます。
【時刻】
・行き
久里浜港9:25発（東京湾フェリー）➡︎金谷港10:10着、10:15発（日東バス）➡︎鴨川シーワールド11:14着
・帰り
鴨川シーワールド15:16発（日東バス）➡︎金谷港16:20着、16:30発（東京湾フェリー）➡︎久里浜駅17:10着