【東京豊洲】「ラムセス大王展ファラオたちの黄金」の実体験レビュー【展示はアミューズメント】

今回は東京豊洲で2025年9月7日まで開催中の展示会「ラムセス大王展」に子供行ってきましたので、そのレビューをお伝えします。
アミューズメント感あふれる新しい形の展示会で、大人だけでなく子供もとても楽しんでくれました。
今回はその実体験レビューをお伝えします。
みなさんのお出かけの参考にしてください！

「ラムセス大王展ファラオたちの黄金」の実体験レビュー

「ラムセス大王展ファラオたちの黄金」の実体験レビュー

ラムセス大王とは？

ラムセス大王とはラムセス2世（紀元前1303年頃 – 紀元前1213年頃）のことで、エジプト新王国第19王朝のファラオです。
ヒッタイト帝国とのカデシュの戦いを経て大いなるフォラオとして長期に渡り君臨し、アブ・シンベル神殿など巨大建築物をいくつも建造した人物です。
つまり、今回の展示は約3000年前という歴史ロマンあふれるものになっています。

ライト層や子供にも優しい、アミューズメントな展示会

入場口で前売りチケットを見せ入場します。
週末でしたが混雑していることはなく、当日券の販売していました。
エントランスで注意事項を確認して入場です。
驚いたことに展示はどれも撮影OK！ただしフラッシュ撮影や三脚の使用は禁止です。

【重要】
展示場内は再入場できませんので、トイレは必ず先に済ませてください。
展示場内は飲食不可ですので、飲食も必ず先に済ませてください。
このためトイレや飲食が我慢できない乳幼児にはオススメできません。
授乳室も全く見かけませんでした。

展示会場に入ると屋内なのにいきなりエジプト博物館を模したゲートが現れ、雰囲気を盛り上げてくれます。
ゲートを潜るとミニシアターで約4分30秒の動画による解説があります。
ラムセス2世について知らなかったのでとても助かりました。
ビジュアルも美しく子供も楽しんでいました。

動画が終わると巨大なラムセス2世像が迎えてくれます。
ただ展示してあるだけでなく、周りの装飾がよくできているので、インパクトある展示に仕上がっています。

ラムセス2世展では、照明や内装が工夫されており、展示場全体の雰囲気が古代エジプトの世界に誘うように作られています。
会場の壁等には古代エジプト風の装飾が施され、古代エジプトを思わせる音楽も常に流れているので、単なる考古学的な展示ではありません。

ところどころ動画による解説があるので、子供や初心者でもわかりやすく、楽しい展示会になっています。
なぜ博物館で開催しないのか不思議に思っていましたが、音と光による演出を加えるために、この会場にしたのかなと納得しました。

展示はラムセス2世統治時の繁栄を思わせる黄金細工や、その事績を残した石碑、そしてラムセス2世とその妻ネフェルタリを祀ったアル・シンベル神殿やその中に眠っていた棺が中心になっています。
棺の細工がどれも巧妙で、3000年前とは思えない高い技術力を感じさせます。

有名なラムセス2世の棺の実物も展示されています。
その圧倒的な大きさと迫力に圧倒されます。

展示の最後にはミュージアムショップとVRコーナーがあります。
VRは展示とは別料金で2500円必要ですが、一見の価値があります。
年齢制限はありませんが、VR中1人で大人しく座っていないといけないでの、8歳以上を推奨しています。
内容はラムセス2世の妻の案内で、アルハンブラ宮殿に中を巡るもので、12分ほどの内容です。
VRと専用の椅子の効果で、独特の浮遊感を楽しめます。
ちょっと高いですが、やってみる価値はあると思います。
人気があるので週末は20−30分並びます。