2025年のアメリカ映画
主演者はスカーレット・ヨハンソン、マハーシャラ・アリー、ジョナサン・ベイリー
3種の恐竜のDNA採取を行うため危険な島に忍び込むSFアクション映画
こんなひとにオススメ!
・恐竜が好き
・ジュラシックパークシリーズのファン
・ガバ設定でも楽しめる
映画「ジュラシックワールド 復活の大地」が5分でわかる!
あらすじ
危険な依頼
元特殊部隊のゾーラは、製薬会社のマーティンから心臓発作の薬の開発に陸海空3領域の恐竜のDNAを採取するよう依頼を受ける。
採取が必要な恐竜はモササウルス、ティタノサウルス、ケツァルコアトルスで、それらは赤道直下の島で生き延びているという。
ゾーラらは古生物学が専門のヘンリーを加えて島に向かい、現地でゾーラの旧知のダンカンとボビーと落ち合い島に向かう。
海での出会い
まず一行はモササウルスを求めて島周囲の海域に向かう。
その海域にはヨットで旅行中のデルガド一家がいたが、モササウルスの襲撃を受けて転覆する。
ゾーラらの乗った船は転覆したヨットから発信された無線を聞き取っており、救助に向かうか議論を交わすが、ダンカンの鶴の一言で救助に向かうことになる。
ゾーラらはデルガド一家を助けたことで、モササウルスの情報を得ることができたが、ゾーラらの船にもモササウルスが襲ってくる。
サンプル採取用の銃でモササウルスを狙うゾーラはモササウルスの攻撃で船から落とされそうになるが、逆にモササウルスを至近距離から撃つことに成功する。
モササウルスのDNAを入手した一行は成功を喜びあうが、ヘンリーはこのDNAで作られる薬は大半の人の手に入らないだろうことに疑問を感じていた。
しかし喜びも束の間、船にはモササウルスと共生関係にあるスピノサウルスの群れに取り囲まれ、犠牲者が出る。
船で島に向かって逃げるが、オーバーヒートし、デルガド一家の長女テレサは無線で助けを呼ぼうとするが、マーティンに見つかり揉み合いになる。
そうしているうちにテレサは海に落ちてしまい、それを助けるためテレサの恋人ザビエルが真っ先に海に飛び込み、父ルーベンと末娘のイザベラも追って海に飛び込む。
ゾーラらの船もなんとか島に座礁するも、クルーの一人が追い縋ってきたスピノサウルスの犠牲になる。
マーティンによると、この島はかつて恐竜の遺伝子操作研究施設だったといい、突然変異で怪物ができてしまったため放置されたという。
DNAを入手せよ!
ゾーラらの一行は、次のターゲットである大型草食獣ティタノサウルスを求めてジャングルを進み、草原に出た所でその群れを見つける。
ヘンリーは生きた恐竜の姿に感激し、ゾーラは難なくサンプルを打ち込み、血液を入手する。
見上げると岩山の谷間に翼竜ケツァルコアトルスが飛んでおり、一行は谷の上目指して再び歩いていくのだった。
デルガド一家は話に聞いていた集落を求めてジャングルを進んでいたが、夜の森でヴェロキラプトルを襲う翼を持った変異体の肉食竜の姿を見る。
デルガド一家は山中を進んでいたが、足を踏外し、落下した先で川と座礁した船を見つける。
テレサは船を捜索しようと川を泳ぐが、その先にティラノサウルスが眠っているのに気がつく。
テレサは座礁した船の中で緊急用のボートを見つけ運び出すが、その時、ティラノサウルスが目を覚ます。
デルガド一家はボートを漕いで逃げるが、ティラノサウルスは泳いで追跡して来たためボートは転覆する。
ボートに取り残されたイザベラがティラノサウルスの襲撃を受けるも、デルガド一家は狭いところに逃げ込み、なんとかことなきを得るのだった。
谷を登ったゾーラらは、崖にあるケツァルコアトルスの巣を狙い、ザイルを使って崖を降りる。
崖の窪みにある古代の寺院のようなところにある巣で卵を見つけ、ヘンリーがDNAをサンプリングするが、そこにケツァルコアトルス親が戻ってきてピンチに陥る。
ヘンリーが崖下に落ちそうになるのをゾーラは救おうとするが、ヘンリーのザイルが切れて落下してしまう。
しかし高さがあまりなかったことと崖下が湖だったことが幸いし、ヘンリーに怪我はなく卵から採取したDNAサンプルも無事だった。
脱出
ボートで川を下っていたデルガド一家は研究施設に辿り着いており、そこに全てのサンプルを集めたゾーラらも現れ合流する。
その時、施設の発電機が起動し、研究施設に灯りが灯る。そこに翼を持った変異体の肉食竜が現れ、一行は施設内に逃げる。
デルガド一家はコンビニ内で追い詰められるが、排水口に逃げ込む。
施設にゾーラが手配していた救助ヘリが現れるが、ヘリは大型変異体恐竜により破壊されてしまう。
ダンカンは排水口のデルガド一家を見つけるとヘンリーもそこに入れ、排水口を通って海に出てボートで逃げるよう指示する。
ゾーラも合流し逃げるが、マーティンがジープを使って一人で船着場を目指しているることがわかる。
排水口の出口には巨大変異体恐竜が待ち構えており、後ろからは翼を持った変異体が追いかけてくる。
そこにマーティンのシープが走って来たので、巨大変異体恐竜はマーティンを捕らえて捕食する。
その隙にゾーラはマーティンが持っていたサンプルを持ち船着場に急ぐが、ボートの懸架装置が壊れておりボートが出ない。
巨大変異体恐竜が追いかけて来たのでダンカンが囮になった隙に、ゾーラがボートを出し一行は島を脱出する。
その後生き残っていたダンカンを助け、生き延びた面々は島を離れる。
ゾーラは3種の恐竜のDNAサンプルの行き先をヘンリーと話し合い、その行き先はゾーラに委ねられることになるのだった。
レビュー
最新の研究を生かした恐竜
今回スピノサウルスが第三作ジュラシックパークⅢ以来の再登場を果たす。
Ⅲではティラノサウルスを超える肉食竜のような存在感を発揮したが、本作では研究が進んだことで水棲恐竜であることが強調されている。
モササウルスと共し、群れで海を泳いで狩りをする姿は恐竜というか大型のワニのようですらある。
デザインも若干異なっており、恐竜の研究が常に進んでいることがわかる。
全体的に恐竜の生態がこれでもかとクローズアップされており、恐竜図鑑として楽しめる作品になっている。
あまり気分の良くない変異体恐竜
島の施設ではジュラシックパークの観客の目を楽しませるため、恐竜の遺伝子変異と交配実験によるミュータントの生産が行われていた。
それにより生み出されたのが翼の生えて肉食竜と巨大肉食竜だったが、デザインがなんとも現実味に乏しい。
翼の生えたのは胴体が重すぎて飛べそうにないし、巨大肉食竜は無意味に手が4本もある。
短い方の手は何かの役に立っているのだろうか…、その外観はほとんどエイリアンである。
観客の目を楽しませるために生産されたという設定がなんともメタっぽい。
いつまでもラスボスがティラノサウルスとはいかないのかもしれないが、どうせなら実在した恐竜の方が良かったと思ったのは私だけではないはず。
数々のガバガバ設定
島の研究施設で事故が起こるシーンから始まるが、そのきっかけは菓子ゴミが自動ドアに挟まって故障したことだった。
それだけで、危険な変異体恐竜のロックが外れ研究施設は全面崩壊するとか危機意識ゼロと言わざるを得ない。
いや、自動ドアが壊れただけで崩壊するくらいなら停電でも起きたらもうダメでしょ…
菓子の袋で壊れる自動ドアもどうかと思うが、自動ドア一枚のセキュリティはもっと意味不意である。
恐竜のいる島の近くで呑気にヨット出してるデルガド一家も意味不明である。
幼い女の子まで連れて何やってんの??と誰もが思ったことだろう。
ニューヨークにも恐竜がいる世界で、恐竜はもう滅びたとか余裕ぶっいていたが、この世界の危機管理意識はどうなっているのだろうか…
さらに言えば心不全の特効薬に陸海空3種類の恐竜のDNAが必要という設定もなんだかご都合主義である。
いろんな恐竜を見せたいばかりにRPGのゲームのような設定になってしまった。
また、イザベラが森で出会った角竜をドロレスと名づけ仲良くなるが、結局ティラノサウルの巣に迷い込んだ時逃げ出してそれっきりだった。
人類とヴェロキラプトルの信頼関係を描いた過去作のように何か心温まる展開でもあればまだ良かったのだが、結局なんの意味もない展開だったのは残念。

