【感動の月面体験!】「スペーストラベリウムTeNQ」の実体験レビュー!【STEAM教育】

こどもと一緒!お出かけスポット

みなさん月旅行に行きませんか?
東京ドームシティにあるスペーストラベリウムTeNQでは24年11月のリニューアルにより、VRによる月旅行が楽しめるようになっています。
入場料は高めに見えますが、VRのクオリティが高くこれだけでもお金を払う価値があると思います。

今回はTeNQに子供と行ってきましたので、その実体験レビューをお伝えします。
子供にも刺激的な体験になったみたいで、宇宙や科学に興味を持ってくれたらいいなと思いました。

「スペーストラベリウムTeNQ」の実体験レビュー!

TeNQはVRによる月旅行を中心に、大きく3つのエリアに分かれています。

スペースターミナル

月旅行の前段階として、スペースポートが再現されたエリアです。
宇宙のはじまりや惑星の紹介、宇宙飛行士や宇宙食の展示など宇宙開発の歴史を知ることができるエリアになっています。

展示だけではなく、ちょっとしたゲームもありますので、子供でも楽しめます。
ゲームは3種類あります。

・船外活動ミッション 
宇宙船の外に出て修理をするゲームです。
宇宙空間ならではの操作の難しさを体感することかでき、大人でも楽しめます。

・ジタバタグラビティ 
足踏みで乗り物を飛ばしてハイスコアを競うゲームです。
2人プレイも可能なので、親子で楽しめます。

・プラネットデザイナー 
オリジナルの星を描くゲームで、恒星や惑星とは何かをすることができます。

ソラベルライン

ここではTHE MOON CRUISEという月旅行のVR体験ができます。

入場料のみで楽しめますが、一人一回だけになります。
年齢は7歳からで、13歳までは子ども一人に対し大人一人の付き添いと、同意書への署名が必要です。
6歳以下は体験できません。

入口で搭乗手続きを行いますが、この際に自分の顔写真を撮影しアバターを作成します。
ここで作成したアバターが、この後のVRでの自分の姿になります。
大画面に映し出された説明動画は本格的で、これからの体験に向け、気持ちを盛り上げてくれます。

自分の順番になると荷物を預けてVRのヘッドセットを借ります。
ヘッドセットはメガネの上からでも装着可能です。
荷物置き場のロッカーは小さめなので、手荷物は小さめにすることをお勧めします。

週末を中心に混み合いますので、平日や土曜の午前中に行くなどすることをお勧めします。
スペースターミナルで遊びたくなりますが、まずはコチラに向かいましょう。
並びだすととても長く待たされます。

ここからはTHE MOON CRUISEのネタバレを含みます。
嫌な方はブラウザバックを推奨します。

THE MOON CRUISEは自由散策型のVRで、バーチャルの世界を自らの足で歩けることが特徴です。
リアルなオブジェクトがところどころに配置されており、リアリティ溢れる臨場感を演出します。

ツアーはスペースポートでロケットに乗り込むところから始まります。
搭乗口のリフトが高所にあるため、バーチャルとは分かっていてもヒヤッとなります。

ロケットに乗り込むと画面にある椅子に座るように指示されますが、リアルでも椅子が配置されているのかちゃんと座ることができ、没入感を生み出しています。

月に到着すると着陸艇に乗り込み月面に向かいます。
月面では地球を背に記念撮影をしたり、ジャンプ台で月の低重量を体感することができます。
自由にバーチャルの月面を歩けるので、本当に月に観光をしに来たような体験ができます。
この臨場感は体験しないとわからないので、ぜひ体験してみてほしいです。

ちなみに荷物はVR開始前に預けているので写真撮影はできません。
宇宙服のカメラ機能で撮影はできますが、画像はもらえないので撮影したフリだけです。
記念写真の1枚でも貰えるようになるともっと人気がでると思います。

月面散策の後は好きなタイミングで月面基地に向かいます。
月面基地には月面用のリフトで移動しますが、これが本当に良くできており、リアルでも体が移動します。
移動中360°の景観が楽しめるのもVRの利点ですね。

月面基地では月についての展示や、月面用の車であるローバーでの月面探索ツアーが楽しめます。
ツアーではアポロ13号の着陸地点に立てられた星条旗を見に行きます。

月面の方が楽しめる体験が多いので、月面基地より長めに時間を使うと良いと思います。

時間になるとローバーで帰還を求められます。
指示に従ってローバーで月面を後にしますが、その途中地球が太陽を覆い隠す月面日食を見ることができます。
太陽のコロナで照らされ、一面赤くなった月面の姿にあなたは息を呑むでしょう。
そして太陽光が地球の周りをリング状に照らすダイヤモンドリングの輝きを目にしてツアーは終了となります。

約20分のツアーですが、没入感がすごく本当に月に行ったような興奮を得ることができます。
これだけでも入場料の元が取れるくらい素晴らしいので、ぜひチャレンジしてみてください。

現在月面以外のツアーも計画中とのことで、今後は火星なんかも行けるかもしれません。
今後の展開が楽しみですね。

ラウンジQ

月旅行体験の余韻を楽しむコーナーです。
宇宙を意識した黒一面空間に、宇宙の美しい姿が映し出されています。

カフェでは宇宙にちなんだメニューが提供されており、美しい星空を眺めながら、軽食を楽しむことができます。
なお館内飲食ができるのは館内のカフェだけになります。
カフェのフードはパン程度の軽食しかなく、再入場も不可なので、食事のタイミングを考えて入場することをお勧めします。

子供向けに壁面に絵を描けるスターライトキャンバスやプラネットパズルもあるので、小さなお子さんにはコチラで遊ばせると良いでしょう。
誕生日を入力することで、その日の月の形で占いをしてくれるコーナーもあります。
家族やカップルで楽しめるのでオススメです。

宇宙コーナーを抜けるとスペースターミナルに戻ります。
お土産屋さんでは宇宙にちなんだ様々なグッズを買うことができます。

入場料等

大人2500円(土日祝・特定日3000円)、中高生1800円、小学生1300円、3歳以上の未就学児800円、2歳以下無料。
再入場不可ですので、時間に余裕を持って入りましょう。

東京ドームシティアトラクションズの1日パスかライド5のパスがあると入場料が1000円引きになります。
コインロッカーもありますが1000円もするので、荷物は身軽にして来ましょう。

ちなみにトイレも宇宙仕様です。中は普通のトイレです。

アクセス

東京ドームシティ黄色いビルの6階です。

公共交通機関

JR水道橋駅から徒歩すぐ

自動車

駐車場平日30分400円、土日祝及び特定日30分500円。
利用金額による割引もあります。
満車に乗ることもあるので要注意です。

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