みなさん、江戸時代に行きたくありませんか?
千葉県にある房総のむらは、江戸時代の街並みを再現した体験型テーマパークです。
江戸時代の農村を再現した民家や工芸体験を楽しむことができ、時代劇のロケ地になることもしばしばです。
目の前のコスプレ館で着物を借りれば気分もう江戸時代。
江戸の心豊かな時代を心いくまで楽しみましょう。
また房総のむら付近には、農産物直売所ドラムの里、青の美しい洋館旧学習院初等科正堂、吊り橋と池が楽しい坂田ヶ池総合公園があります。
ここでは、房総のむらだけでなく付近のオススメスポットもご紹介します。
「千葉県房総のむら」の体験・ランチ・コスプレ
アクセス
電車
・JR成田駅:西口4番乗り場からバス
➡︎竜角寺台車庫行き「竜角寺台2丁目」下車➡︎徒歩10分
・JR安食駅:ちばこうバス 竜角寺台車庫行き
➡︎ 「房総のむら」下車
・JR安食駅:栄町循環バス(ドラムバス)
➡︎「ドラムの里」下車
自動車
東関東自動車道成田ICから約30分。
電車はかなり不便です。
駐車場も広く無料なので車推奨です。
房総のむらってどんなところ?
入場料わずか300円。JAFの特典で240円になります。
体験は別料金ですが、安価で楽しめるのも魅力ですね。
少し不便なところですが、施設が広大なこともあり大型連休でもあまり混雑しません。
日帰りでちょっと出かけるには最適です。
園内は入ってすぐの商家エリアと、橋を渡った先の農村エリアに大きく分かれています。
商家エリアは江戸の街並みを一番よく味わうことができ、時代劇のロケでもよく使われます。
農家ゾーンでは畑や農家が再現されており、ちょっとした自然公園のようになっています。
園内はだだっ広く、ぜんぶ回ると1万歩くらい歩きます。
商家の街並みで江戸体験!
江戸時代の商店街を再現したゾーンで、一番江戸っぽいところになります。
商店街には蕎麦屋や喫茶店などがあるほか、四季折々の江戸体験ができます。
体験は当日空きがあればすぐにできますが、人気の体験は予約が必要です。
予約は当日体験場所でとることが出来ます。
狙いの体験がある方は入園後すぐに予約を取りましょう!
小さな張子のお面
所要時間:約2時間30分
①9:30-12:00 ②13:00−15:30
料金:250円
対象:小学生以上
小皿の絵付
所要時間:随時約40分
①9:20− ②10:10−③11:00−④11:50−⑤13:30−⑥14:20−⑦15:10−
料金:300円
対象:幼児も可能(小学生2年生以下は引率者が必要)
お箸作り
所要時間:随時約40分
①9:30− ②10:20−③11:10-④13:00−⑤13:50−⑥14:40-⑦15:30-
料金:100円菜箸200円
対象:6歳以上(小学生3年生以下は引率者が必要)
千代紙ろうそく
所要時間:随時約30分
9:30−15:30
料金:400円
対象:5歳以上(小学生2年生以下は引率者が必要)
これらの体験は一例で、これ以外にも様々な江戸体験ができます。
特に鍛冶体験ではカッコイイ鉄の小物を作れます。
人気の体験なので、やっているのを見かけたらすぐ申し込みましょう。
体験は日によってできることが異なります。
目当ての体験がある方は事前に確認してから行きましょう。
飲食店・喫茶店
商家ゾーンには、飲食店や喫茶店もあります。
蕎麦屋のメニューはもりそば500円等、気分は時代劇です。
喫茶店のメニューは菓子と煎茶・コーヒーセット400円等。
客席は座敷になっており、なんとなくおばあちゃんちの雰囲気です。
花の名所
4月ごろになると、奥の広場で八重桜が咲き誇ります。
緑の芝生もよく手入れされ、花のピンクとよく映えるので記念撮影にオススメです。
広場脇の水路には鯉がいるので、スナックがあれば餌やりを楽しむことができます。
園内で鯉の餌は売っていないので、スナックは持参しましょう。
武家屋敷
武家屋敷は外から眺めるだけでなく、中に入ることもできます。
江戸時代の台所や書斎、鎧や刀もあり武士の生活を存分に味わうことができます。
古い家だと思っていたら大間違いで、今でも暮らせそうなくらい良いお家です。
江戸のお屋敷で、茶の湯体験ができるのはここならではという感じですね。
上総の農家
広々とした農家で、武家屋敷よりもワイルドな作りですが、広さは2倍以上ありそうです。
畳で寝っ転がると田舎にある親戚の家に遊びに来た気持ちになれます。
武家屋敷とは地味に畳が違っており、こちらはヘリのない畳になっています。
農家では、昔あそびの体験をさせてくれます。
この日は竹ぽっくりを作っていました。
10月ごろ運が良いと江戸時代の醤油作りを見ることができます。
大豆の良い匂いが家中に満ちていました。
昔ながら醤油の作り方を知ることのできるチャンスですね。
農村エリア
北側は広大な自然と農家を体験するゾーンです。
水車小屋が小気味良い音をたてており、街の生活に疲れた心を癒してくれます。
おまつり広場は桜の名所です。
広々としており、混み合うことが少ないので、お花見の隠れ名所になっています。
敷物広げてお弁当も大丈夫です!
江戸時代の生糸作りややむしろおり、機織りも見ることができます。
昔はこんなに苦労して布や糸を作っていたんだなと大人でも勉強になります。
イベントで昔の食事を再現していることもあり、今がどれだけ恵まれた食生活なのか教えてくれます。
持ち込み弁当
飲食店は商家の街並みに蕎麦屋がありますが、メニューが少なくお昼を過ぎると品切れになりやすいです。
どうしても蕎麦屋体験がしたいという方以外は、お昼を外してくるか持ち込み弁当を推奨します。
持ち込み弁当は、園内のベンチや芝生で自由に食べられます。
おまつり広場で敷物広げてランチとか最高ですね!桜の季節にはお花見客で賑わいます。
暑い日寒い日でも、入口すぐの建物内でお弁当を食べることができますので安心です。
赤ちゃん情報
赤ちゃん連れの人は要注意です。
園内の授乳室、おむつかえは施設入ってすぐの建物でしかできません。
広い園内の奥に入ると専用施設はないので、おっぱいが取れてからつれてきた方が無難かもしれません。
駐車場のトイレになぜかおむつかえの台がないので要注意です。
また、ベビーカーはエントランスで借りることが出来ます。
園内はベビーカーでも回れますが、未舗装路やアップダウンがあるの体力を使います。
江戸時代にベビーカーはありませんでしたからね!
忙しすぎるみなさんのための施設
房総のむらは江戸の暮らしを体験できる施設です。
昔の人の不便ですが自然豊かな生活は、今の忙しすぎる生活にエクスキューズを投げかけてくれます。
ゆったりとした時が流れる江戸の農家に流れるゆったり流れる時間と広い空を、みなさんもぜひ体験して見てください!
きっと普段の忙しさを忘れることできます。
コスプレの館
どっぷり楽しみたい方は、房総のむらの入り口にあるコスプレの館で衣装を借りれます。
コスプレの種類と金額
・子供忍者 1,000円
・子供剣士 1,500円
・子供着物 2,000円
・子供ハイカラさん 2,000円
・大人忍者 2,000円
・新撰組 4,000円
・ハイカラさん 5,000円
春のまつり
GWには春のまつりを行なっています。
おまつり広場では鯉のぼりが湯大に泳ぎ、大道芸人や獅子舞もきてとても賑やかになります。
風土記の丘
隣接する郷土博物館風土記の丘は改修中。
再開は2022年春の予定でしたが、現在も改修中となっています。
ドラムの里
ドラムの里は道の駅のような施設で、レストラン、農産物直売所、ちょっとしたカフェもあります。
…だったのですが2021年12月25日でレストランとテイクアウトは閉店しました。
レストラン跡地は休憩所になっており、夏場でも涼しいところで持ち込み弁当が使えます。
直売所はやっていますが、経営者が変わったようで、少し品揃えな物足りないです。
土日はキッチンカーがきてくれますので、外食派のみなさんも心配いりません。
旧学習院初等科正堂
房総のむらお隣のステキな旧館。国の重要文化財。
その美しさゆえ、乃木坂46のMVのロケ地にもなりました。
房総のむらから直接行くことはできず、一度出てしばらく車道を歩くことになるので、少々不便です。
隣の坂田ヶ池総合公園へは車道を歩いて行くこともできますが、正堂の庭を奥にある古墳裏手の階段を降りるとショートカットできます。
坂田ヶ池総合公園
広大な池が特徴の公園。
園内は広く、大きなローラーすべり台と吊り橋、水鳥の遊ぶ池が目玉。
実は首都圏キャンピングの聖地。
休日は駐車場が混み合います。停められない時は旧学習院初等科正堂に停めると良いでしょう。
大和の湯
1日のシメはやはり温泉!
4つの内湯に露天風呂にサウナまであります。
食事もできるので、寄ってから帰りたいですね。
>>大和の湯ホームページ
いろんな楽しみ方ができますので、ぜんぶ合わせると1日いても全く時間が足りません。
一泊で翌日は成田空港周辺をトライブしても楽しいですよ。