今回は東京は有明にある科学館、東京都虹の下水道館・水の科学館に、子供と行ってきました。
無料の施設なので期待値は高くなかったのですが、そんな失礼な予想を覆すクオリティとボリュームで、短時間でしたが十二分に楽しむことができました。
これでちょっとでも科学に興味を持ってくれれば、STEAM教育の一環に万々歳です。
今日はそんな虹の下水道館と水の科学館の実体験レビューをお伝えします。
みなさんのお出かけの参考にしてください!
無料の科学館!「東京都虹の下水道館・水の科学館」の実体験レビュー
虹の下水道館
有明スポーツセンターの5階にある下水道の仕組みを体感できる施設です。
無料ですが、小学生くらいの子供が十分楽しめるようにできています。
駐車場も初めの30分無料、その後20分100円と良心的です。
床下配管がスケルトンになった家アースくんの家は、家内の流しやトイレなどから水を流すと、その水が下水道管を通じて道路の集合管にまで流れているのを見ることができます。
普段見ることのできない部分がどうなっているか知ることができ、子供だけでなく大人も楽しめました。
レインボーシネマではさまざまなテーマの映画を上映しています。
途中入退場自由ですので、小さなお子さんでも大丈夫です。
土日祝は30分おきのプログラム上映ですが、平日は見たいテーマをスタッフの方に伝えれば、好きな時に見せてくれるようです。
最大の特徴は小学生以上からできるワークショップやガイドツアーの体験で、土日祝や夏休みに、スタッフの方が下水道について詳しく教えてくれます。
当日入場口で予約しますので、体験希望の方は入場後すぐに申し込みましょう。
ワークショップは1日4回の開催で、小中学生を対象に下水道の探検など、ここならではのお仕事体験を楽しむことができます。
水処理センターのガイドツアーは1日1回11:00からの開催で、科学館の地下にある本物の水処理センターを見学することができます。
年齢制限はありませんが、距離約2km、階段200段の上り下りがありますので、歩きがしっかりしてからにしましょう。
エントランスには、自身が下水道管の中に入り込んだような映像が撮れるどかんビジョンがあります。
子供達がとても楽しそうにはしゃいでいました。
(正直うちの子はここが1番楽しそうでした。落ちてくるう○ちをキャッチするのが楽しかったようです。もっと学習的な展示を楽しんでほしい…)
下水道館の建物の入り口には幼稚園年少程度向けのちょっとした遊具もあります。
館内は飲食不可ですので、持ち込み弁当の方は水の科学館前の緑地で済ますと良いでしょう。
水の科学館
虹の下水道館から徒歩約10分程度の施設。
虹の下水道館に対し、こちらは上水道ですが、こちらも無料で楽しめます。
駐車場はありませんので、お車の方は虹の下水道館に駐車して歩きましょう。
こちらも館内飲食不可ですが、目の前にベンチや芝生広場がありますので、天気さえ良ければ持ち込み弁当は大丈夫です。
こちらはビルの3フロアを使った施設で、1階は水を使った遊び場とワークショップ、2階は水の力学を体感する展示、3階は水源の森を知る展示とシアターになっています。
1階の遊び場には大型の水鉄砲や水に浮かべて遊ぶおもちゃなどがあり、年少くらいのお子さんが喜びます。
ワークショップも開催しており、30分くらいでちょっとした工作をすることができます。
この日はガーランドとその収納ボックスでした。
紙に糸を通して塗り絵する程度の簡単な工作でしたが、工作が好きなうちの子は大喜びで楽しんでくれました。
順路は3階からで、ここでは水源となる森を体験することができます。
森を再現したセットにチープさはなくとても無料の施設とは思えません。
土中に隠れている生き物たちを探すのが子供には楽しかったみたいです。
アクアトリップ・水のたびシアターは天井や壁にまで画像の映るシアターで、上映時間は約15分、毎時15分から開催しています。
2階は水の力を体験する展示で、ポンプを押すほど下がるバミューダトライアングルや二つの水槽の水を移すアップダウンサイフォンなど、水の不思議を体験することができます。
他にも身の回りの水を知るアクアタウンや、有明浄水場見学など楽しそうな展示がたくさんあったのですが、時間が足りず今回は断念しました。
まとめ
無料だし1時間程度遊べれば十分かなと思って遊びに行きましたが、無料とはとても思えなクオリティで子供も大喜びでした。
今回は要予約の下水道体験や、水の科学館のシアターを楽しむことができませんでしたので、今度は下水道都上水道で1日遊ぶつもりで、ゆっくり時間をとってきたいと感じました。
駐車場はキャパ十分で、週末でしたが全く混んでいませんでした。
天気が悪いと持ち込みのお弁当を食べれるところがないので、そこはちょっと注意が必要です。