【すごいけどちょっと敷居が高い】「国立科学博物館」の実体験レビュー【STEAM教育】

こどもと一緒!お出かけスポット

今回は言わずと知れた日本最大級の博物館「国立科学博物館」に子供と行ってきましたので、その実体験レビューをお伝えします。

結論から言うと子供連れにはちょっと敷居が高かった感じです。
みなさんのお出かけの参考にしてください!

「国立科学博物館」の実体験レビュー

入場料(常設展のみ)

大人630円
高校生以下無料

混雑

この日は通常展だけでしたので、週末でも空いていました。
入場口でも並ぶことなく、展示もゆっくり見れました。

特別展を行なっている時は週末を中心にとても混み合うようです。
ゆっくり見たい方はタイミングに注意しましょう。

展示

「国立科学博物館」には地球館と日本館二つの建物があります。

地球館

地球館は地球の誕生から生命と科学の進化を追う展示になっています。
地下3階から地上3階の6フロアの構成になっており、博物館と科学館のフロアがあります。

博物館のフロアは化石や剥製の生物展示が多くを占めており、恐竜の化石もたくさん展示してあります。
他ではなかなか見ないマッコウクジラの剥製や、巨大な亀や双角の生き物の化石など珍しい展示もたくさんあります。
地味におもろかったのは、比重の重い木と軽い木の比較で、実際に持ち上げてみてその重さの違いを体感できます。

2階と地下3階は科学館のフロアです。
メートルやグラム、カンデラ、molなどいろんな単位を体感する展示や科学技術の進歩を追う展示がありました。
床や壁に情報をウインドウのように投影している近未来なコーナーもあり、うちの子はとても楽しそうでした。

親と子のたんけん広場コンパス

3階にある未就学児向け施設です。
中央に恐竜の化石がドンと居座り、動物の剥製が可愛く展示してある楽しそうな一角です。
ミニアスレチックもあり、さながら公園のようです。

時間指定の要予約で、予約が概ね1ヶ月先までびっしり埋まっていたため、今回は入れませんでした。
とても楽しそうだっただけにうちの子も残念そうでした。
みなさんは訪問日が決まったらすぐに予約してください。

なお入場料は1人300円です。
入場に年齢制限がありますが、大人の保護者と小学生以下のお子さんで入る分には何の問題もありません。

ちなみにパンフレットには歩こうコンパスという名称になっており、年齢制限なしとなっているのですが、どういうことなのでしょうか…

日本館

レトロな建物でなかなか趣があります。

1階には360℃シアターがあり5−10分程度の映画を全天周シアターで楽しむことができます。
この日は深海がテーマで、テーマは月ごとに変わるようです。
この日は週末だったこともあり、20分くらい待つ時間もありました。
人気の施設ですので、早めに行くと良いと思います。

2階と3階は今回は時間がなくほとんど回れませんでしたが、やはり体感型の展示は少ないようでした。

ランチ

日本館1階にはフードコートくじらカフェがあり、リーズナブルに食事が楽しめます。
ここの屋内ラウンジでは持ち込みのお弁当が食べられます。
100席ありますが雨天時等はとても混み合うそうです。

地球館屋上にもハーブガーデンとスカイデッキがあり、そこでも飲食が可能です。
眺めが良いですが屋外になりますので、天気の良い日にオススメです。

レビュー

圧倒的な展示数を誇る博物館で、全部回ると1日かかります。
それでいてあの価格なのですから人気が出るもの当然といった感じです。

ただ展示の方法に動きを感じさせるものが少なく、置いてあるだけという印象も受けました。
科学のコーナーも科学実験の実演があるわけもなく、体感型の展示も小難しくあまり魅力的ではありませんでした。
地球館はフロアを変わるごとに一度エスカレーターホールに戻るので、展示の世界から毎回引き戻されるのもちょっと残念です。

貴重な展示もあるのかもしれませんが、全体的に見てるだけといった感じで、その価値がわからない子供にはちょっと退屈だったようです。
子供に科学に興味を持ってもらうための施設ではなく、教養のある大人が楽しむ場所なのでしょう。

唯一子供が興味を示したコンパスが要予約なのが悔やまれます。
あれだけ予約で埋まるのだからもっと拡大してやってくれればと思わずにはいられません…

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