みなさん、地球の生き物についてもっと知りたいと思いませんか?
ミュージアムパーク茨城県自然博物館は、生き物の剥製や骨格展示に強みを持つ博物館です。
恐竜の骨格だけでなく、そこから再現された生きた姿も見ることもでき、生き物の進化の過程を体感することが出来ます。
ここでは、そんなミュージアムパーク茨城県自然の展示やランチ、持ち込み弁当についてお伝えします。

「ミュージアムパーク茨城県自然博物館」の実体験レビュー
事前予約
土日祝、お盆、年末年始、GWなどは事前予約が必須です。
1時間単位での予約になりますので、結構シビアです。
事前予約はHPから可能で、特に予約にお金はかかりません。
キャンセル料もかからないので、行きそうならとりあえず予約した方が良いでしょう。
入場料
企画展開催期 大人1人750円
通常期 大人1人540円
アクセス
公共交通機関
電車の駅から遠くアクセスは良いとは言えません。
・つくばエクスプレス
守谷駅西口1番ホームから関東鉄道バス「岩井バスターミナル行き」乗車約30分(バスは1日に3~4本程度)
「自然博物館入口」下車、徒歩約10分
・東武アーバンパークライン
愛宕駅から茨城急行バス「岩井車庫行き」乗車約15分(バスは1時間に1本程度)
「自然博物館入口」下車、徒歩約15分
自家用車
自動車では高速のインターから近くアクセス良好です。
常磐自動車道谷和原インターから約15分。
圏央道坂東インターから約20分。
駐車場無料
常設展示

宇宙の始まりから生物の誕生、そしてその進化までダイナミックな時の移り変わりを体感できる施設になっています。
建物は曲線美を生かした立体的な作りになっており、先鋭的な美術館のようでもあります。

進化する宇宙

宇宙の始まりと地球の誕生の展示です。
惑星の模型や衛星軌道の動きを体感できる展示などもあります。
はやぶさの展示もあります。

地球の生い立ち

恐竜の化石や模型、鉱物の展示です。
タイムトンネルをくぐるとそこは恐竜の世界。
ティラノサウルスの実物大の動く模型は必見です。

自然の仕組み

森林や河川・湖沼・海の生態系など現代の生き物の展示です。
ちょっとした水槽もあり水族館のようです。
森を再現した動物標本はすごいリアリティで、室内で森林浴が楽しめます。



生命の仕組み

生き物の動きや細胞・遺伝子の構造に注目した展示です。
生き物の狩りにフォーカスした標本展示では、さまざまな狩りの動きを見ることが出来ます。

人間と環境

絶滅種や絶滅危惧種に関する展示になります。
自然環境の保護について考えさせられる内容です。
茨城の自然

筑波山や茨城県で見れる動物、魚類、鉱物に関する展示です。
図書館もあり、調べ物もできます。

企画展示
ときめく石

宝石を集めた期間限定の展示を行っています。
まず入ると巨大なアメジストが展示してあり度肝を抜かれます。
様々な美しい宝石展のようになってますので、興味のある方はぜひ行ってみてください。
企画展は2023年1月29日(日)までです。

屋外展示

屋外は広場と池の公園になっています。
小さなお子さん向けのトランポリンや水場もあったのですが、現在使用を中止しています。
古代の広場は石が積まれたアスレチックのようになっており、子供たちが走り回っていました。

ランチ
レストラン・ル・サンク
12月15日リニューアルオープンしました。
パーク内のレストランにも関わらずおしゃれで意外にリーズナブルですので、こちらでお食事もおすすめ出来ます。

セミナールーム

一階別棟のセミナールームでが持ち込み弁当を自由に食べることが出来ます。
席数もそれなりにある上、事前予約で客数自体を絞っているので混み合ってはいませんでした。
森を眺めながら室内でランチできますので、暑さ寒さの厳しい時期は助かりますね。
ギフトショップ

お菓子等食品の販売はありません。
鉱物や化石のお土産が珍しいのでオススメですが、お値段もそれなりにします。
まとめ

行く前は生きた動物もいないし1時間くらいで終わっちゃうかなと思っていましたが、終わってみれば3時間以上どっぷり楽しめました!
確かに標本中心の展示なのですが、見せ方が上手く進化の過程を視覚的に捉えられるようになっています。
標本も生物の生き生きとした様子を再現して展示されているため、動物園より面白いかもとすら思いました。
また、訪問時企画展では宝石の展示を行なっており、その美しさに魅了されました。
持ち込み弁当フリーなのも何気に好印象です。
入場料の安さから言えばコスパ最高で、屋内展示をじっくり楽しんで屋外展示で子供と遊べば丸一日遊ぶのも余裕です。
唯一の欠点はアクセスの悪さで自家用車なしでは厳しいです。