ありがた迷惑な王家の椅子⁉️「英国王のスピーチ」

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英国王のスピーチ (字幕版)
コリン・ファース
2013-11-26



英国王ジョージ5世の息子アルバート、大英帝国博覧会で演説をするもうまく喋れない。
そう、彼はひどい吃音だったのである。さまざまな治療を受けるも治る気配はない。
そんな時彼は妻の紹介で言語療法士のローグと出会う。
王室の人間であるアルバートを同等に扱おうとするローグに腹をたてるアルバート。
ローグはアルバートにヘッドホンをしたまま朗読させ、その声を録音する。
怒って帰ろうとするアルバートにローグは録音したてのレコードを持たせる。
ジョージ5世のクリスマスの演説の後、ジョージ5世はアルバートの兄デイビッドが王位には不適格であり、アルバートに演説の重要性を厳しく言い聞かせた。
苛立って帰宅したアルバートがローグに渡されたレコードを聴くと、その喋りは滑らかそのものだった‥
アルバートはローグに治療を依頼することとする。アルバートとローグの友情はここから始まるのだった‥
 
実話を基にした映画。
人と話すのが仕事みたいな王室で吃音とかマジ詰んでるだろ‥コレ
なまじっか王家に生まれたばかりに吃音と向き合わなければならない苦悩がよく描かれている。

吃音がどんなものかわからない人のためにすこし解説しよう。
何か話そうとすると、声が出ない。喉に言葉がつっかえているみたいな感じ。これはとくに人前で話す時に起こる。
頑張って言葉を吐き出しても今度は頭文字しかでない。「私は〜」が「わ、わ、わ、」となってしまう。
自分でもイラ立つけどどうしても言葉は出てこない。
次第に話すのが嫌いになってくる。
そんな症状を抱えて群衆の前で演説をすることを王家であるがゆえに宿命づけられたアルバート。
わかる人にだけわかるこの苦悩。皆さんも吃音になったと思ってこの映画を観るとまた見方が変わるだろう。
アルバートもダメな兄のお陰で散々苦労するし、王室というと誰もが羨むけどそれがゆえの苦悩に接するとああ平民でよがったな〜とか思えてくるぞ。

そしてそんなアルバートが行き着いたローグという「言語療法士」。
この人との関係も、おそらく英国の厳しい身分感覚がないとわかりにくいかもしれない。
王家と平民の間には社会的な隔たりがあって、平民側から対等に扱ってくるなんて通常許されることじゃない。多分。
そんな身分違いの友情を描いているのだ。
例えるなら昔の皇族と平民の結婚とか‥そんな感じじゃなかろうか。

庶民にはわかりにくいところがあるけど、2人のコミカルな友情には心があったまる。
みんなも吃音になったつもりで見てほしい。

どうでもいいけど、王位にありながら許されざる結婚を求めるデイビッドって見方を変えるとロミオとジュリエットみたいね。
これでまた映画が作れそうな気もする。
うーん物は言いようだなぁ〜

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