超古代アニマルビデオ
2018年制作のアメリカ映画。
出演者はコディ・スミット=マクフィー、ヨハネス・ヘイクル・ヨハネソン、ナターシャ・マルテ。
氷河期の地球を舞台に、置いて行かれた1人と1匹の絆を描く冒険映画。
あらすじ
2万年前の氷河期の時代、部族は年に一度のグレートビースト討伐の時期を迎えていた。
しくじれば一族が滅ぶ重要なこの狩りに族長の息子ケダが選ばれる。
他の部族と合流しながら、祖先が作った石の道標に沿って進む。
一行はバッファローの群れを狩ろうとをするが、ケダが巻き込まれて崖から落ちてしまう。
ケダは崖の一部に引っかかり奇跡的に生きていたが救出は困難で、死亡したものとして置いていかれる。
気絶からひとり目覚めたケダは懸命に崖を降りようとするが失敗し、崖下の川に落ちる。
なんとか一命をとりとめたケダだったが、自分が死亡扱いされたことを知り絶望する。
そんなケダの前に狼の群れが現れる。
ケダは一匹を負傷させ、木に登って逃げ延びる。
心優しいケダは負傷させた瀕死の狼を助けることにし、懸命に治療を施す。
献身的に看護するケダに、最初は警戒心を抱いてい狼も次第に心を許すようになっていく。
崖下に落ちた時の怪我が回復したケダは、冬が来る前に村に戻ることを決心する。
狼と別れひとり旅路に着くケダだったが、その後を小さなか影がついてくるのだった…
レビュー・考察
二万年前の地球、氷河期の時代。
誰も彼も不況で職を失い、いや職を得ることすら叶わず自給自足の生活の生活をしていた…
そういう氷河期でなく、狩猟と採取が職の時代の話である。
普通に文明が発達していないだけなんだけど、登場人物のみなさんなんか小綺麗なんだよね。
服装も上下、コート、靴とフル装備だしヒゲなんか朝毎日1時間かけて揃えています!
このワイルドな髪型は新幹線で東京のカリスマ美容師(死語)を訪ねてセットしてもらっています!ってくらい小綺麗。
二万年前の世界となると動物の毛皮とか着て、みんな毛むくじゃらでうウホウホ言ってそうだんなだけど、考古学的にはそのイメージの方が間違っているんだろうか?
アフリカはどこに行っても野生動物の闊歩するサバンナみたいな、間違った先入観なんだろうか??
歴史考証は置いておいて、映画としては2万年前の人の手が入る前の美しい地球を見ることができる。
たとえば開始後40分くらいのケダが狼から木に登って逃げるシーン、美しい夜空にケダと木が影絵のように浮かび上がってほとんどkindleのアイコンである。
さて、狼に追われたケダはその一匹に傷を負わせて逃げるんだけど、ここまできてやっと物語のスタートである。
この狼、他の狼が引き上げる時に傷を負っていたからついていけず、置いていかれちゃうんだよね。
それをケダが助けんるんだけど、崖下に落ちて死亡扱いで置いていかれた自身と重ねての行動なんだよね。
そう考えると人も獣も変わらんなぁ。
そんな厳しすぎる世界で旅をともににすることになった一人と一匹、そのいく末はみなさんの目で確かめてほしい。
動物って本当に可愛いよね!
何考えているかわからない猫より、しっかり懐いてくれる犬が好き!
というアナタにとくにオススメ
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