目の見えることに感謝したくなるサスペンス「ロストアイズ」

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ロスト・アイズ(字幕版)
ベレン・ルエダ
2019-07-19


ネタバレなしあらすじ
全盲女性のサラが自宅で自殺した。
妹のフリアはそれを感じ取り、夫のイサクとサラの自宅に向かうとやはりサラが死んでいた。
サラの葬儀は寂しいもので隣人が出席したていどだったが、フリアが何者かに話しかけられたので振り返るとそこには誰もいなかった。
フリアは警察にサラが自殺するはずないと迫るが相手にされない。
フリアはサラの隣人の全盲老婆を訪ね、サラが死ぬ前全盲者の施設に通っていたことを知る。
施設を訪ねたフリアは施設利用者の会話を盗み聞きしてサラには恋人がいた事を聞く。
その時全盲の施設利用者は盗み聞きしていたフリアの存在に気がつき、フリアはサラも妹と名乗るが、男がいると騒ぎ始める。フリアが振り向くと人影を見つけたため追いかけるが、逃げられてしまう。
その後フリアはサラが使ったというホテルを訪ねるが、ホテルマンはサラは覚えていたが恋人がのことはいたようだが覚えていなかった。
レストランで聞き込みをするとサラのことを覚えていたウェイターがフリアに話しかけてきて、サラが目の手術を受けていたことを知る。
フリアは視力が戻る希望を持っていたサラが自殺するはずないと考えるが、イサクよりサラの手術は失敗しておりそれに絶望して自殺したと告げられる。
イサクはサラの手術についてフリアを気遣って教えなかったと話す。放心したフリアは車道に飛び出して車に轢かれそうになる。
フリアもサラと同じ進行性の全盲を患っており、もうほとんど見えていないことがわかる。
それでもフリアはサラの恋人の行方を辿るが、不思議なことに手がかりは次々に潰えていった。
サラの恋人のことをサラの隣人の全盲老婆に聞くが知らないと答え、老婆にも夫がいたが捨てて逃げたことと、10年間介護してくれた息子も突然いなくなったと教えられる。
その時警察よりサラのカードが使われたと連絡が入り、フリアはそのモーテルに向かうが、今度はサラの自宅に電気がついていると連絡を受け急行する。
フリアはわずかな光を頼りにサラの自宅を探索するが、そこには首を吊って死んでいる夫イサクの姿があった。
フリアは明るい部屋で真っ暗で何も見えないと叫んでいた…
過度なストレスで全盲が完全に進行したのだ。
(あらすじここまで)
レビュー
消えた死体の謎を追うロストボディと同じチームが送るサスペンス、こっちの方が制作は先か。
この監督ダークファンタジーの傑作パンズラビリンスの監督でもあるんだね、独特な暗い世界観から今回はどんな話が飛び出すのだろうか?
本作は突然死亡した全盲女性の謎を追うサスペンス。
姉は安そうな家で一人暮らし、妹は宇宙飛行士でキザなロマンスグレーの夫持ち。
うーんこの時点でなんとなく自殺と断定されても納得できてしまう…
フリアはサラが自殺なんてするはずないというけど、意図せず残酷なことしてません??フリアが悪いわけでもなんでもないけどさ。
警察が自殺だと言っても諦めず独自の捜査を続けるあたりはさすがだね、スペイン女性の強さを感じる。
捜査の中で出てくるサラの恋人、誰かいたようだが誰もその顔を覚えていない。
そしてフリアをつけまわす謎の人物、その正体が何者なのか?
そして無茶をするフリアを案じる夫のイサクとのロマンス要素がこの映画の主題になるのかな。
イサクがフリアに言う「君の瞳に宇宙が見える」とかなかなか歯が浮いて言えないよね、さすが情熱の国スペイン男の強さを感じる。
さて実はこの物語、そんな強い女性フリアが全盲になってからが面白い。
目が見えない人の恐怖が実によく表現できているんだ。
誰を信じるべきか、誰が味方で誰が敵かわからなくなるこの感覚、皆さんにも是非見てみてほしい。
そんな情熱の国スペインが送るホラーサスペンス、その意外な結末を楽しんでほしい。

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