暗い人間性をあぶり出すバラエティゲーム「NERVE」

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高校生のヴィーナスは内気で内向的な性格だったが、ある日対照的な性格の親友シドニーにオンラインゲームNERVEに誘われる。
聞けば視聴者からの指令をこなしていくことで賞金がもらえるゲームだという。
ヴィーナスはシドニーがチアを務めるアメフトチームの撮影に出かけるが、ダンスの最後、シドニーがスカートをまくるとヒップがあらわに!これがNERVEの指令だったのだ。
その後の打ち上げでヴィーナスはシドニーにもっと冒険してみなと言われ、内心思いを秘めていたアメフトチームのJPへの想いをシドニーに暴露されてしまう。
JPにタイプではないと言われ、その場を逃げ出したヴィーナスはNERVEにログイン、観戦者と挑戦者2つの選択肢から挑戦者を選択する。
友人でネットに詳しいトムに協力してもらうが、トムはサイトの危険性からやめるよういうがヴィーナスは聞かない。
レストランに向かったヴィーナスへの指令は知らない男と5秒キスというもの、ヴィーナスが好きな本を読んでいた男とキスをして成功させる。
その男は突然レストラン内のテーブルを渡り歩きながら歌い始め、ヴィーナスへの愛を歌い始めた。その男イワンも挑戦者で歌うのも指令だったのだ。
次の指令は2人で街の中心街へというもの、トムは止めるがヴィーナスは聞かずにイワンのバイクで街に向かった。
街についたイワンは指令を受けて姿を消す。ヴィーナスにも指令が来て写真のドレスを試着しろという。
戸惑いながらも百貨店を訪れたヴィーナスは目標のドレスを見つける。金額はなんと3995$、着替えの様子まで撮影しながらなんとか試着したヴィーナスはそこでスーツを着こなしたイワンと再び出会う。
イワンと百貨店内で靴を試す指令をした後試着室に戻ると、ふたりの元の服がないことに気がつく。
そのまま店を出ろという指令が来るが万引きを嫌ったヴィーナスは2人で下着姿のまま百貨店を珍走し百貨店を出る。
イワンのバイクに先ほどのスーツとドレスがレシート付きで置いてあり、視聴者からのプレゼントを受け取る。
その頃NERVEに視聴者としてログインし様子を見ていたトムはイワンの素性を調べるがうまくいかない。ヴィーナスの親友シドニーも挑戦者として注目を集めていくヴィーナスに心中穏やかでない。
次の指令でヴィーナスはイワンと彼のデザインした刺青を背中に入れる。
トムはイワンを調べるため裏サイトにアクセスしてイワンの素性を調べることにする。するとイワンは過去にも挑戦しており、危険なことをしていたことが明らかになる。
そしてヴィーナスとイワンへは次の指令が、それは目隠しでバイクで96キロ以上出せという命がけのものだった…

みんなネットは大好きか!?
ユーチューブでユーチューバーがバカなことしているのを見るのは楽しいか!!
本作はそんなネット社会を扱った一本だ。

オンラインゲームNERVEは視聴者が金を出して挑戦者に指令を出し、その指令をこなすことで挑戦者へは賞金が入る。
挑戦者はそのフォロー者数を常に競っており、まさにいいね乞食状態だ!
フォロワー欲しさに迷惑行為を辞さない輩にインスタ蝿なんてネットスラングもある世の中、こんな闇サイトがあっても不思議じゃないよね。
やってることは自分のできないことを人にやらせて、それを見てドキドキするという古来からバラエティ番組でしていたこととあんま変わらない、時代が変わっても変わらないこの人間の下卑た愉悦はなんなんだろうね?

最初は軽薄なバラエティみたいに進んでいくこの映画も、後半に向かうにつれ
挑戦者にさせることをハンドルネームのみの視聴者が無責任に決めるというNERVEのシステムに切り込んでいく内容になって行く。
みんなも経験ないだろうか?掲示板とかで普段言わない汚い言葉使ったりとか、そんなネットの匿名性を厳しく批判した内容になっていくんだ。

そんな昔ながらの人間の娯楽と、最新のネット社会の匿名性が合わさって最悪のツールとなったNERVEにどう向き合うのか?
ヴィーナスとイワンの行く先はみんなの目で確かめてほしい。

それにしても超世話焼きでいい奴のトム。パソコンとか大好きなオタク気質な人に限って人間性が良いことが多いのに、それと真逆のイメージを与えられるのはなんなんだろうな?

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