デコボココンビが教えるフランス社会の難しさ「フレンチラン」

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フレンチ・ラン(字幕版)
イドリス・エルバ
2017-06-01


フランスであるテロ組織の一員が娘ゾーエに爆弾を持たせ、標的のビルに忍び込ませた。
ゾーエは無人のビルと聞いていたが、人が多くあることに戸惑い爆弾を仕掛けず、街中で途方にくれていた。
そこにスリの天才マイケルが通りかかり、爆弾入りの荷物をスってしまう。
荷物からゾーエのスマホだけ取ると残りを捨てて去ろうとした時爆弾が爆発、4人が死亡する。テロ組織は予定と違うが構わず犯行声明を出す。
フランスで財務大臣の監視任務に当たっていたCIAは監視カメラに偶然テロ現場の姿を捉えており、テロの犯人をアメリカ人のマイケルと考え捜査官のブライヤーが捜査に当たる。
その頃マイケルは自宅にいたが、ブライヤーが捜査しているのに気がつきアパートの屋根から逃げる、ブライヤーも追いかけるが市場で盗んだバイクでマイケルが逃走しようとしたところをブライヤーに逮捕される。
その頃テロ組織は目立ちすぎたゾーエを消しに動いていており、それを察知したゾーエは姿をくらます。
マイケルはCIAの隠れ家でブライヤーの取り調べを受けていたが、ゾーエの携帯の位置からその場所を察知したテロ組織が訪れ、騒ぎの隙にマイケルは逃亡する。
マイケルは知り合いの古物商にかくまってもらうが、古物商はフランス特殊部隊に目をつけられており、マイケルは危機一髪脱出する。
マイケルが外に出るとスナイパーに狙われるがブライヤーが訪れて命を助けられる。
自身のテロ容疑を晴らすためマイケルはブライヤーと組んでゾーエの行方を追うことになる…
デコボココンビの活躍が楽しいバディもの。
かたや正義感溢れるCIAの乱暴エージェント、ブライヤー。
かたや生きるためなら手段は問わないスリの天才、マイケル。
バディものでお互が同じようなことしているとどっちがどっちだかよくわからなくなる事があるけど、
本作はお互いにキャラだけでなく得意分野がはっきりしているからそれぞれに活躍の舞台がはっきりしていて見ていて飽きない。
ブライヤーが武力でズンズン進んで行くところ、マイケルがそのスリスキルで混乱を作って情報収集するとかお互いの得意分野をうまく生かした好チームだ!
職業柄相反する2人だけど意外すぎるシナジーを発揮するのには、どんなスキルにも使い道があるんだなと思い知らされる。
そんなスキルを道徳的ではないというだけだけで排除していくことから停滞が始まるんだろうね!
どんなスキルでも一芸あるやつはどんとこいという曹操スタイルこそ今の時代に必要なのかもしれん。
実際問題フランスも物騒だよな、テロとかあったり。
私たちの感覚だとフランスといえば白人の優雅な国と思いがちだけど、この映画観ると黒人とか中東系とかいろんな人種がいて、必ずしも正規な手続きでいるわけではない事がわかる。
そんな国内の複雑な事情がこの映画から垣間見える。
そんな移民問題の難しさを教えてくれるバディもの、自分のスキルなんて下らないと思っている人にこそ見てほしい。
きっとなにかの役に立つはずだ!
どうでもいいけどマイケルがブライヤーから逃げる時、勝手に自宅に踏み込まれた上、ブライヤーに殴られた住人哀れすぎだろ、映画とはいえ。

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