襲いくる、厨二病の暗い闇!?「ネスト」

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ネスト(字幕版)
ケヴィン・コスナー
2018-10-19


作家のジョンは妻と別れたことを機に長女ルイーザとその弟サムとともに中古の一軒家を買い引っ越してきた。
山奥にある家には広大な裏庭があり、自宅のよく見える場所に大きな塚がひとつあった。
引っ越した直後から妙なことが起こり始める。ピアノから銃弾入りの銃が出て来る、夜裏口が開いていて足跡が家の中まで続いている。そしてルイーザは異常なほど不機嫌になりジョンとロクに口も聞かないどころか、学校でいじめっ子を階段から突き落とした。
ルイーザの奇行は続く、塚に魅入られたようになり夜中家に帰ってきたと思ったら藁人形を手にしていた。ジョンがよく調べるとお腹に玉があり中から蜘蛛が出てきた。
気味の悪い思いをさせる娘の扱いに悩むジョンはインターネットでいろいろ調べるうちに一つの記事にたどり着く。
それはかつてこの家に住んでいた親娘が娘を置いて失踪したというものだった…
娘役のルイーザはパンズラビリンスの女の子なのね、雰囲気違うから全然わからんかった。
パンズラビリンスでもよかったけど今回も名演である。
さて、今回はその娘が奇行に走る姿を描いたホラーですな。
思春期の娘をホラーの対象にするのは思春期特有の奇行(世にそれを厨二病と呼ぶ)とホラーの境目がわかりにくく、普通じゃないぞコレ!?って感じでじわじわくるのがいいんだろうね!
おっさんが奇行に走ったら、その場でおまわりさん呼んでムービーエンドだもんな。
そんな年頃の女の子の扱いに悩むジョンを傍目に、厨二的儀式にハマっていくルイーザ。
そもそも年頃の子供2人抱えてこんなど田舎に来てしまうあたり、ダメな感じが
する。
人間年取ると静けさが欲しくなるし、子供を自然の中で心豊かに育てたいという気持ちもわかる。
でも遊びたい盛りの子供がどうしたいかというところにイマイチ考えが行っていないんじゃなかろうか。
それじゃあうまくいかないよおとっつぁん!
それにこんなにでかい家買ってどうやって自分一人で家事するつもりだったんだよ、せめてルンバくらい買っとけよ!
都会でもっとこじんまりとした新築建てればよかったのに…金持ちなんだし。
歴史があるところは怖いんだよ、見栄えする歴史の表舞台の裏にはおどろおどろしい山程の敗者がいるわけで。
エコロジーとエコノミックでなんでも再利用が喜ばれるこのご時世、中古品を買うことということはその品の歴史を買うということであることを教えてくれる映画である。

話が逸れたが、ホラー映画としてはかなりじわじわくる感じ。のっけから怪物に襲われたりというのではなく、次第におかしくなっているルイーザと巻き込まれるサム、頑張るおとっつぁんジョンの奮闘を丁寧に描いている。
ラストがいささか拍子抜け気味だったのはタメすぎかも、ホラーの正体を小出しにしすぎたため、期待感が大きくなりすぎちゃった感じかな。
怖い怖い厨二病の恐怖を描いた(違う)本作、年頃のお子さんを持つご家庭の教育ビデオとしてオススメだ。
みんなも厨二病で周りを困らせちゃイケナイぞ!

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