神の子が誓う神への復讐
あらすじ
古代ギリシャ、漁師が巻き取った網には棺がかかっており、中には赤ん坊と力尽きた母親が横たわっていた。
漁師は赤ん坊をペルセウスと名付け育てた。
ペルセウスは父とともに漁師として逞しい青年に育ったが、その年海は不漁、父は神々を恨んだ。
神々への恨みは父だけではなかった。
人間達はゼウスの像を破壊したそのとき、悪魔が現れ人間達を殺害し、ペルセウスと家族の乗った船を転覆させる。
1人生き残ったペルセウスは王ケフェウスの兵士として戦っていた。
闘いから帰るとケフェウス王は妻のカシオペアと宴会に耽り神々を冒涜、娘のアンドロメダをアフロディーテより美しいとし、人間こそが神とした。
これに怒った神々は冥界の王ハデスを遣り、カシオペアを殺害、ハデスはアンドロメダを生贄に捧げねばクラーケンを解き放ち国を滅ぼすと宣告する。
ハデスはペルセウスを認めるとゼウスの息子だと語る。
ペルセウスはイオと出会い、ペルセウスが実はゼウスに逆らった人間の王アクリシウスの妃を孕ませてできた子供で、王により海に捨てられたことを知る。
王もその時雷にうたれ大怪我を負ったことを知らされる。
ペルセウスの使命はクラーケンを倒し、神々の暴虐を正すことと告げられ、倒し方を知るためにケフェウス王の軍勢と魔女を探す旅に出る。
旅の途中ペルセウスは隊長のドラコより剣術を教わり、ゼウスより輝く剣とペガサスを与えられるがこれを拒む。
その時冥界でハデスの命をうけたアクリシウスが、一行に襲いかかる。
これをなんとか退けるもアクリシウクの血は大サソリをとなり襲ってきた。
仲間を失いつつも大サソリを倒した一行にさらに大サソリが襲いかかる。
絶体絶命かと思いきや、そこに現れたのはかつて人間と敵対した砂漠の魔術師ジンだった…
レビュー
皆さんは夜空を見上げるのはお好きだろうか?
今頃の寒い時期、 W型の星座が見えるかもしれない。これが有名なカシオペア座。
その近くにはケフェウス座、アンドロメダ座、そしてペルセウス座がある。
今回の作品はこの人たちの神話の映画化だ!
ペルセウスは神の子故に人間の王に忌まれ棺に入れて沈められるんだけど、漁師が見つけた時、箱の中に水が全く入っていないし、水圧で潰れた様子もない。
きっと宇宙仕様の棺だったのだろう、もちろん酸素ボンベも付いていたに違いない。
王のせめてもの情けかな?
そしてギリシャ神話界隈では、いろんなエポックを提供する神ゼウス。
本作でもやりたい放題だ!
アクリシウス王に腹が立ったからといって妃の寝室に忍び込むとかそれただの性犯罪者だからwww
そんなんだから増長しているとか言われるんだよ。
子供が生きていたら生きていたで父親ぶるしなんなんだろうな、この神?
神の子ペルセウスの戦いの旅は人間として、漁師の父を殺した神への復讐という形で始まる。
神の子で天界に招かれてもいい立場なのに人間として生き、神に復讐することを決めた男のピカレスクロマンと言えるかもしれない。
旅の末にペルセウスはクラーケンを倒し父の仇ハデスに復讐することができるのか??
その激闘はみんなの目で見届けてほしい!
大サソリとのバトルはまさにモンスターハンター!大迫力だ。
もうでもいいけどあの大サソリってハデスの呪術的なにかでできていたのではなかったのか…
まさか野生動物だったとは
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