絶対に先の読めないループものの傑作!「プリディスティネーション」

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爆弾魔の捜査官が爆弾処理をしていたが失敗、顔に大火傷を負う。一命はとりとめたものの再建された顔は元の顔とは別人のようだった。
その男は再度任務に就く、分流を生み出せば死刑になると宣告されながら…
ときは1970年、世は爆弾魔のニュースを恐れていた。
バーに常連らしき1人の人物が来る。
バーテンダーが聞けば女性誌の人気ライター”未婚の母”だという。
その人物はジェーンという女性の話を始めた。ジェーンは孤児院で育てられたが、女性らしくするのに違和感を感じていた。
変わったところがあり周りに溶け込めないジェーン、彼女は何をやっても優秀な成績をおさめながらも挫折の多い人生を送っていた。
そんなとき1人の男性と出会い恋に落ちる。交際を続けていたが男は黙って姿を消した。
その後ジェーンは妊娠がわかり帝王切開で出産する。
手術で女性としての機能を失ったこと、未発達ながら男性の機能を持っていたことをつげられ子供のために男性ジョンとして生きようと決める。
しかし子供は何者かに連れ去られる。
ジョンは悲嘆に暮れたが、タイピングを学び、女性誌のライター”未婚の母”となったのだという。
バーテンダーはジョンを裏切り人生を狂わせた男にあったら殺せるか?と尋ね、チャンスをやる見返りにバーテンダーではない他の仕事を継ぐよう言う。
そしてバーテンダーは楽器のような器具を取り出す。
それは時空を歪める機器で、これからジョンを過去に弾くのだと言う…

ループものと言えるか微妙なところあるけどタイムスリップする話。、
ループものといえばこの間のハンガリー映画よろしくひねりが加えてある。

映画はジョンの身の上話を聞く形で淡々と進む。
映画の本筋と外れた雑談みたいに思えるけど、このシーンをよく見ておくことで後半部分の面白さが増し増しになるぞ。
雑談としても面白くなかなかに引き込まれるつくりになっている。
人気ライターだけあってお話し上手ね、この人。
それにしてもこの人の人生壮絶すぎるね、幼少の頃周りに馴染めなかったりケンカに明け暮れたりしていたのには生まれ持って持った男性の機能があったのかもね。
そして学問運動で優秀ながらつまらないケンカでキャリアを断念。
この人の場合生まれの問題があるかもだけど、実際テストでいい点取れるけど社会に出したらうまくいかない人って今多いよね。
そして人生で初の恋愛と失恋、そして出産。
男性への性転換と子供の誘拐という絶望に晒されながらも人気ライターとしてやっていけてるあたり才能のきらめきを感じるね。
ここまで不幸続きだと自殺しないだけでもえらいと思う。

そして突然巡ってきた女性だった時の自分を捨てた男への復讐の機会。
バーテンダーが継がせたい仕事とは?
その意外すぎる結末はみんなの目で確かめて欲しい。
映画としてのウェイトが後半に寄っているからあらすじからでは予想もできない結末が待っていることを約束しよう!

好きだわ、こういう低予算ながら脚本の工夫で魅せてくれる映画。 

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