本当の治療とは?権威の価値は?「アサイラム」

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大学生で精神科志望のエドワードはある精神病棟を探していた。近隣住民の協力でたどり着き、院長のラム博士とあって弟子にしてもらう。
ラム博士に病院案内してもらっている時ピアノを弾いている女性イライザを見かけ見惚れるエドワード。
その後ラム博士と患者達との夕食会に招かれたエドワードはラム博士側近のフィンに酒を継がれるが、飲む寸前にイライザに止められる。
こぼした酒を拭うため、イライザにキッチンに連れていかれたエドワードはすぐに病院から逃げるよう言われるが、理由がわからず受け入れない。
その後エドワード妙な物音に導かれ地下へ行くとそこには監禁された多くの人、話を聞くとラム博士はもともとここの患者で監禁されている人物こそが本当の院長ソルトであるという
病院はラム博士ら乗っ取られ、本来の病院スタッフは全員監禁されていたのだ。
助けを求めに街へ行こうとしたエドワードイライザを誘うが、イライザはソルトの治療の異常性を指摘し、これを断る。エドワードの怪しげな動きはラム博士にも伝わり脱出は失敗する。
ラム博士と病院を巡回中人食い鬼と呼ばれる患者の包帯を交換するよう命じられるエドワード。首を絞められ危機に陥るが、無事にこなし信頼を得る。
その頃地下牢では患者2人が脱獄に成功していた。
そしてエドワードはソルトよりラム博士の患者時代のカルテの場所を聞き取り、ラム博士の過去を知ることになるのだった…

精神病棟モノ、誰が本当のことを言っているのか?その虚実をめぐる探り合いはディカプリオのあの映画が思い出される。
この映画が少し違うのは、精神病患者にとって治療のために1番良いことは何か?そんなエクスキューズが込められているところだ。
今でこそ精神病についてかなりりかいさてており治療法も確立されているが、それこそこの映画の時代なんかはひどかったようだ。
暴れていた患者だって冷水責めにされれば弱り果てて大人しくなりますって。
そんな「正式な」院長が行う権威ある治療は効果がないだけでなく状況を悪化させ、患者だったラムが行なった治療で回復していく様は権威の虚しさを教えてくれる。
私たちが今信じている正しいことも何十年かしたら野蛮な行為とされてしまうかもしれない。
そんなことを考えさせてくれる作品。
 
ラム博士はいう、聞いたこと信じるな、見たことは半分信じろ。
地下牢のソルトはラム博士に病院を乗っ取られたという。イライザはソルト時代は暗黒だったと言う。
精神病患者たちの中で誰が真実を語るのか?そんなライアーゲームも楽しい本作。
みんなも心が疲れてきたらこの映画を見て休憩しよう。 

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