今日の料理はコレ!
たいせつなお客様がきたときのスペシャルメニュー
「ローズガーデンスイートポテトタルト」だ!

皆さんタルトを自作というと、どう思うだろう?
難しくて無理、めんどくさい。
乳児の世話をしながらなんてとてもじゃあるけどできない、となるのでは?
今日はそんな皆さんのお悩みに答えて見せよう。
キーポイントは製造工程の分割細分化。
このタルト、大きく3つの工程に分けられる。
①りんごのコンポート
②タルト生地
③スイートポテト
これらを日持ちするものから時間のある時に作る。
ローズガーデンスイートポテトタルトのレシピ
最初はリンゴのコンポート
1.りんごをカット
タルト用ぶつ切りリンゴカットして鍋に入れる。
レモン汁をかけておくと変色を防げる。
【タルトの添える飾りりんご(上の写真左)を作るなら】
もう一つ鍋を用意して、飾り用のリンゴを8つ切りくらいの大きさで皮付きで鍋に入れる。
2.材料を全部入れてひたすら煮る
砂糖、洋酒、シナモン、バニラエッセンスをかけて、鍋にひたひたになるくらいまで水をいれる。
水気がなくなるまで煮る。
飾り付け用リンゴはシャキッと感を残すのが大切だ。

3.冷めたらタッパーに入れて一度保管する。
冷凍保管ならジャムみたいなものなので、経験上3ヶ月〜半年は保管できる。
忙しいので一度ここでやめて、タルトは別日に作ってもOKだ。
次にタルト生地
1.生地を練る。
小麦粉120g、バター50g、砂糖50g、とき卵1/2くらいをビニール袋入れて混ぜる。
2.生地をねかす。
そのまま冷蔵庫で一時間寝かす。忙しければ丸一日くらい寝かしても大丈夫。
3.生地をタルト台に乗せ、フォークで穴を開ける。
この状態で冷凍すれば、これも長期間保管OK!
次の工程は時間がある時にやろう。
【生地作りのポイント】
一番難しいのは実は生地。
ポイントはきちんと生地を寝かすこと、型にはめるときは丁寧かつ素早く均等の厚さにすることだ。
ゆっくりやっているとバターが溶けてべちゃべちゃになってしまう。





余った生地からクッキーも作れる。
最後にスイートポテト
1.さつまいもの下処理
さつまいも大きめ1本を皮をむいて、乱切りにして10分くらい水に浸す。
2.さつまいもをほぐす
電子レンジで、ふかしいものようにほぐれる程度にあっためる。
3.混ぜてマッシュ
さつまいもがあついうちにバター50g、砂糖40ℊを入れてとかしながら、よくマッシュする。

4.さらに混ぜる
マッシュしたら牛乳50ml、生地に入れたとき卵の残りと、新たに卵1個をとかして入れて混ぜる。
最後にバニラエッセンスを少々加える。

この段階で1日程度なら冷蔵庫で保存できるが、卵が入っているので早めに火を通すこと。
長期保管するなら冷凍庫だが、ポテトは味が落ちるのでオススメしない。
パーツを集めて焼く
1.オーブンを予熱しタルト生地だけ180度で15分程度焼く。
2.タルト生地が焼きあがったら少し冷ましてからスイートポテトをドカンと乗っける。
その上にリンゴのコンポートを乗せる。

3.シナモンを振って、オーブンを予熱し180度で25分程度焼く。
これでタルトは完成!!

切るときは冷めてから切ろう、そうしないと型崩れしてしまうぞ。
盛り付け
お客さん向けなら、さらにローズガーデンを飾り付けしよう。
8つ切りにした飾り付け用のリンゴを薄く切ってばらのように飾り付ける。
言葉にするのは難しいので写真を参考にしてほしい。
キューイを葉っぱに見た立て飾れば見た目もおいしい。
これでローズガーデンスイートポテトタルトの完成だ。
工程を分割できるから、子供が寝た隙とかにちょこちょこ作業しておけば忙しい毎日でもタルトが作れる。
そんな子育て世代にやさしく、お客様にも喜んでいただける一品、みんなにもぜひ試してほしい。